湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

ちょっと嬉しい話3連発

2010-02-14 20:57:06 | 湘南ベルマーレ


負けても、負けても、喜んでいるなんて、おまえバカじゃない?
そろそろそう言われても仕方がないですね(笑)。
でも、今日も言います。負けたけど、面白かった。しかも、「観客シュウ、ウフフ、観客数1419名です」
さすがに、これだけ入ると盛り上がる。1点差まで詰め寄った最後のシーンはスゴかった。どよめいた。一体になった。ため息のあと、大きな拍手が沸き上がった。
ね、みなさん、楽しかったでしょ。面白かったでしょ。名古屋との選手個々の力の差は歴然なのに、一人一人の頑張りでチャンピオンを追い詰めた。攻守の切り替えが速く迫力あるプレーの応酬。気持ちが入っていたし、間近で見る気迫あふれるプレーに感動した。


「この小田原アリーナを満員にするのが僕の夢」
今日、引退セレモニーでそう言ったのは阿久津選手だ。
寒川のお寿司屋さんのせがれで、よしもと芸人でもある。おまけに『ボレーの虎』の「ミスターX」であり、専門誌では師範もつとめている。長い間フットサル界をあらゆる角度から支えてきた功労者だ。ベルマーレでもFリーグ初年度は正ゴレイロとして“吠え”続けた。
とても残念だが、小田原市長の言葉を借りるまでもなく「どんなところでもやっていける」はずで、今後の活躍を期待しよう。お疲れさまでした。


こちらは、家族から阿久津選手への花。
阿久津選手の長い長い挨拶の間、名古屋のアジウ監督はずっと通訳に耳を傾け続けていた。


いったんアリーナの中央で胴上げが行われた後、そのアジウ監督が阿久津選手をベルマーレサポーターの陣取るエリアに連れて行く。


そして、ここでもう一度やろうと選手たちを呼び寄せる。


粋な計い。実にすばらしい光景だった。アジウ監督と名古屋の選手達にも感謝。
帰宅してこの話を妻にすると、聞きながら泣き出した。




自らもゴールに飛び込んでしまう2点目を決めたボラ選手。






「そのエンブレムに誇りを持」ちキスをするボラ選手!

今日はまだ腰の具合が良くないので自転車ではなく、電車で行くことに。駅に向かう途中、宝町のファミマ(ベルマーレオフィシャルショップの通り)に青いママチャリで乗り付けたボラ選手を目撃した。
アリーナに着いてアンケートに答えてくじを引いたら、大当たり!(今までポスターしか当たったことなかった)。なんと、そのボラ選手のサイン入りTシャツをゲットした。今シーズンも一生懸命通ったご褒美かな。
次節は町田で境川決戦だけど、残念ながら行けません。正確には「かけもちできません」(笑)
一番上の写真は、小田原アリーナ前の広場。箱根の山々がすっかり雪化粧しています。

俺達の湘南Tシャツ

2010-02-13 16:59:49 | あんな人こんな人


『俺達の湘南』
大島渚監督の来ているTシャツの胸には、間違いなくそう書いてある。
現在神奈川新聞に連載中の小山明子さんによる連載『わが人生』に使われていた写真だ。思わず切り抜いておいた(笑)。
なんでも息子さんが県立湘南高校に在学していたころの体育祭でのひとコマだという。決してベルマーレのゲームを観戦しているわけではない(笑)。
それにしても、シンプルだけどなかなか素敵なデザインではないか。一体どんな色だったのだろう。学校側から支給されたものなのか。周囲に同じTシャツを着ている人が写っていないのも気になるなぁ。
ちなみに、連載の主であり大島渚監督の奥様である小山明子さん。実は、妻の実家にわざわざ『みっちゃんの手づくりいちごジャム』を買いに来ていただくとか。もちろん、仕事ではなくプライベートで。いつも車の中で待機されていたので、義母が工場に招き入れたこともあるらしい。すると後日、色紙を届けてくださったとのこと。往年の大女優さんらしいエピソードである。

目指せ合格3連発

2010-02-12 18:50:21 | あんな話こんな話家族編


ピンポーン!
「郵便局です、速達が届いています」

おお、きた、きた。
玄関のドアを開けると、怪訝そうな顔で封筒を見つめる郵便配達人が立っていた。
そりゃそうですよね、まったく同じ封筒が同じ宛先で3通もあったから(笑)。
息子の志望校からの合格通知だった。
今日は、大学入試センター利用試験の合格発表日。その息子はといえば、念のため同じ大学の学科試験を受けに朝からキャンパスに行っている。珍しく「送って」と甘えるので朝クルマを走らせて、さっき帰ってきたばかりだ。
ほどなく息子から電話。もう「迎えに来て」というのだ。ケータイで確認したら合格していて「係の人に聞いたら、それだったら帰ってもいいって言われた」とのこと。


