東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

山口県産ウール100%使用の毛糸布がようやく完成、コットンクラブ

2021年10月25日 | 歴史探訪他ウォーキング

  2週間ぶりのコットンクラブで、私は制作中だった毛糸布をやっと完成しました。残った作業はフリンジ加工だけでしたので、一時間ほどで終わりました。今回制作した毛糸布の疑似亀甲模様は、いろいろな模様を試行錯誤した結果採用した模様です。
 最初、下画像のAのような単純な斜め模様でした。斜めの線が段付きになってしまい、私は気に入りませんでした。Bは菱形模様を二個並べた模様ですがインパクトがありません。A,B共に選択から洩れました。次に、Cの疑似亀甲模様を試してみて今回の模様に決めました。最後にDの斜めチェック模様です。良いかと思いましたが、織るのにとても時間がかかります。来年か再来年の課題にしようと思います。
 羊の毛刈り原毛の洗浄毛糸紡ぎ草木を使った染色織り、と気長な作業です。去年と同様一年で一作品しかできません。なんとも悠長な作品作りです。

    左は各種模様の試し織り、右が今回完成した毛糸布 (高塔公会堂にて)


 フリンジ加工のうち、下部のフリンジは去年と変えました。kさんから教えてもらって、結び目模様にしました。結び目は何段も作れそうでしたが、不器用な私が結ぶと形がいびつになりそうです。そのため、三段だけにとどめました。その下のふりふりは長いままにしようか短く切ろうか考えています。織っている時は、考えることなくひたすら織りました。しかし、フリンジ加工は良く分からないため考えながら結び目を作りました。これで、山口県産ウール100%(田布施農工高校畜産課の羊)を使った毛糸布が一枚完成しました。
 この冬は細い毛糸を紡ぎ、双糸か三重糸を紡いでみようと思います。この双糸を使って、来夏以降にまた山口県産ウールを使った毛糸布を織ってみてもいいかなと思っています。

 上部フリンジの丸細棒    下部フリンジ加工   完成した下部フリンジ
  

コメント
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