東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

山口県 阿東町の長門峡ほかを散策(2/6)

2017年11月09日 | 歴史探訪他ウォーキング

 榧ヶ淵を過ぎると、それまでの浅い流れが深くそして速くなります。深くなっているのが分かるのは、水の色が濃くなるからです。おそらく深さは3m以上はあるのではないかと思います。その位の深さなら、飛び込んでも頭を打ちそうにありません。遊歩道から見えませんが、魚もいるのではないかと思います。岩の間に潜んでいるため見えないのでしょう。

  紅葉が映える渓谷   水深が深い場所は濃い青    立ち休憩した鈴ヶ茶屋
  

 渓谷の景観を楽しみながらどんどん歩いていると、建物が見えてきました。鈴ヶ茶屋です。休憩できるようにテーブルや椅子が並んでいました。そして、アユでしょうか、水槽内にたくさん泳いでいました。注文すれば食べることができそうです。また、ここには支流が流れ込んでいました。その支流に沿って上の方に山道が続いていました。この山道を通ってお店の資材を運んでいるのではないかと思います。

         鈴ヶ茶屋の前に広がる、おだやかな流れと渓谷


 鈴ヶ茶屋前の渓谷は、広々しており茶屋から渓谷側に降りることができます。岩ばかりの広場になっており、定期的に草を刈り取っているようです。鈴ヶ茶屋を過ぎてしばらく歩くと洞窟のようなトンネルが見えてきました。高島洞門です。言われや、どのようにして掘った洞門なのが記載してあると良いのですが。

    鈴ヶ茶屋を背に歩き続ける       岩肌そのままの高島洞門
 

 高島洞門を過ぎた頃から渓谷がさらに狭くなります。渓谷が狭くなると谷が深くなるため、遊歩道から川に降りることができません。この付近から小さな滝がたくさん現れるようになります。またこの付近の大岩は、大雨の濁流で小石などがしく当たるのでしょう、岩肌が丸くなっています。そして、小滝の音が渓谷をこだまのように響きます。

       渓谷が狭くなり小さな滝も増え、滝の音が渓谷に響く


 深い渓谷を下流に向かってどんどん進んでいると、渓谷を横切る赤い鉄橋が見えてきました。最初この鉄橋を渡って長門峡の終点に着くのかと思っていました。しかし、この鉄橋は別の遊歩道に向うための鉄橋だと分かりました。ただし、その別の遊歩道は土砂崩れか何かで遊歩禁止となっていました。

     渓谷を覆う見事な紅葉          渓谷を渡る赤い鉄橋
 

 鉄橋を渡ることはできますが、その向こう側の遊歩道を歩くことはできません。しかし、鉄橋の中央まで歩いて渓谷を見渡すことができます。真下を流れる川や両サイドの岩肌を間近に見ることができます。なお、人が渡ると橋が少し揺れます。この鉄橋を過ぎると長門峡の終点はもうすぐです。

              長門峡の往復路

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