長い坂を上っていくと、小雨のなか息子が降りてくるところだった。
「おめでとう!」
声をかけると、照れながらも晴れ晴れとした笑顔が返ってきた。本当によかった。
道が渋滞していたので、帰りは正門側から迂回して帰宅。
「この道だったら自転車でも通えるじゃん」
ということは、息子は小中高大とすべて徒歩と自転車通学か!
おや、土地勘のある方なら、もうどこの大学なのかお分かりですね。まさかあの時は、ここが息子の母校になろうとは想像だにしていなかった(笑)。しかも、付属から上がった姪の後輩になる。
「自分がやりたい学科がたまたまここだっただけ」というが、その3科に併願しておいたら全部合格だったのだ。
まあ、もともと国公立や早慶レベルを目指していたわけではない。ただ、やりたい学問があってそこへ行くことを自分で決めて、自分で叶えたのだから大いに褒めてあげよう。
もちろん併願や第二志望への受験料は、いいレンズが買えるほどの金額だったけど、志望校に合格したのだからヨシとするよ。
ここのところ息子と娘の受験が重なり激動の日々だったが、ようやく肩の荷が下りた感じ。
「この時期に家にいてもらえて良かった」と妻からも感謝の言葉が。ん~、ちょっとは役に立ったようだ。さあ、いよいよ本腰を入れて、自分が合格を目指さなければ!

Jリーグ通帳は未使用

2010-02-11 19:32:00 | 湘南ベルマーレグッズ


引き出しの整理をしていたら、またまたこんなものが出てきた。
『Jリーグ通帳』である。
しかも、富士銀行。現在は、何銀行になっちゃったんだっけ?
当時は特典すらなかったような気がする。ウチでも、Jリーグバブルに乗って息子名義で作った。作った以降、そのままで現在に至る。“未使用”だから、ある意味貴重か(笑)。二度とこんな商品は出ないだろう。
そういえば富士銀行平塚市店は、四つ角の北西の角、現在の東横インⅠの場所にあった。風格のある近代建築が印象的だったんだよなぁ。

年末に梅屋でお金を払って以来すっかり忘れていた「昇格記念グッズ」。ようやくですか(笑)。もう冷めましたね、カンペキに。


炒めものと和え物

2010-02-10 21:25:51 | 湘南夕日食堂


夜まで女性陣が不在ということで、息子と二人の夕食。
ジックリ腰も快方に向かっているが大事をとって外出を控えたので、ありあわせで調理を。ただ、いつもの昼のように一皿というわけにもいかない。炒め物を2品ならチョチョイのチョイなのだが、1品は煮物とか焼き物にすべきだろう。
例によって料理の本をパラパラやって決定した。

1品目は『肉野菜のオイスターソース炒め』。見た目は、単なる野菜炒め(笑)。でも、実はゴマ油で叩いたニンニクを炒めるところからスタートしている。凝ってるゥ~!
しかも、本のレシピにはなかったキャベツも投入しボリュームアップ。ボリュームアップしたため、調味料の量は、もう適当にやるしかない(笑)。いつものことなんだけどね。
また、水で溶いた片栗粉も投入。よく中華の厨房で、おたまでシャッと入れるアレです。一度やってみたかったんだぁ。なんか、あぁ調理しているんだっていう感じがしてきてゾクゾクしちゃう。
味のほうもなかなかで白飯にもよく合い、あっという間に4人分(+キャベツ)を二人で平らげてしまった。


そして、もう1品が『大根とツナのマヨネーズ和え』。
うす切りした大根が主役。もちろん、スライサーを使用。ツナ缶をマヨネーズで和えて、さらに大根と和える。味は悪くなかったのだが、水にさらす時間が長すぎたようで大根のシャキシャキ感が弱まってしまったのが残念。
おっと、緑色に見えるのは大根の葉っぱです。彩りもよくなりますが、食べてみてハッキリわかったのは、これは真冬の食卓には似つかわしくないものだということ。間違いなく体が冷えますよ(笑)。

