東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

小麦の種まきに備えて畑を耕す(2/2)、小学生に國木田独歩史跡の実地解説

2021年10月31日 | 麦,穀類,雑穀

 午後、麦の種をまく畑を前回に続けて耕しました。前回は大型耕運機のロータリー刃がちびていたため耕運が思うようにできませんでした。そのため、夏にロータリー刃を交換した小型耕運機を畑に持ち込んで耕しました。同じ畑を何度も往復して耕運したため、小麦の種まきの準備が完了しました。
 ところで、耕運作業をしているとにわかに大勢の子供達の声が賑やかに聞こえてきました。午後二時から地元の小学六年生に國木田独歩の史跡案内をすることになっていたのです。耕運機のエンジンを止めて、長靴を履き替えて子供達の方に向かいました。

          耕運機で丁寧に耕し、小麦の種まき準備OK


 高塔公会堂前に小学生六年生が並んでいました。並んだ小学生前に出て自己紹介をしました。実は、数日前に小学校に行って國木田独歩について講義をしました。今回は、実地の史跡を巡る講義です。
 最初に、先ほどまで耕運していた私の畑の隅に子供達を誘導しました。そして、國木田独歩の小説に出てくる高塔山を指さして解説しました。続いて、國木田独歩が仮寓していた吉見家跡に行き、旧道や石碑や家跡などについて解説しました。それが終わると、惣田山招魂社(麻郷神社)に向かいました。そして、独歩と惣田山招魂社,塩田,水場などについて解説しました。その解説が終わると、子供達は小学校に帰って行きました。
 私は畑に戻って畑の仕上げをしました。今回は、畑の耕運や子供達への史跡解説で忙しい午後でした。

    耕運完了、麦の種まきOK     史跡巡りにやって来た小学六年生達
 

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