湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

人を読む

2014-03-21 17:59:25 | 湘南ライナーで読む


通勤電車内で、最近読んだ本。
ベストセラー的なものは一冊もなく、あいかわらずヘンなものばかり。ヘンなものといっては著者に失礼だし、僕にとってはどれも楽しく読めた名著だった。
そういえば、いまの職場に採用される際の面接でも「どんな本を読んでいますか?」と聞かれたときに、答えがしどろもどろになってしまったことを思い出した。だって、説明しづらいし、言ってもわかってもらえない(笑)。
文学作品や学術書、ビジネス本も含まれていないけど、このラインナップを見たら、なんとなく僕のこと、理解してもらえそうな気がするんだけど。

スナップバルーン

2014-03-17 21:40:09 | 自分四季報


君は春の客船、冬の港を見てるだけ。

そして、僕らは君にデジカメかケータイをかざし、あちこちでカシャッカシャッ、パシャパシャ、ピピッ、ピカピカ・・・

「クイーンエリザベス3」初めて大桟橋に入港というニュースとポカポカ陽気に誘われて、昼休みに出掛けたのだ。職場から往復30分強は実証済み(笑)。

いやぁ、とにかくスゴイ人出だった。渋滞です。でも、みんなニコニコしてたなぁ。向けるカメラの画角にはとうてい収まらないデカさに圧倒され、さらに世界への旅の壮大さにも憧れ、楽しくなっちゃうんだ、きっと。
船体を撮るより(どうせプロがちゃんと撮ってくれているんだし)そんな見物客の様子を見ている方が、もっと楽しい。ウッドデッキに腰を下ろし、僕は持参したおにぎりを食べながら船が運んでくれた暖かな春を満喫するのだった。

「クイーンエリザベス3」は今夜遅く、また水位が2m下がる夜中の干潮時にベイブリッジをくぐって出て行く。

そのころ、暗い海に向かって誰かがヘッドライトをパッシングするのだろうか。


ビル・・・ですね。


いつか二人で。


なんと向こうに見えるランドマークタワーの高さとQE3の全長はたったの2m差!


巨大船、巨体、大荷物。


みんなカメラなのに、双眼鏡!

幸せじゃん

2014-03-16 21:15:06 | 湘南ベルマーレ


もう勝ち負けよりも、観ていて楽しいから嬉しいのだ。
札幌は人数こそかけてこないが、一人一人の技術が高くて正確に、しかも美しく繋いでくる印象。しかし、それを守るにも人数をかけ、囲い込んでボールを奪うとまた人数をかけ一気に攻め込む湘南の迫力が圧倒していた。相変わらず飛び抜けた選手が存在しないかわりに全員で一つのボールを運んでいく、その一体感が素晴らしい。そして、時折ズバッと縦に鋭く切り込む。それが相手に渡った瞬間、またみんなで囲い込んで奪い返し攻撃に転じる。これが湘南スタイルか。

2-0の80分、2度にわたる大きな怪我から中村選手が復帰。長く聞いていなかったチャントがわき起こり、ピッチの一体感はスタンドに広がり、遂にスタジアムは大きな感動に包まれたのである。
もうJ1とかJ2とか関係ないじゃん。好きなクラブの素晴らしいサッカーを観ることができて、そのストーリーを共有できたら、それ以上、何があるの?って感じだ。すごいぞ、Jリーグ。いろんな問題があるけど、純粋に楽しめれば幸せじゃん。

さて、「恋するフォーチュンクッキー 湘南ベルマーレVer.」が大型ビジョンでお披露目。なんと大門三郎さんまで踊っていた(笑)。永木選手のウィンク、坂本営業本部長の土手と共にウケたシーン。

「いいことありますように。なにがあっても頑張れますように」
大門三郎さんに、湘南カラーの衣装を提供しませんか(笑)。


今日は青空の下、円陣ダッシュ。これまでより鋭い出だしのような気がする。

コラボするコンフィチュール

2014-03-15 22:38:07 | あんな話こんな話


きっかけは、職場の同僚とのいつもの何気ない会話。
彼の弟さんが活動している団体の名前が『一期JAM』。
面白いネーミングだと思った瞬間、妻の実家で義姉が作っている『みっちゃんの手づくりいちごジャム』が思い浮かんだ。そこから一期ジャムブランドのいちごジャムが誕生することに(笑)。

今日は、その打ち合わせに同僚と弟さんがはるばるやってきてくれたのだ。
義姉としても、驚くべき展開だろう。僕たち自信だって驚いている。でも、こんなところから、新しくおもしろいつながりが生まれるのだなぁと実感した日になったのだ。

写真は、キャベツなどを収穫した畑帰りの妻と息子。
おっと、みっちゃんの手づくりいちごジャムは現在はコンビニでは販売されていません。ご注意ください。

複雑なワンコインランチ

2014-03-13 21:41:22 | B食の道


伊勢佐木町『鳳凰楼』の階段を上っていくと「イラッシャイマセー、ドーゾー」とお母さんが愛想よく迎えてくれた。
お父さんは、誰もいない客席で一人テレビを見ている。聞こえてくるのはすべて中国語なので、見ていたのはビデオ(DVD)かもしれない。

