東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

山口県 阿東町の長門峡ほかを散策(5/6)

2017年11月15日 | 歴史探訪他ウォーキング

 山のcafe Marutaでの休憩が終わると、次の景勝地に行きました。漢陽寺です。徳佐方面にはこれまで行ったことがないので、漢陽寺に行ったのは初めてです。紅葉の時期でしたので、漢陽寺のモミジが燃えるように映えていました。空は真っ青、モミジは真っ赤!一番良いシーズンに来たものだと思いました。モミジで有名なお寺なのでしょう。

     真っ青な空と漢陽寺の門         漢陽寺に植えられたモミジ
 

 漢陽寺の駐車場に車を停めると、お寺の周りに植えられたモミジが見ごろでした。モミジを見ながら門を入りました。この寺は建物や庭がとても良く手入れされていました。近年経営が困難なお寺が少なくありません。これだけ綺麗に手入れするためには相当かかると思います。経営が健全なのではないでしょうか。門徒が多いか多角経営に成功しているに違いありません。

          屋根も綺麗に手入れされている漢陽寺の本堂


 このお寺で一番感心したのは、お寺の内と外を水が流れていることです。裏山の洞穴から出た水が、いくつか分かれた水路を流れているのです。その一部の流れが、庭の池として流されています。流れる水を見ているだけで、気持ちが洗われるような気がします。不思議なのは、勢いのある流れなのに音がしないのです。静かに流れるように設計してあるようです。

     漢陽寺の白砂の庭             白砂の間を水が流れる
 

 一年ほど前に京都に行きました。京都で見た南禅寺の門を小さくしたものが、漢陽寺の門のように思えました。京都の大工が山口県に来て作ったか、同じような設計図を基に建てたのではないかと思います。室町時代に山口県を領国にしていた大内氏時代、京都を模して山口市の街並みが造られました。似ていても不思議ではありません。

  漢陽寺内外の水路      もう一つの白砂の庭     落ち着いた屋内
  

コメント
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