湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

そんなバナナカスタード

2010-05-17 18:30:27 | 湘南夕日食堂


バナナ・オ・レとかバナナのアイスクリームとか、バナナフレーバーが大好きだ。
ただ、バナナそのものが食べたくなることはまずない。
ところが、もう斑点がかなり出ている熟れごろのバナナがテーブルに置かれていて気になる。どうにか片づけなくては!

ネットで『バナナカスタード』というお菓子の作り方を見つけた。卵黄、牛乳、小麦粉、砂糖、バターを煮てカスタードを作り、そこに輪切りのバナナを載せ、後はレンジでチンするだけと簡単。
カスタードってこんなに簡単にできるもんなんだぁと感動しながら鍋をかき混ぜる。アツアツでもおいしいと書いてあったので、さっそく出来立てを一口。でも、味の感動はイマイチ。いや、むしろ何かがチガウ感じ。通常は冷やして食べるもののようなので、冷蔵庫へ入れておくことに。

夕方練習試合から帰ってきた娘に、ココアを振って食べさせる。
「まずくはないけど…」と反応が薄い。
そんなはずは…自分でも食べてみると、確かにうまいとは言えない。そこで、レシピを見直してみたら、なんと牛乳の量を間違えていた。半分しか使ってなかったのだ。カスタードも濃すぎるとおかしな食感で、かえって香りもないんですね(笑)。
ついに、デザートにまで手を出した『湘南夕日食堂』。しかし、記念すべきその第一作目は大失敗に終わったのであった。

厳しい現実

2010-05-16 23:15:19 | 湘南ベルマーレ


ガンバのシュートは何ですか?みんなキーパーの正面を狙って打ってるんですかね。
大学生相手に大人気ない(笑)。
そのうちの平井選手の強烈な一撃にKOされちゃいました。悔しかったろうなぁ、松本選手。でも、悪くなかったんじゃないですかね、全体としては。決して慌てることなく対応。さすが、U21代表(辞退)。大いに期待できます。
それから…中村選手からのサイドチェンジを受けた阿部選手が持ち込んで角度のない所からの見事なシュート。痺れました!
あとは…振り返るのがツラくなるくらいの実力差を見せつけられたゲームだった。やっぱりACLに出場するクラブは次元が違う。同じパス回しでも、こっちは必死、あちらは余裕。こっちは相手の2倍走ってるんじゃないかと思えてくる。70分あたりからは遊ばれていた印象。ん~、厳しい。
順位も(1試合少ないとはいえ)中断期間を前に遂に最下位。やっぱりこれが現実なのか。
でも、このタイミングで中断期間に入るのはかえって良かったと考えることもできる。怪我人も少しは戻ってくるかもしれないし(戻らないか)。電撃的に誰か獲得するとか。
いや、それどころじゃなかった。 “後ろ盾”になってくれている日本振興銀行の木村社長辞任のニュース。こっちも心配だぁ。

上の写真は、円陣のあと野沢選手の儀式の途中までをなぞった松本選手。おぉ、向こうに見えるピッチサイドバナーがロールタイプに進化した!LEDのやつじゃなかったけど、ようやくJ1らしく。


ゲームごとに応援のボルテージも上がっているようで、風向きもあったかもしれないが我が家にもチャントが聞こえてきたらしい。


キングベルも一休みってことで(笑)


美術館の裏側を歩く

2010-05-15 17:42:02 | ぶらぶらミュージアム散歩


チケットを買って美術館へ入るのはふつうだが、今日はチケットもなしに美術館の裏側へ潜入!
国際博物館デーを記念して、平塚市美術館が行った『バックヤードツアー』に参加した。
集合時間の10時になると、年輩の夫婦連れ、おばさま中心に20数名が集まる。おや、息子の同級生のお父さん発見。ん~、やっぱりおじさんの興味も引く“大人の社会科見学”のようだ。

さあ、普段は決して見ることのできない「STAFF ONLY」のドアを開けよう!

