さんちゃんの映画日記 since2005

さんちゃんが見たという映画を斬りまくるブログ
<05年以前を復元!!14年以降旧作は各年に>

66 ユー・ガット・メール (2020.10.14 DVD)

2020-10-16 19:16:57 | 映画日記2020

1998年、トム・ハンクス/メグ・ライアンのハートフルな作品。さんちゃんの好きな映画の1本でもある。

とにかくメグが全編キュートに登場してくる。トムとのやりとりも面白い。まぁ、そこはトムの技が大きいような気もするが、受け止めるメグも見事。全編飽きずに色んな場面が流れてくる。

まぁ、今見ると「え?e-Mail???」とは思うけど。そこが何とも回りくどい分、心に響いてくる。

そして二人の気持ちの変化が見る側の興味をそそると言うか、次の場面への期待感を持たせてくれる。

文句のない1本である。

さんちゃん評価:5点(久しぶりに見たが、それでもイイなぁと思えた)


65 怪しい彼女 (2020.10.10 Amazon Prime Video)

2020-10-11 20:28:14 | 映画日記2020

2014年、韓国映画。

ばぁさまが青春写真館に入って写真を撮ると、若返ると言うファンタジー。ばぁさまの頃にも噂されていた彼女の歌声が若い女性になって十分に発揮してバンドに加入し、バンドの方向性までをも変えてしまうほど活躍し、有名人にまでなっていくと言う。しかし、傷口から出血したことで元に戻ってしまう事を知ってしまう。

現代に生きるのか、元に戻るのか選択を迫られる場面が現れてしまうが、彼女はどうするのか。事情を知ってしまった数人をも巻き込みながら見ている側もドキドキする展開に前のめりになってしまう。

なかなかの秀作。主演の女性も思いっきり美人でないところもなんかいい所をついてるなと思わせる。そして最後のオチもちょっと笑える。良くできた映画だ。

さんちゃん評価:4点(もっとドッキリした仕掛けがあれば満点だったな)


64 SUNNY 永遠の仲間たち (2020.10.09 Amazon Prime)

2020-10-09 20:36:36 | 映画日記2020

2011年、韓国作品。

7人の少女が大人になり、昔を思い出しながら再開を果たすと言う映画。

勿体ないのが、いろいろ詰め込み過ぎで重要な友情の部分がボケてしまっていること。冗長な部分が多いのがその大きな要因だ。笑いをそこまで取らなくていいし、デモと一緒に格闘するシーンなど、飽きさせないためか分からないが、あまり重要とも思えずもっとアッサリ描いてだからこそ強い友情が芽生えたと伝えてくれたら良かったが・・・。

喜怒哀楽すべてが感じられる作品になっていて、映画の醍醐味を魅せてくれている。だからこそ、もう少しスリム化してほしい。残念。

さんちゃん評価:4.5点(そこまで描くなら最後に現れる人のエピソードがあっても良かったなぁ。)


63 ハート・オブ・ウーマン (2020.10.09 Amazon Prime)

2020-10-09 11:49:15 | 映画日記2020

2000年、メル・ギブソン、ヘレン・ハントのラブコメ映画。こんな作品を作ってるからハリウッドはおかしくなったんだろうな。

男性社会から女性社会への変化を面白可笑しく描こうとするのは良く分かるが、女性がフューチャーされる世界って何なんだろうな。そこにメルが演じる役は女性の思い・考えが全て言葉として聞こえてくると言う役で、女性の思いが分からない人はイイものが作れないとする時代になった皮肉を描いている。

メルがこんな役かぁ~と思うくらいちょっと情けない映画になっている。ただ、父親として娘に送る言葉のシーンはちょっとイイ感じで2時間見ていてその辺くらいしか納得いかない。

見ていてどうなのと思う作品になって残念。

さんちゃん評価:2点(まぁ、駄作とまで言わないが、映画としての価値はあまりないなぁ。)


62 国際市場で逢いましょう (2020.10.07 Amazon Prime)

2020-10-08 13:17:24 | 映画日記2020

2014年、韓国作。戦争を背景にしたヒューマンドラマ。

戦時中に家族そろって逃げようとするが、背負った妹とはぐれてしまい、父親が助けに行く前に「これからはお前が家長となって家族を守っていくんだ。」と将来全てを背負った少年が一生をかけて家族を守りぬく姿を描いた作品。別れ際に「生きていたら国際市場のXXXと言うお店で再会しよう!」と言われた。と言うことでタイトルの「逢いましょう」はなんかニュアンスが違うなぁ~と思った。

家族を守るために出稼ぎに行くこと、そこで女性と出会い結婚までこぎつけること、兄弟の進学や結婚のお金を工面しないといけなくなったこと、戦争の最中に生活費を稼ぐための仕事を展開するがいつしか戦場の真ん中になってしまっていたこと、頼りにしていた叔母が亡くなり、国際市場のお店を自分が継ぐことになることなど様々な困難にぶちあたるが、どうにかどれもクリアしていく。そして老人になり振り返った時に、自分の人生はツライものだったんだと、亡き父親をおもいだしつつ涙にくれると言うエンディング。

