花好き・旅好き80代の北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だったが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり外国は見合わせている。

「三回目のインド旅行」(3)

2014年02月20日 | 海外旅行「南アジアⅠ」インド

≪「デリー」市内観光・午後「アグラ」へ移動≫

日本から入国したインドの首都「デリー」の観光は昨年11月の「インド旅行」に重なったので、今回は写真を中心に簡単にまとめたい。

①「クトゥブ・ミナール」とその周辺の街中

ヒンズー教の王との戦いに勝ったイスラム王「クトゥブ・ディーン・アイバク」が勝利の記念に建てた高さ72.5m、直径14.3mある巨大な塔。着工は1192年。

(街中の写真は走るバスの窓越しに写したので、ボケたりガラスの反射光が映っているがお許し願いたい。女性はほとんど歩いていない。)

  

  

  

②「フマユーン廟」

ムガール帝国第二代皇帝「フマユーン」の妻が、1565年に夫のために建てた廟。赤砂岩に白大理石をはめ込んで造った美しい建物は、後の「タージマハール」に影響を与えた。

 

③「ラージ・ガート」

建国の父、「マハトマ・ガンジー」は、1948年1月30日の夕刻、極右翼のピストルで暗殺された翌日、ヒンズーの作法に従って荼毘に付された場所を記念して建てられた黒大理石の碑が「ラージ・ガート」。私は初めて訪れた。
遺灰はインド各地の川に流されたという。
募金箱が設けてあったが、そのお金は彼がカーストの最底辺「ハリジャン」の解放を望んでいたことから、彼らのために使われているという。
庭園では薔薇が美しく咲いていた。

  

④「レッド・フォート」

第5代ムガール皇帝「シャー・ジャハーン」が1648年に建てた赤砂岩の城。今回も正面では工事が行われていた。

 

「デリー」市内観光後の午後はバスで5時間走り、南南西200kmにある旧都「アグラ」を目指した。
11月にも来た町だったが、夕方6時過ぎに「アグラ」に着くと、日曜日のためかあちこちで結婚式の準備をする集まりに出会った。
白馬が引く飾り付けられた馬車には花婿が乗っていて、これから花嫁を家まで迎えに行く所だそうだ。

泊まるホテルに着いたら、エレベーターから着飾った花嫁と親族が下りて来たのに遭遇した。女性達の正装のサリーはとても華やかに見えた。
実際の祝賀会は、夜の9時頃から始まり、夜中じゅう踊り飲食するそうだ。

コメント (2)
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