東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

國木田独歩の史跡解説ウォーキング(麻里府・麻郷編)の下見

2021年10月11日 | 歴史探訪他ウォーキング

 10/31に行われる第一回目の国木田独歩に関わる史跡解説ウォーキングの下見に行ってきました。観光協会,遊歩クラブ,役場の方々などとご一緒しました。本番と同じに8:30に旧麻里府小学校跡地をスタートしました。最初の史跡は、旧麻里府小学校跡地前にある住吉神社です。この神社で、独歩は意中の方に求婚したとのこと。そのお話をしながら、この神社の由来や暴れ神輿についてのお話をしました。続いて、麻里府の尾津中に行きました。そして、独歩が家庭教師をしていた石崎家のお話をしました。その後、馬島が見える砂浜、麻里府公民館の独歩歌碑などに行き解説した後、麻郷の戎ヶ下に向かいました。9月上旬の暑さで、歩きながら汗が噴き出てきました。

     独歩に関わる史跡解説ウォーキングの下見に参加された方々


 戎ヶ下に着くと、渡船場跡に行きました。水場側に残っている桟橋跡を見ながら、独歩の短編「少年の悲哀」のお話をしました。少年と遊郭に勤める女性のお話です。水場には実際2軒の遊郭があったので、それを独歩は題材にしたのでしょう。続いて、国道188号線に出て,城山や塩田跡のお話をしました。次に米出を経て麻郷神社に行きました。独歩の時代には惣田山招魂社と呼ばれていました。今でも4月1日に慰霊祭が行われています。

  麻里府から見た馬島   麻郷神社(惣田山招魂社)  独歩仮寓の吉見家跡
  

 次に独歩が仮寓していた吉見家跡に行きました。そして、傍の東家跡にも行き、振り返りながら高塔山の説明もしました。その後は麻郷小学校まで歩きました。到着すると、校長先生が待っておられました。冷たい麦茶、ありがとうございました。麻郷小学校を出ると、延々と旧麻里府小学校跡まで歩きました。ぎりぎりセーフの12時過ぎでした。暑い中、下見に参加された方々お疲れさまでした。本番の国木田独歩に関わる史跡解説ウォーキングではよろしくお願い致します。

   今回歩いた、国木田独歩に関わる史跡解説ウォーキング下見コース

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