正に人生を語ったヒューマンなドラマだった。見る側を引き付ける内容が多く散りばめられていた。なかなか良かった。

さんちゃん評価:4点(日本の昭和にも通ずる内容に感銘した)


61 イエスタデイ (2020.09.05 Amazon Prime Video)

2020-09-05 14:07:48 | 映画日記2020

ビートルズにあこがれて売れないミュージシャンが、突然世の中の人がビートルズを知らないことに気づいて、ビートルズの曲を演奏し始めてヒットして有名になるが、良心がとがめるのか売れっ子ミュージシャンとして生きていくことを辞めて、自分自身の元々の人生に戻っていくという、詐欺師を描いているのか、ラブストーリーを展開したいのか、ビートルズを知らない世界に生きてしまった謎を解かないという中途半端な映画。

だから、見てる側に何を伝えたいの?という感じしかしなくて、映画を売るために主眼をビートルズに向けるような作りがあざとい。そんな事だけで映画を売ろうという発想がなさけない。無駄な2時間な気分になった。

でも、途中で登場するジョンがちょっと笑えた。当然、有名人になっていないジョンなので存命しているという感じで主人公と会話をしていた。それくらいかな、楽しめたのは。

世の中の評判ほどのものではないなというのが感想。

 

さんちゃん評価:2点(で、何を伝えたいの?)


60 音量を上げろタコ!なに歌ってるのか全然わかんねぇんだよ!! (2020.06.07 Amazon Prime Video)

2020-06-07 19:00:00 | 映画日記2020

2018年、阿部サダヲ×吉岡里帆と言う異色の組合せの映画の様に感じるが、実際に映画を見てみると結構いいコンビネーションで話が進んでいっているように思える。不思議な感覚になった。

基本的には、デトロイトロックシティのようなロックコメディな話ではあるが、声にコンプレックスを抱えていると言う深いテーマで結ばれた二人の出会いは興味深い出会いのような気がした。

いやぁ、しかし、吉岡里帆がカワイイ。ロックコメディでは座りの悪い女優じゃないかと思ったが、意外や意外、結構面白いカワイイ演技が功を奏して、映画の中で面白可笑しく展開していたような気がした。見てよかったと思える作品に出合ったが、きっと賛否両論だろうな。

さんちゃん評価:3.5点(吉岡里帆もいいなぁ)


59 勝手にふるえてろ (2020.05.29 Amazon Prime Video)

2020-05-29 19:00:00 | 映画日記2020

2017年松岡茉優主演の「脳内恋愛」を楽しむと言う微妙な映画。日本映画界の謎の行動はさんちゃんに何を投げかけているのか。こういう映画がどこまで理解できるのか?それは映画自身が期待感を与えるものから、リアルな感情を表現するだけで、何かを期待させるものではなくなったと言う意味かもしれないな。

個人的には生ぬるい映画だなと言うのが正直なところだが、ここまでの有名な女優を起用するとそういう事になると過激な描写も難しくなり、こういう事になってしまうのだろうか?とはいえ、主人公が悩ましい世代に生き、恋愛対象としたい相手と話をするための行動が新鮮で青臭い。そういった見方が正しいだろうな。

確かに松岡茉優はカワイイな。

さんちゃん評価:3.5点(松岡のかわいさだけの得点かもしれないな・・・)


58 ベン・ハー (2020.05.05 Amazon Prime Video)

2020-05-05 21:00:00 | 映画日記2020

ここではチャールトン・ヘストン版ではなく、2016年公開(日本公開は翌年らしい)のジャック・ヒューストン、モーガン・フリーマンのバージョンを鑑賞。

チャールトンのバージョンはチャールトンと言う偉大な俳優が戦車に載って戦うと言うシーンのインパクトが大きいもので、ただそれだけのような感じがしていたが、今回の作品はそこまで有名ではないが魅力手的な主役への気持ちの入り方が違っていたのか、ストーリー重視に感情移入できた様な気がするし、ストーリー後半を切れの良いものにするためにモーガン・フリーマンの起用も効果的だと感じた。これによってコロシアムでの対決シーンへ違和感なくなだれ込んで楽しむことが出来たような気がする。

チャールトン版を再評価するにはいい機会になりそうだ。

さんちゃん評価:4点(ストーリーをジックリ味わえた気がした)


57 ハウス (2020.05.05 Amazon Prime Video)

2020-05-05 19:00:00 | 映画日記2020

大林監督の言わば初監督映画。それまでは自主映画やCM監督として活躍していたらしいがさすがのさんちゃんにも良くわからない。

しかし、そういう言った背景を十分考慮して評価しないといけないような気がする映画だった。と言うのも若い映画監督に当時ありがちだった無理なチープなシーンが多数見受けられるのだ。良く言えば「時をかける少女」の時間移動中の場面がまさにこの映画の延長線上にあるのだ。個人的には唐突感があってあまり好きではない。

