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子供のころトマトジュースが大嫌いだった。
小さな缶切りのような形の穴あけで2ヶ所穴をあけて飲む、デルモンテやカゴメのトマト缶ジュースだ。ツンとくる青臭さ、ショッパさ、ザラザラした舌触り…。大人はどうしてこんなものを飲めるんだと不思議でならなかった。トマト自体は決して嫌いじゃなかったんだけどね。
それが大人になったら、いつの間にかグビグビ飲めるようになっていたのだ。何の違和感もなく…というより、むしろ好んで飲むほどに。ときどき無性に飲みたくなることさえある(笑)。大人は不思議だと思っていたことを自ら体験したら、不思議はますます不思議になってしまったのである。
今日、買い物中に『井出トマト農園トマトジュース』を発見。藤沢の(というか藤沢と海老名と寒川の境あたりですね)井出さんちで栽培から加工、瓶詰めまでを行う様子が写真で紹介されいた。正真正銘の手作り。330円という価格からも、これはかなり期待できそう。大量生産のトマトジュースなんかより、かなり濃そうじゃん!
さあ、下にドロドロが沈殿しているはずだから、まずはよく振って。カパッと蓋をあけてみよう。おっ、瓶の口に濃いケチャップのようなものが残っている。こ・こいつは、いいぞ。よーし、一気にいこう!
ゴクッ!
…
え~っ?
なんだこれ、さっぱりしてる!
スーッと喉を通過しちゃったぞ~
ドロドロ、ザラザラしてない!
とってもさわやか~!
ぜんぜんショッパくない!
むしろ、甘い!
この甘さはトマトの甘さだぁ!
期待こそ大きく裏切られたが、コレとってもおいしい。
トマトジュースじゃなく、ホントのトマトのようだ!
これこそが本来のトマトジュースなんじゃないのかと思えてくる。トマトジュースが嫌いな人でも、これならイケルはず。
あっ、でもいわゆるトマトジュースが飲みたい世代、特にたばこを吹かしながらとか二日酔いの朝に飲んでる世代には、物足りないかもしれませんね(笑)。
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