湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

最初で最後の東京タワー

2008-12-23 22:13:43 | 思い出日和


誕生日だそうだ、東京タワー50歳。
地デジだ、スカイツリーだと騒がれ出してから、かえって元気になったような気がする。
なんだか嬉しいですねぇ。他人とは思えないし(笑)。
子供のころから、よく絵も画いたなぁ。好きだった。
でも、初めて高い所から東京の街を見下ろした体験は、なぜか霞ヶ関ビル。小学生の時だ。
でも、やっぱりいつかは東京タワーに上ってみたい、ずっとそう思っていた。
そして、その願いを実現させたのは、大学生になってから。自分の夢を、デートの場面で叶えることにした。
ところが、これがまずかった。
展望台も館内もガラガラで、場末の観光地に来ちゃったなあという印象。
彼女、苦笑いである。
思い出すのは展望台からの眺めよりも、水族館のシーンばかりだ。暗闇に四角い水槽がズラリと並んだ迫力や、むせ返るような生臭さ。水族館と名はついていたが、まるで熱帯魚屋さんみたいだった。水槽には、値札がついていたような気もする(笑)。
これが原因ではないだろうが、それからいくらもしないうちに見事にフラれてしまった。
僕にとって東京タワーは、スッパイというより、ニガイというより、魚クサイ思い出なのだ。
写真は2006年に仕事の途中で。

                こんな楽しいムック本も出ています。