小学生のころ、町内会で出掛けた旅先で食べた『ジンギスカン』。
あの独特の鍋の形と、そこに貼り付けるようにして焼いて食べた肉やキャベツ、そして匂いと煙が忘れられない。
今日は、その時以来の再会。
部署の歓送迎会に、幹事のK君がチョイスしたのがジンギスカンの専門店だったのだ。
ところが、何十年も見ないうちにあの真ん中にあった山の部分が、すっかり平らになっていた!あれ?
お店の人のレクチャーを受けながら、どんどんラム肉を焼いていく。周りの溝の部分では野菜が煮える。あとは、ひたすら食べまくる。焼きまくる。
やっぱり白いご飯が食べたくなる。
白飯もってこーいい!
ウーロン茶、ウーロン茶!
・・・・・・
あれ?セルフですか。
そう、だいたいのことはお客が自主的にやるお店だったのだ。
「空いたお皿は片付けていただけると嬉しいです!」
こうキッパリと言われちゃうと、もうみんな何の違和感もなく自分たちのことは自分たちでやるようになるから面白い。
そして、最後はラーメンで締めた。
あぁ満腹。
鍋の山もなく、キャベツもなく、匂いも煙もなく、あの時のジンギスカンは、すっかり成長していた。お肉もいい具合で臭みもまったくなく、おまけに飽きずにたっぷりいただけた。
ごちそうさまでした。
偉大なるS嬢の後をしっかり継いでくれたニューS嬢さま、ご苦労様でした。感謝の気持ちでイッパイです。
あとを受けるI君、よろしくお願いします。
エアーギターならぬ「エアージンギスカン」
記念撮影中のM博士。いや、Mカメラマン。腰をしっかり落としている。