「開けたなら開けたって言ってくれなきゃ困るよ」
再開店から約１週間が過ぎた今も、店員さんに苦言を呈するお客がいる。もちろん、笑いながらだけど。
今日は久しぶりに『味の後楽』の二階へ上がって、のんびりと月曜日の確率が高いランチの『かつとじ』（800円）をいただく。
カツ丼（この店ではカツ重）の具をオンザご飯にしないで、単に別のお皿に盛りつけただけのメニュー。しかも、ご覧の通りメインのおかずの割りには、なぜかいつもお皿が小さい。味だってめちゃめちゃ濃くってびっくりするくらいなのに、これがなかなか人気なのだ。『かつとじ』の日は、お客の８割が頼んでいるのではないだろうか。
しばらくはこの人気メニューが週イチ位で楽しめるかと思うと安心は安心なのである。
いやいや、安心してはいけない。お店のおじさん、恐ろしいことを聞いている。
「ねぇねぇ、今年はオタク何日まで？」
お客さんにリサーチを始めていということは、もう店を閉める日の検討段階に入っているのかもしれない。今度閉めたら、また次はいつ開くかわかりませんよ。これは断固阻止しなくては！
今こそ、昭和が大好きな民衆の力を結束し、シュプレヒコールをあげよう！
「カツはとじても店閉じるな！」