まずは、いきなり警備室へ。一見して古そうなシステムが頑張っている。ついこのあいだオープンしたと思っていたら、もう18年にもなるそうだ。

さて、次は搬入スペースへ。ここはシャッターの中に、もう1枚シャッターがある二重構造になっている。虫などの進入を防ぐために、作品を一旦運び込むと外のシャッターを閉める。そして、内側のシャッターとの間で殺虫、防虫、防カビなど“燻蒸”という処置を行なう。その後、初めて内側のシャッターを開けて館内へ運び込む仕組み。なかなか時間がかかるのだ。

収蔵庫に進む途中、上から大きな照明機器がぶら下がっているスペースがある。展覧会用のカタログに掲載する写真を撮影する簡易スタジオだ。

次はいよいよ1000㎡あるという収蔵庫。職員のデスクまわりは節電で寒さや暑さに耐えているそうだが、こちらは常に室温22℃、湿度55%に保たれているという。
さすがに我々は中へは入れないので、金庫のような分厚い扉を開けて眺めるだけ。展示スペースが約700㎡でというから、それよりもよっぽど大きな器に1万数千点の作品が収められている。美術館というと、ついスポットの当たる展覧会をイメージするが、実は作品の保存という大きな役割も担っていることを実感した。

ここで、学芸員の方が白い手袋をすると、掛け軸の入った箱をおごそかに開ける。棒で高い位置に紐を引っかけると、スルスルッと開いた作品は、大磯に暮らした安田靫彦の「稚児文殊」。お宝鑑定団風に楽しませていただく(笑)。

今度は、3m×3m×3mのエレベーターに全員が乗り込んで2階へ。「お客さんがいてもいいかぁ」と学芸員の方が笑いながら大きな扉を開けると、いつもの展示スペースが広がっていた。なるほど、ここから搬入しているんですね。

1時間弱だったが、学芸員の方のウラ話まで聞かせていただき、まさに美術館のバックヤードとそこでの仕事をを知る貴重なひとときになった。
「なにせ初めてのツアーなので段取りがわからなくて…」
いやいや、こういう企画は素晴らしいですね。あんな 企画、こんな企画、そんな企画と、平塚市美術館はなかなかやります。市の事業仕分けがあったとしても、負けないよう応援しますよ(笑)。

写真は、ツアー後にロビーで参加者たちを。セキュリティ上の観点から当然撮影はNGだったため。このあと、萬鐵五郎鳥海青児ら地元にゆかりの画家たちのポストカードのセットをいただいた。

犬犬の仲

2010-05-14 19:00:25 | あんな話こんな話


小学生の時分に犬に噛まれたことがあり、いつか狂犬病が発症するのではないかという恐怖とずっと闘っていた時期がある(笑)。これがトラウマになっているのか、犬が苦手だ。
遠くで見ている分には可愛いと思うし笑顔になるのだが、いざ近づいてくると怯えてしまう。もちろん触るのも相当の勇気がいる。ところが、足にまとわりつかれることがよくあって、そのたびに心臓がバクバク。飼い主さんには「だいじょうぶですよ」といいながら、泣き笑い顔になっている。
ただ、そんな僕のことをみんなはワンちゃんみたいだとか、クマさんに似ている言うのだから不思議。動物の臭いがするのか(笑)。だから、犬も寄ってくるのかなぁ。

思い出鉄道

2010-05-13 21:32:26 | 湘南ライナーで読む


先日、有隣堂本店で『今よみがえる昭和30年代の相模鉄道』(BRCプロ編著 860円+税)を買った。
最後のページに「プチ写真集 一冊一冊が手作りの本です」と記されている、たった28ページA5版の小冊子だ。子供の頃、相鉄線の線路脇で見ていた懐かしい車両の写真が並んでいる。その中に、二俣川あたりを走る4両編成の黄色い電車が見える(写真は白黒だけど)。



ここは、子供のころよく遊んだ場所で、川に落ちて流されたボールをみんなで追っては、よく川面にまで降りていったことを思い出す。足を滑らせて落っこちてしまうと、靴がヘドロだらけになった。
沿線に住み、音を聞き、踏切を渡って小学校へ通っていた僕の少年時代の思い出には、いつも相鉄の電車があった。その手がかりとなるこの本は、お宝である。
プチ写真集のシリーズには、他に『横浜市電』『小田急』『京浜急行』『千葉の鉄道』がある。きっとそれぞれには、たくさんのおじさんたちの思い出も閉じ込まれているはずだ。


いかにも「手づくり」でしょ(笑)

★遂にこれ! スンゴイ企画が!