ヌルマスク

2010-02-10 14:25:15 | あんな物こんな物


なんと!鼻の「外側」に塗る花粉予防薬が、今シーズン遂に発売された。
『クリスタルヴェール』(発売元エーザイ)である。写真では大きく見えるが、実際はかなり小さい。でも、これで150回分。
鼻腔内に塗るタイプは以前からあった。ただ、なんとなく懐疑的になって使う気になれないでいた。第一、鼻の穴の中に塗る行為自体でムズムズしてきて、くしゃみや鼻水が出そうだからね。
でも、外側だけでいいのなら話は違うぞ。
しかも、主成分は「水溶性陽電荷帯電ポリマー」で「プラスの静電界が発生し、鼻腔内への空中の微粒子の進入を防ぐ」とある。
つまりこれ、実はクスリじゃないらしい(笑)。ということは、エーザイじゃなく、小林製薬的な商品か。いや、小林製薬なら、もっと気の利いたネーミングをしているはず。たとえば
『ハナノソトヌルヴェール』
『イオンデガード』
『ヌレバクシャミデナーイ』
とかね。
先日、外出前にさっそくひと塗りしてみた。指ざわり、鼻ざわり、におい…高いだけあって、なんだか効きそうだ。
と思っていたのに、塗ったのをすっかり忘れて鼻をかんでしまった!
『ハナカムトモトモコモナーイ』

果報は寝て待て

2010-02-09 17:35:00 | あんな話こんな話家族編


ジックリ腰です。
ギックリ腰ではありません。いや、お医者さんによると「立派なギックリ腰」だそうですが(笑)。つまり、一気に発症したか否かだけで、いずれにしてもそうなる要因はちゃんとあったのだということ。
もちろん、一昨年の年末にやって以来ずっと気をつけてはいたのだけれど。重いものを持った記憶といえば、日曜日に折り畳んだ自転車を持って駅構内を歩いたことだけ(時間的余裕がなくて行きだけ輪行したので)。でも、それくらいならいつもやっていることだから問題ないはずだった。
しかし、大変なことを見逃していた。ここのところの急激な体重増だ。腰への負担は相当なものだろう。しかも、完全に運動不足。そうか、なるべくしてなってしまったということなのだ。
夕べは寝返りも打てず、浅い眠りが続いた。それでも、今のところ前回に比べると痛みは7~8割程度。今日はハロワや図書館もパスして安静にしていることに。

ところが、朝っぱらから書留が届いたので玄関先まで出ることになる。
おぉ、息子の第2志望校からの封書だ。表書きには『入学手続き案内』の文字が。叩き起こして開封させると『合格通知』だった。
「そういえば、合格者には郵便が届くって書いてあったよ」
おいおい、またしても親のこころ子知らずか(笑)。
自分で確認したいからと、受験番号すら教えてくれなかったのでヤキモキしていた。すでに、ネット上でも発表になっている時間だというのに。
「でも、発表の日に来ちゃうのかぁ。それじゃあネットで見たり、わざわざ学校まで見に行ったりする意味ないじゃん」
確かに。
でも、まあ一安心だ。おめでとう!
あとはもう1校の発表を待つのみ。ただ、今度の果報は寝て待つわけにはいかない。念のため学科試験にもエントリーしているのだが、その受験日と発表日が重なっているのだから。
果報は受験会場で待てということらしい。

写真は、プチお祝いに『葦』の「ババロアフリュイ」

本日のBGM

2010-02-08 20:15:26 | 湘南ライナーで聴く


湘南ベルマーレフットサルクラブでいえば、野島倫選手。
ビートルズにおけるジョージ・ハリスンのイメージだ(誰もわからない)。
主流じゃないけど、どこか危なっかしいけれど、誰にも真似のできない彼らしさがあって何だかとっても魅力的。そこが好き(笑)。
今日の家事のBGMに選んだのが『cloud nine』(1987年)。大ヒットした『(アガッママイ)セット・オン・ユー』に代表されるように、親しみやすいメロディーが独特の歌声により引きつけられる一枚。ロックというよりポップス寄りとも思える味わいがいい。
プロデュースしたのは、あのELOのジェフ・リン。


これは、そのジェフ・リン自身の『アームチェア・シアター』(1990年)
ジェフ・リンは、ジョージ・ハリスンのアルバムを手がけた後、ビッグ・オーことロイ・オービソン(CMなどで『プリティ・ウーマン』がかかっている)をプロデュースした。


『ミステリー・ガール』(1989年)である。僕の大好きなアルバムだ。
大瀧詠一氏の影響で当時ロイ・オービソンが好きで、ちょうど復活を遂げた時期と相まって次々とCDが発売され買いまくっていた。
ところがこのアルバムがロイ・オービソンの最新作で、最後の作品になってしまう。アルバムの発売を待たず、1988年暮れに突如亡くなったのだ。ほんとに残念。

