湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

雨のち晴れのち雨のち虹

2006-05-20 21:57:29 | 湘南ベルマーレ


なぜ動かずにパスが来るのを待っているのか。
それとも、単に出すほうのパスが緩いだけなのか。
何度同じパターンでボールをかっさわれたことか。
これでは勝てないというのは、今日初めて観に来た人でもハッキリわかったはずだ。
とってもいい天気になったのに、ガックリ。
そしてハーフタイムに突然、娘のバレーボールチームのお母さんから電話が入る。
5時に迎えに行けばいい予定だったのに、「早く終わってしまったので迎えに来てほしい」とのこと。
今日は妻が自分の試合なので、娘は単独行動。僕が迎えに行くしか手立てはないのだ。
しかも、来場者プレゼントで「キリンお茶のチューハイ8本セット」が当たったのに、引き換えは試合終了後だぞ。ガックリ。
その上、わざわざ迎えに行ったのに「早く終わったからチームメイトの家で遊びたい」とヌカす。
一旦その子の家に預けて、夕方もういちど迎えに行くことになってしまった。
そのとき、ラジオからは1-3で敗れたという速報が。
もう、ガックリ。ガックリ、ガックリの大安売りだぁ。急に大雨も降ってきたし。
一旦帰宅し、夕方再び娘を迎えに。
クルマを降りると、どこからか子供たちの声がする。何か叫んでいるのだが、どこから声がしているのかさっぱりわからない。キョロキョロ周りを見渡しても誰もいない。
ふと見上げたら、なんと敷地内の工場(家具屋さん)の屋上に子供たちが並んでいた。
「にじー!」「虹だよー」
みんなが指差すほうを見上げると、大きな虹のたもとの部分が見えた。
そこから、グーッと伸びて暗い雲を突き刺して伸びていくようだ。
僕まで“およばれ”して屋上から、しばし見学。
月並みだけど、降り続く雨はないってことかな。


よく見えませんね。望遠がきかないデジカメしか持っていなかったもので。


水戸ホーリーホックのカピトンは故障も癒えた時崎悠選手。


総合公園やパイロットではバラが見ごろ。てんとう虫やミツバチもたくさん。

今朝の湘南電車

2006-05-20 01:51:51 | あんな話こんな話


左手に赤い傍を掲げ、右手に持った緑の旗を駅員がクルクル回す。
グォン。
ゆっくりとゆっくりと重い巨大な車輌が前進を始めた。
緑の旗を頭上でパッと止めるとほぼ同時に
グワシャコンッ…
全体がわずかに揺れ、連結作業が終了するのである。
いつもと違う時間に駅に着くと、時々こんな連結シーンに遭遇する。
思わず足を止めて見入ってしまう。
なにしろ何百人もが乗っている大きな箱の10両編成。
そこに、前からやってきた5両編成が数十センチ手前で一旦停車し、実に繊細な動きで遂には見事にドッキングさせてしまうのだ。
そして、作業を終えドアを開けて降りてくるのは、あのスマートな制服姿の運転士ではない。
作業服と安全靴にヘルメット姿の職人風。
これがまた、なんともおじさんたちの心を揺さぶるのである。
「おつかれ~」
「ホイッ」
現場では何事もなかったのように通勤客が往来を始め、連結された電車はゆっくりと東京へ向けて走り出していくのであった。