湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

The’re back!

2010-02-20 23:58:57 | 湘南ベルマーレ


「監督業は好きですか?」
そんな質問に、反町監督は「×」の札を出した。
「夕べ聞かれていたら△だったと思いますが、今日の試合に出て×になった」
という。
「サッカーはやっているほうが楽しい(笑)」のだそうだ。
これは、今夜市民センターで開催された『第20回平塚YEG新春公開セミナー』での問答。
そして、「今日の試合」というのは『ベルマーレJ1昇格記念We’re back!』のベルマーレOBチーム(We’re back FC.)対 TAKE ACTION FC.のこと。
反町監督は日ごろから「試合になったら選手には何も指示しない。やるのは選手だから」と言っている。「J2の中にはチームを私物化している監督もいる」とも。そんなふうに「こうやれ、ああやれ」と型にはめてしまうやりかたもあるが「それでは監督が代わったときに、チームには何も残らない」からだと。
つまり、「やるのは選手」であることを今日監督が自ら体感、迷わず「×」と答えたというわけだ。
反町選手は前半20分まで選手としてピッチを駆けた。あのからまるような脚の運びが懐かしい。しかも、パス交換のあとシュートまで!



「日ごろ選手たちにいろいろ言ってるから、少しは見せないと(笑)」とも振り返る。「選手には強い自分を見せること」がリーダーとして大切とのこと。


後半に一旦退いたアマラオ選手やエジソン選手が再出場すると、サポーター席から「ソリマチ」コール。すると、ベンチから立ち上がりピッチサイドに向かう。スタンドは大いに盛り上がったが、ベンチコートは脱がずに「監督」のような素振りを見せ、笑いに包まれる。
OB戦は、こうしたパフォーマンスも楽しい。


そして、今日はなにより中田英寿氏が選手として平塚競技場のピッチに立ち、黄緑と青のユニフォームに袖を通すというエポックメイキングな日でもあった。
大神や馬入には何度か現れているが、平塚競技場へは12年ぶりだ。中田選手を迎えた平塚競技場は、あのころとまったく変わっていない(笑)。メンバー表示も、ちゃんとボードのハメコミ式だ。びっくりしたんじゃないかな?
本人も「ロッカールームから出て行くときの景色とか、懐かしくて感慨深いものがあった」とコメントしている。



今日はイベント用に小型ビジョンが“設置”されていたけど(大型は11月)。


後半はベルマーレOBチームとして出場、エジソン選手や公文選手とのパス回しもステキだった。黄緑と青のユニフォーム(当時とは違うが)、めちゃくちゃ似合っていると感じたのは僕だけだろうか。


お互いサポートしあうといういい信頼関係が続くと嬉しいですね。


そして、誰の発案か、主審がOBの上川徹氏!
ほとんど笛を吹く必要もなく(イエローが1枚出たけど)、レフェリーとして現役の間は決して立てなかった平塚競技場を、今日は笑顔で気持ちよさそうに走っていた。なんだか、とてもいい光景だったなあ。


シーズン中にもかかわらず地球の裏側から駆けつけてくれたチャカ(パラシオス)選手、練習中は所在なげだったがゲームではさすがと唸らせた洪明甫選手、昔のように笑いを誘うもシッカリ片手でかきだした小島選手、相変わらずひげの濃い野口選手、ちょっと太目の公文選手、昨シーズン引退したのではと勘違いしてしまうほどの動きだった加藤選手…もう書き出したらキリがない。一つ一つのプレーにスタンドが沸いた。楽しかった。ありがとうございます。


競技場の外では、フランスW杯出場を記念して中田選手、呂比須選手、小島選手、洪選手が植樹した桜が見事に咲いていた。
2週間後にはJリーグ開幕。「昇格記念」は今日で終わりだ。切り替えて行こう!
それにしても、配布された記念のマフラーを全員で掲げたスタンドは圧巻だった。こんな風景が当たり前になるといいなぁ。


永遠に俺達の誇り


そして、他チームで引退した選手までも一緒にセレモニーしてしまう素晴らしさ!

お帰り

2010-02-20 13:00:13 | 湘南ベルマーレ
青いピッチにみんなが帰ってきた!
楽しみましょう。
『ダブルビーフベーコンエッグチーズバーガー』の向こうに、大型ビジョンが!
いや、小型でした。。ケータイのモニタより小さい(笑)。大型の設置は、リーグ終盤の11月(5年リース)だそうです。