読書日和

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ノーベル平和賞

2010-12-10 23:39:32 | ウェブ日記
今日はノーベル賞の授賞式が行われました。
今回、世界的に注目されたのがノーベル平和賞です。
中国の民主活動家・劉暁波(りゅうぎょうは)氏が受賞することが決まってから、中国は猛反発。
各国に「授賞式には出席するな」と圧力をかけるなど、強硬な振る舞いを見せてきました。
劉氏は獄中、劉氏の奥さんは事実上の軟禁状態、親族や共に活動してきた仲間たちは中国からの出国を認めてもらえず、誰一人として授賞式には行かせないという中国政府の徹底ぶりがうかがえました。
結局、劉氏も奥さんも親族も、誰も授賞式に出席することは出来ませんでした。
本人も親族も出席しないのは75年ぶりとのことです。

また、中国国内ではノーベル平和賞の授賞式が始まる直前になると、日本のNHKやアメリカのCNNなど、海外のテレビ放送が中断されて突然テレビ画面が真っ暗になってしまったらしいです。
ものすごい徹底ぶりですね…
自由も何もあったものではないと思います。
情報も言論も統制され、政府を批判する者は「国家政権転覆扇動罪」という罪で罪人扱い。。。
恐怖政治だなと思います。

日本なら自由が認められているし、政府を批判して逮捕されることもありません。
批判すると逮捕なんて、独裁以外の何者でもないですし。
中国の一連の対応を見ていて、私は日本に生まれて良かったと思いました。
中国も既に経済大国なのですから、人権や自由についても真摯に考えていってほしいです。