しかし、ジェフ・リンは僕たちに素晴らしい贈り物を残しておいてくれた。


トラベリング・ウィルベリーズの『ヴォリューム・ワン』である。
『ミステリー・ガール』のライナーノーツによると、ジェフ・リン宅でロイ・オービソンとトム・ペティ(トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ)がミーティング中に、たまたまジョージ・ハリスンがやってくる。そして、食事中にジョージが新曲のレコーディングの話を切り出すと、全員が協力を申し出る。ところが「急な話でスタジオが用意できない。そこでジョージは“ボブのところへ行こう”と言い出し、4人は出かけていった。着くまでロイはボブが誰だか知らなかったそうだが、快く彼らを迎えたのは、ボブ・ディランだった」
そこでレコーディングした『ハンドル・ウィズ・ケア』の出来がよくてアルバムを制作することになったというのだ。
ジェフ・リンが、僕が好きだったアーティストたちを結びつけてくれたというわけ。当然、このアルバムはそれぞれの個性を打ち出しながら、見事なセッションとなっていてお気に入りだ。
写真では全員の正体が明らかなのに、契約の問題で5人とも偽名となっている。内容はもとより、そこがかえって魅力を増している。
ロイ亡き後は4人で『ヴォリューム・スリー』(なぜか2は未発表)を出した。


ちなみに、ビーチボーイズのブライアン・ウィルソンの初のソロアルバム『BRIAN WILSON』でも、ジェフ・リンがプロデュースを行っている。ビーチボーイズが大好きだったので、ここでも結びついていて嬉しかったのを覚えている。

今日は、こうした懐かしい、そして愛すべきアルバムをかけながら、家事に、再就職活動に励んだのである。
ただ、昨日から腰がヤバイことになっています(笑)。

鯵なことやる

2010-02-07 20:07:41 | B食の道


なかなか降り立つことのない小田原駅西口。レコード世代が例えるならB面ですね。
その駅構内に『箱根ベーカリー』というお店がある。湯本ホテルが経営しているらしい。今日はそこで『きんぴら鰺なバーガー』(330円)を購入し、小田原アリーナで食べた。
分厚いパテは「鰺のはんぺん」(成分表示)。さかなハンバーグですね。食べ応えは充分。その下には海苔が敷かれていて、シーフード色をかもし出している。タレはきんぴらの延長か、甘辛くてちょっと濃い目だ。すでにパンが硬くパサパサなのが残念。温めたら、もっとおいしいのだろう。
アリーナでは、ベルバーガー製の『フィッシュ&チップス』と一緒に食べたことは言うまでもない。なかなか素敵な取り合わせ。でも考えてみたら、魚率が高いランチだった。

ボラVSイゴール

2010-02-07 19:44:47 | 湘南ベルマーレ


今日もエキサイティングで、スリリングで目が離せない展開。
でもやっぱり観客数は1000人を超えない。あぁ、もったいない。
惜敗してしまったけど、見ごたえのある内容。観るほうも集中していないと、いいシーンを見逃してしまいそう。これで2000円(前売り1800円)は、安い!(毎回書いている)
勝てないのはそれなりの理由があるのだろうが、湘南も持てる力を十二分に発揮したと思う。心から拍手を送りたい。
立ちはだかったのは、今日もゴレイロのイゴール選手。判断も早いが、至近距離でも片手が、片足が、頭がヒョイと出てくる。もちろん湘南の富金原選手もよかったが、失点シーンなどは経験の差なのか。
それよりもイゴール選手がスゴイのは、リスタートの速さ、的確さ。なにしろスローしたボールもキックしたよう一直線に飛んでいく。速いのでなかなかカットもできない。だから、大阪の攻撃はいきなり相手陣地内から始まる。結局、これにやられてしまった。大阪ではゴレイロが完全に攻撃の一員になっている。強いはずだ。
湘南がゆっくり組み立てながらスキをうかがっていくのとは好対照だ。
でも、大阪にイゴール選手がいるように、湘南にもボラ選手がいるぞ。


唯一の得点は、そのボラ選手の第二PKによるものだった。
さて、いよいよ来週はホーム最終戦。相手は既に優勝を決めている名古屋だ。ぜひ、1000人オーバーで湘南を後押ししようではありませんか!楽しさは保証しますよ!


小田原アリーナのエントランスから真っ白な富士山がちょと見えます。


そのアリーナを南側から見る。丹沢の山並みが迫っている。


「富水」というくらいで、川や水路が多いエリアだ。


小田原アリーナの最寄り駅である富水駅。ここからも富士山がちょっと見える。