東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

白綿(バルバゼンセ)の収穫を開始

2021年10月06日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 栽培していた白綿(バルバゼンセ)が収穫時期を迎えました。以前は和綿も育てていましたが、管理が悪くて混同してしまいそうになりました。そのため、今は繊維がより細く長い洋綿である白綿(バルバゼンセ)だけを栽培しています。まだ未収穫ですが、他の畑に茶綿と緑綿も栽培しています。今回は、白綿だけを収穫しました。綿は稲や麦のように一気に収穫できません。時間をおいて花が咲いて、時間をおいて綿がはじけます。そのため、だらだらと霜が降るまで収穫が続きます。

       ようやく白綿(バルバゼンセ)を収穫する季節が到来


 和綿は日本の気候に合うように長年品種改良がされました。ところが、洋綿であるバルバゼンセは欧州や中東で改良されたからでしょうか、日本の長雨にめっぽう弱いです。早めに収穫しないと雨でカビが生えることがあります。なるべく水分が早く飛ぶように、収穫時に綿をほぐしています。12月になると、さすがに寒さや霜で収穫できません。その頃に、綿を紡いで糸にします。私はそれほど細く紡げないので、自家製タオルにでも織ろうかと思っています。

    白い綿の部分だけを収穫        私の背以上に伸びた綿
 

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