東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

小学校の放課後学習 久しぶりの成器塾、全員が刺し子完成

2021年10月08日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 コロナ惨禍でしばらく中止していた麻郷小学校 放課後学習の成器塾が再開しました。6月から刺し子キットを使って縫う練習をしてきました。今回、最後の一人が刺し子を完成しました。早く完成した子は、余り布を使って小袋やコースターを作ったり、アップリケを布に縫い付けたりしていました。早く作ったからと遊んでいる子は一人もいませんでした。楽しかったのでしょう。
 来月はテッシュケースか布マスクの製作を予定しています。12月は去年と同じようにクリスマス用フェルト細工をします。1月は調理で、ホットケーキかお汁粉かバスタ料理を考えています。6年生には、卒業記念として動物糸巻きを作ってもらおうかとも思っています。

       8人全員が完成させた刺し子、縫物の練習になったかな。


 刺し子とは言っても、本格的には最初にオリジナル模様をデザインするようです。しかし、裁縫自体が生まれて初めての子供もいますので、刺し子を体験するキットを購入して使いました。あらかじめ、デザインされており、わざわざ運針場所もチャコで描かれています。しかしながら、それでも難しかったのか規則正しく等間隔で縫えない子もいました。まあ、針と糸で刺し子を初体験して良かったのではないかと思います。

  指導員に見守られて    アイロンで平らに     指導員と一緒に
  

 刺し子を縫った後、折り曲げた縁を手回しミシンで縫いました。この手回しミシンに興味を持った子がいました。その子が、他の子の刺し子の縁を縫ってあげていました。何十年も前のレトロで重厚な手回しミシンが心を捉えたのでしょう。個人的にはこの手回しミシンが大好きです。電源は必要ないし、足踏みミシンのように大きくなく。軽いので手で持って移動できます。そのため、キャンプにも持って行けます。足踏みミシンが普及する前のレトロなミシン、今後も使おうと思います。

  レトロな手回しミシンで縁取り       好きな模様の布選び
 

コメント
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