ウクレレにウキウキ

2010-05-12 21:46:48 | あんな物こんな物


いつ、誰の結婚式?でもらったものだろう。ギフトカタログが出てきた。
好きなものを選んでハガキを投函すると商品を送られてくるというもの。そのハガキの有効期限を見たら、この5月22日だったのだ!
ところが、あわててパラパラやってみたのに、まったく欲しいものが見つからない。だいたい載っている商品の顔つきが古めかしい感じ。もう生産を終了しているものもありそうだ。
これは困った。家族に聞いたら「もうなんでもいいんじゃない?」というので、

ウクレレにした(笑)。

それが今日届いた。
ウクレレは、学生の頃ちょっとコードを覚えてポロポロやった程度。チューニングの仕方も思い出せない。
そこで、夕方楽器屋さんに走って教則本を買った。楽器屋さんには高価なものもズラリ、ヨダレが出てきた。
でも、まずは今日届いたこの2000~3000円のやつで、ある程度弾けるようにならないとね(笑)。それからだ。

ため息男の憂鬱

2010-05-11 18:32:34 | あんな話こんな話


ときどき利用している公共施設の学習室。
その静寂の中、大きなため息が響く。

ハ~ッ!

50代後半に見える男性が部屋を出て、また戻ってくるたびに4~5回つくのである。
「あ~もうやってらんねぇ」的な印象の深いハ~ッだ。
ただ、何やら息を整えているようにも聞こえる。そういえば1時間に2~3回ほど出ていくので、建物の外へ出て煙草でも吸っているのだろう。そして2階への階段を上がってきて息が切れ、その深い息がため息に聞こえるのかもしれない。
とはいえ、その大きなため息の度に周囲の集中も途切れてしまうことは確か。僕などは、その男性が部屋を出ていくだけで、また戻ってきたらあの大きなため息を聞かされるのかよと憂鬱になってしまうほど(笑)。
ハ~ッ
こっちがため息をつきたくなってしまうのだ。

写真は半世紀ほどの歴史に幕を下ろしてしまった「平塚温泉」。営業中に一度入っておきたかった。そして、首まで浸かって気持ちよくハ~ッと言いたかったねぇ(笑)。

トマトのまんまジュース

2010-05-10 22:31:53 | B食の道


子供のころトマトジュースが大嫌いだった。
小さな缶切りのような形の穴あけで2ヶ所穴をあけて飲む、デルモンテやカゴメのトマト缶ジュースだ。ツンとくる青臭さ、ショッパさ、ザラザラした舌触り…。大人はどうしてこんなものを飲めるんだと不思議でならなかった。トマト自体は決して嫌いじゃなかったんだけどね。
それが大人になったら、いつの間にかグビグビ飲めるようになっていたのだ。何の違和感もなく…というより、むしろ好んで飲むほどに。ときどき無性に飲みたくなることさえある(笑)。大人は不思議だと思っていたことを自ら体験したら、不思議はますます不思議になってしまったのである。

今日、買い物中に『井出トマト農園トマトジュース』を発見。藤沢の(というか藤沢と海老名と寒川の境あたりですね)井出さんちで栽培から加工、瓶詰めまでを行う様子が写真で紹介されいた。正真正銘の手作り。330円という価格からも、これはかなり期待できそう。大量生産のトマトジュースなんかより、かなり濃そうじゃん!
さあ、下にドロドロが沈殿しているはずだから、まずはよく振って。カパッと蓋をあけてみよう。おっ、瓶の口に濃いケチャップのようなものが残っている。こ・こいつは、いいぞ。よーし、一気にいこう!
ゴクッ!

え~っ?
なんだこれ、さっぱりしてる!
スーッと喉を通過しちゃったぞ~
ドロドロ、ザラザラしてない!
とってもさわやか~!
ぜんぜんショッパくない!
むしろ、甘い!
この甘さはトマトの甘さだぁ!

期待こそ大きく裏切られたが、コレとってもおいしい。
トマトジュースじゃなく、ホントのトマトのようだ!
これこそが本来のトマトジュースなんじゃないのかと思えてくる。トマトジュースが嫌いな人でも、これならイケルはず。
あっ、でもいわゆるトマトジュースが飲みたい世代、特にたばこを吹かしながらとか二日酔いの朝に飲んでる世代には、物足りないかもしれませんね(笑)。