3つあるランチの中から「豚肉とニンニクの芽炒め定食」を頼んだ。
かなり脂っこかったものの、大好きなニンニクの芽の歯ごたえもよく白いご飯によく合う味付け。ただ、サラダがあるのでさっぱり。なのに、さすがに少ないなぁ。でも、サラダのお皿にこれもかなり小さいけど焼売がのってるじゃん。ちょっと嬉しい。スープは具だくさん。とろみがあるのに、なぜかアツアツでなかったのが残念。いや、僕が猫舌なのを知っていたのだろう。



食べ終えるころ、実にいいタイミングで食後のコーヒーが出てきたぞ。おっと、これも僕を思い少し冷ましてから持ってきてくれたようだ。
とはいっても、こんなにいろいろ付いてですね、なんと500円ポッキリなんだから文句は言えないよ(笑)。もちろん、お腹もいっぱいになったしね。

外の雨を見ながらコーヒーを飲んでいると、ようやく次の客が階段を上がってきた。
「イラッシャイマセー、ドーゾー」とお母さん。お父さんは、また客席でテレビに夢中だ。そのテーブル以外は全部あいているのに、なぜかお客は僕の隣のテーブルに着いた。そして、おもむろにタバコを吸い出したのである。あぁ・・・

おやおや、なんだかいろんなことがギュッと凝縮された、複雑で不思議なランチタイムだったのだ。

黙々とモグモグと

2014-03-12 20:40:56 | B食の道


仕事がおしてランチタイムが遅くなってしまった。こんなときは・・・

そうだ、
イタリーノ
行こう。

遅ければ遅くなるほど空くはずだから、ちょうどいい。と、スキップ(気分)して着いたのは13時半だ。

空いているどころか、なんと店の前で3人も待っていた!

でも、うまい具合に出てくる客があり、すんなり入店。もちろん相席だけどね。もちろんテーブルが小さいから隣の人とは腕がぶつかるけどね。しかも、脇を通る店員さんも腰のあたりをぶつけていくけどね。ま、それもこの店の味なのだ(笑)。

席数は、カウンターを含め16席ほどか。2~3人の客が出ると一時的に席が空くのだが、とにかく後から後から扉を開けて客が入ってくるから常に満席の印象。少なくとも僕が食べ終わった14時頃までは、この状態が続いていた。僕が出て行くと、入れ替わりに二人が入ってくるところだった。

毎週水曜日のランチは「ポークカツ」だ。おいしい上にこのボリューム。それで550円という破格値なのだから、混雑するのも無理はない。
お客は楽しげに、でも黙々と揚げたてのでかいカツと、山盛りのキャベツと、添え物とは思えない量のパスタをひたすらモグモグするのである。



火曜日はメンチカツ
水曜日はポークカツ

中華そばミートソース和え

2014-03-10 22:39:03 | B食の道


ちょっとやられたなぁ、おっさんはこういうのに弱いのだ。

中華街にある小さな怪しい感じのお店(失礼!)がぎっしり入居している『横濱バザール』という建物。かつては山口美江さんのお店もあったあそこ、関帝廟の前ですね。
その3階にある『ブックカフェ関帝堂書店』の今日のランチ「スパゲティミートソース」(750円)である。

おっさん二人飯のメンバーによると「たぶん中華街じゃ古本屋なんてここだけだと思う。ナポリタンとかあるらしいけど怪しいカンジ(失礼!)なんで入りづらいんだよね」と未開拓のままだという。

たしかに入りづらかったけど、突入した。でも、突入したからこそ、こんなステキな食物にありつけたのである。



まずパスタがラーメンどんぶりに盛られているのがステキ。中華っぽい。かわいい。
ん~、色合いも、旗も、楽しいじゃん。
お箸でですね、グルグル混ぜてみてビックリ。底に目玉焼き(硬め)が隠れていた。ヤッター!嬉しくて、小さくガッツポーズしてしまった。



ゴマやひまわりの種などと、独特の風味で、味もなかなかイケる。
ザーサイはイタリアンだというのでオリーブオイルでも振られているのかと思ったら、ペペロンチーノの味付けだそうだ。
スープはワカメで、大きめの器に注がれ、たっぷりすぎるくらいのボリューム。

そしてそして、デザートがまたすばらしい。
「コーヒーゼリーと、パウンドケーキはゆず風味です」
へ~っと聞き流したけど、ビジュアルが!



イヤ~ん、可愛すぎて食べられな~い。
カップこそ小さいけど、それがかえって可愛らしさを倍増させてるよ。普通においしいし。

もういちいちステキなランチだ。普通の店だったら絶対こうはいかない。中華街というロケーションだったからこそ、次から次へとあふれ出てきたアイデアのような気がする。それを見事にカタチにしてしまった店主はスゴイ人だなぁ。

実を言うと、大好きな魚肉ソーセージの輪切りがパスタの上に盛られているという「ナポリタン」が食べたかったのだが「ここのところ、こっち押しで」とミートソースキャンペーンだそうだ。それでも、ときどきランチに登場するということだから、ちょくちょくチェックしにいかないと!
ランチどきに中華街に行く楽しみがまた増えたのだ。



食事は古書に囲まれて。見渡すと、日本語で書かれた中国に関する本が並んでいる。見てみたいんだけど、なにせ往復に時間がかかってしまうので、料理を待つ間だけのお楽しみだ。