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読書日和

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「運命」という言葉 AKB48 岩佐美咲さんのコンサートにて

2015-02-11 18:07:36 | ウェブ日記
今日は2月11日、建国記念の日(紀元節)です
昨年秋に埼玉県に引っ越し、さらに今日は午前中に両親が訪れたため、さすがに明治神宮の紀元祭(国の誕生日を祝うお祭り)に行くのは時間的に無理でした。
※紀元祭は過去何度か行っていて記事にも書いているので、詳細をご覧になる方はこちらをどうぞ。

なので今日は埼玉県深谷市にある「アリオ深谷」というショッピングモールに出掛けてみました。
ここは元々はイトーヨーカ堂で、子供の頃は家族で何度も来たことがあります。
現在はアリオ深谷という総合ショッピングモールになり、イトーヨーカ堂はその中の一部となっています。
今日はここで本屋を見たりカフェで一休みしたりしながら休日の午後を過ごそうと思いました。

イトーヨーカ堂を散策してカフェで一休みしている時、15時から中央広場でAKB48岩佐美咲さんのコンサートが行われるという館内放送がありました。
私は岩佐美咲さんのことは知らず、この館内放送で初めて知りました。
せっかくなので見てみようかなと思い、15時に中央広場に行ってみました。
そこにはかなりの数の人が集まっていて、用意された椅子は満席、その周りに立ち見の人が多数、二階でも多数の人が足を止めて手すり越しに広場を見ているという状態でした。

岩佐美咲さんはソロとしては演歌の歌手としてデビューしているとのことで、黒の地にピンクの桜の柄の着物姿で登場し、最初にソロのデビュー曲を歌っていました
その後はカバー曲として「津軽海峡冬景色」、さらにカバーアルバム「リクエスト・カバーズ」の中から「時の流れに身をまかせ」の二曲を歌っていました。
このカバーアルバムはファンの方から歌ってほしい曲を募集し、その上位12曲を歌って作成したとのことです。
そして最後は発売されている中で最新の曲「鞆の浦(とものうら)慕情」を歌って終了となりました。
調べてみたら1995年1月30日生まれでつい先日成人したばかりのようですが、歌っていた演歌は声量もしっかりしていて歌声も良く、大したものだなと思いました。
熱烈なファンも沢山来ていて、名前の入った団扇やペンライトを持った人を何人も見かけました。
そして歓声と声援が半端ではなく、歌の前や間奏の時に大きな歓声が上がり、「みさきーん!!」と物凄く通った声の声援が上がったりもしていて、間近で見ていた私は「これがアイドルのファンか」と驚かされました(笑)
みさきんというのが岩佐美咲さんの愛称のようです。

コンサートの後は握手会が行われました。
予想以上に歌が良かったので会場でカバーアルバム「リクエスト・カバーズ」を購入したところ、握手券が付いてきました。
なので私も握手会に参加してみました。
アイドル、芸能人、アーティストなど全てを通して握手会に参加するのはこれが初となります。

どうやら一人辺り10秒くらいの時間設定になっているらしく、そのくらいの時間になると係員の人が合図をしていました。
ファンの方は熱心に話されている方が多く、あと10秒くらい長くしてあげれば良いのにと思いましたが、人数も多いしそうもいかないのだろうと思います。
荷物は事前に預けることになっていて、さらに金属探知機でのボディチェックもあるのには少し驚きました。
これは昨年AKB48のメンバーが握手会でのこぎりを持った人に襲撃され、川栄李奈さんと入山杏奈さん、二人を守ろうとした男性スタッフの三人が負傷した事件が影響しているのだと思います。
ただそういうことがあってもファンとの交流の場を持っているのは偉いと思います。

私の番が来て、岩佐美咲さんと握手をしました。
「私は今日初めて岩佐美咲さんのことを知った、ここに来たのも偶然、ぜひ頑張っていってください」と伝えると、「また聴きに来てください」と言っていました。
その直後、「運命だし」とも言っていました。
私はこれを聞いて少し違和感を持ちました。
たぶんファンの方はテンションが上がる場面だと思いますが、私は特にリアクションを取れず、軽く会釈をしてそのまま去りました。
後から考えてみると、私の場合は気軽に「運命」という言葉を使うことに違和感を持つタイプのようです。
たしかに今日アリオ深谷に行ったのは偶然で、その結果岩佐美咲さんのことを知ることになりましたが、「運命」とまで言われると少し戸惑いを感じます。
強いて言えば、私がその場面で使うとしたら「縁」という言葉だろうと思います。
「縁」と「運命」、聞き手としてはだいぶ印象の違う言葉です。

ただつい先日20歳になって成人したばかりの子なので、まだまだこれからだろうと思います。
言葉についても、20代を過ごす中で色々身につけていってくれればと思います。