東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

柳井市日積の史跡巡りウォーキング(1/2)

2021年10月22日 | 歴史探訪他ウォーキング

 下見の時と同様に、ふれあいどころ437を10:00にスタートしました。上りの山道が比較的多いコースのため、いつもより少ない参加者でした。最初に行ったは、ふれあいどころ437の駐車場脇にある松島詩子碑です。マロニエの木の下に碑があります。松島詩子は、この日積の大里が故郷なのです。子供の頃に大里小学校に通ったそうです。その後、柳井女学校を卒業して学校の先生になったそうです。しかし、歌手への夢を諦めきれず芸能界に入ったとのこと。松島詩子碑を見終わると、猫柄模様が描かれた石ころ群を見て大帯姫八幡宮に向かいました。

         広い大帯姫八幡宮の境内を拝殿に向かう


 大帯姫八幡宮は小高い丘の上にあります。そのため、長い石階段を登らなければなりません。歩幅も合わず登りずらい石階段を、息を弾ませながら登りました。石段を登りきると、すぐ前に大里小学校跡地の碑が立っていました。その昔、日積に住む方々はこの大里小学校に通ったのでしょう。広い山々から登校する子供達は、さぞかし足腰が丈夫だったことでしょう。

 松島詩子のマロニエ碑   猫柄のたくさんの石    長い石階段を登る
  

 広い参道をしばらく歩くと、拝殿が見えてきました。この史跡巡りウォーキングの安全を願ってお祈りをしました。この大帯姫八幡宮は八朔踊りで有名です。私はこのお祭りに来たことはないのですが、由宇からも銭壺山を越えて来る方も少なくなかったそうです。娯楽が少ない時代、各地のお祭りによく出かけたのでしょう。

   大帯姫八幡宮の拝殿に向かう       参道脇の石鳥居を下る
 

 私が住む田布施の方々も、高い千坊山を越えて室積の普賢寺のお祭り行ったと聞きます。昔は、今のようにバスも鉄道もありませんでした。ひたすら歩くしかありませんでした。歩くことが当たり前でした。
 私が幼児の頃、田布施の麻郷から平生の保育園まで歩いて通園していました。小学生の頃になると、バスで平生に買物に行っていました。今は自家用車で買物に行きます。そして、誰でも飛行機に乗って海外へ旅行できる時代となりました。昔と今、隔世の感があります。

        柳井市日積の史跡巡りをしたウォーキングのコース

コメント
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