悔しい。7連敗だ。
でも、なぜかドーンとへこんでいかない。むなしくはない。
いや、どちらかというと爽やかなカンジ。
足りないものはきっとたくさんあるのだと思うけれど、ワクワクが散りばめられていた。ゾクゾクが繰り返しやってきた。
若者たちの台頭。
鶴見選手の初出場して、ファーストタッチからシュートまでいった軽快さ。
中町選手が相手アウグスト選手から、テクニックではなくアタマを使ってボールをかっさらう楽しさ。
イキのいい石原選手や永里選手…(出場停止の選手がいたとはいえ)なんだかU-21の様相。
失点の原因はよくないけれど、失点シーンは仕方がない。
特に2点目は、相手の内田選手を誉めるしかないファインゴール。くるりと反転して蹴って、そしてゴール左隅に吸い込まれネットが揺れるまでの間、まるでスローモーションを観ているように美しかった。ごめんなさい、思わず手をたたいてしまったぞ。
美しいものは美しい。サッカーを観る醍醐味は、ここにある。
というわけで、晴れた日に明日への希望が見え、チケット代以上の喜びを手にして、暗くならずに帰路へつけた。
それからクラブハウス問題の署名活動のみなさん、ごくろうさまです。
上の写真/横浜FCのサポーターがぎっしり。横断幕も彼らのため?