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カシャカシャカシャ…
静かな図書館の閲覧室に、スーパーのポリ袋の音が響く。
カシャカシャカシャ…
これが、なかなかやまないのだ。
カシャカシャカシャ…
何かを出し入れしているような気配である。
こっちの集中が途切れてしまう。
これ、一人や二人ではないんですよ。たびたびあちこちから聞こえてくる。なぜ何でもかんでもポリ袋に入れてくるの?と聞いてみたくなるほど、みんなカバンの中に入れているのだ。特に…というか、ほとんどが年輩者ですけどね(笑)。
いや、いいんですよ、巣鴨の商店街でカシャカシャやったって誰も文句は言いません。問題は、ここが静かな図書館だということ。
自分がカシャカシャやるから、他人のカシャカシャは気にならないのかなぁ。それとも、彼らの間ではカシャカシャは鳴っても仕方がないもの、お互い様という暗黙の了解があるのだろうか。誰もが気にしていない風だものね。
スーパーのレジ袋を再利用しているという観点からすれば文句は言いづらいのだが、やっぱり場所ぐらいはわきまえてほしいと思ってしまう。同じ年配者として(笑)。
カシャカシャカシャ…、キュッキュッ…、ポッポッポッポッ……ゴックン、ゴックン…
うわっ、ポットから注いで何かを飲み始めたぞ。
目の前に貼られた赤い大きな文字が見えないのかなぁ(笑)。
『館内での飲食はご遠慮ください』
写真は本文とは無関係です。でも、この方のバッグにもポリ袋が入っているはず。