とは言え、女優陣が凄い。池上喜美子、大場久美子、神保美喜、檀ふみ、鰐淵晴子、南田洋子と凄い。とくに池上喜美子の裸のシーンや神保美喜のパンティカンフーなど男性諸君は十二分に楽しませてくれる映像にはなっている。
しかし、それ以外の無茶苦茶なホラーシーンなどを見ると高い評価を下すわけにはいかなかった。かなり厳しい。

さんちゃん評価:3点(さまざまな可能性を秘めたと言うのが正しい評価かも)


56 パンとバスと2度目のハツコイ (2020.04.26 Amazon Prime Video)

2020-04-26 19:00:00 | 映画日記2020

深川麻衣、山下健二郎のふわふわ元同級生ラブストーリー。

ふわふわ感は二人のキャラクターに依るものだとは思うが、深川は元乃木坂46のメンバーで、山下は三代目 J Soul Brothersのメンバーらしいが、キャラクターによる映画のヒットを狙っているようだが、全くそんな感じは受けなかった。演者の本人達なのか製作側の努力なのか分からないが良くできていたような気がする。

ストーリーは淡々と進んでいくが、ラブストーリーとしてイイ感じだし、青春で忘れてきたものと言うか、大切なものは何だったのか言う、懐かしさを覚えるような観点などの映画を見る側が忘れていたものを思い出させてくれるストーリーと言う感じがした。色々な切り口で感じさせてくれる映画なのかもしれないな。

こういうスローなラブストーリーもいいなぁと思える事ができた。

さんちゃん評価:4点(ふわふわもいいが、見せ方次第でチープになるような・・・)


55 ドラゴンゲート 空飛ぶ剣と幻の秘宝 (2020.04.21 Amazon Prime Video)

2020-04-21 19:00:00 | 映画日記2020

久しぶりにジェット・リーのアクション映画が見たいと思った。怪しさ満点の風貌にいつも興味を持たせてくれるが、この映画も外れずに期待感を高めてくれている。アクションを追求するジェット・リーの魅力は十分に発揮できていると思う。

内容は60年に一度と言われる砂嵐が迫る瞬間に宿屋に集結した謎の事情を抱える人々の対立を描きながら中国と言った戦いの歴史を垣間見せてくれるところに何とも言えない面白さがある。
まぁ、結局はタイトルにある剣の使い手と秘宝とは何かとところが映画のポイントではあるが、それよりもアクション映画として楽しめるのが一番だった。

さんちゃん評価:4点


54 ハッピーログイン (2020.04.19 Amazon Prime Video)

2020-04-19 19:00:00 | 映画日記2020

チェ・ジウ主演のラブコメディだが、チェ・ジウの起用は客寄せパンダのように感じてしまって、彼女である必要性は感じなかったし、私が知らないだけかもしれないが、もっと周りに違和感を感じないレベルの俳優陣を並べてほしいと言う感じが伝わってきた。まぁ、頑張っているが、チェ・ジウが逆に生きていないと言う感じだ。

まあ、ストーリーが今時のSNSを介した出会いの世界をベースにしていることも問題なのかもしれないな。なんかピンとこないが、運命の相手を見つけ出すことが出来るかをちょっとだけ面白く描くと言う興味が持てそうな部分にフォーカスしている事が救いだろうが、なにか物足りない。現状の韓国コメディに理解できなくなって来たのかも知れないな。韓流のラブコメは人と人とのかかわりあいで、SNSなんか介入しちゃいけないんだと思った。

さんちゃん評価:3.5点


53 さいはてに ~やさしい香りとまちながら~ (2020.04.16 Amazon Prime Video)

2020-04-16 19:00:00 | 映画日記2020

永作博美と佐々木希共演。田舎町の海岸端で父の帰りを待ちながら喫茶店を経営する女性と、たまたまそばに住む若い女性との交流を描いた作品。

やっぱり予想通り永作の存在感が光輝いていた。美人の佐々木希でさえも足元にも及ばない感じだ。永作ひとりでもこの作品を成り立たせる力がある。そんな感じがした。

永作ファンなら十分に楽しめるし、最後、涙も流せる。見てよかったと思わせる作品だ。


さんちゃん評価:4点(やっぱ、永作がいいんだわさ。大好きだ!)


52 百万円と苦虫女 (2020.04.15 Amazon Prime Video)

2020-04-15 19:00:00 | 映画日記2020

蒼井優主演、不幸な女性を描いているのではあるが、こういう事も起こり得るような、微妙なところをうまく描いた作品になっている。

友人とのルームメイトとの解消でスタートし、残っていた別れた友人の彼氏の居残りから彼女の不幸がスタートしてしまう。彼女は1つのルールを遂行する中で様々な人と出会い、豊かな経験を重ねる一方で、悪い経験値をも重ねていく。

蒼井優の一種独特な雰囲気がこの映画の厚みを演出していると感じた。映画としての魅力を感じながら、彼女の魅力をも感じれるいい感じの作品となっている。

さんちゃん評価:4点(蒼井優が魅力的に感じられたな)