スタンドから娘の名前をコールする声がアリーナに響いた。
チームメイトや、そのお母さんたちだけではない。すでに試合を終えた他のチームの選手たちも一緒に手を叩き、声を枯らしてくれたのだ。
その応援を、後ろから眺めていて涙があふれそうになってしまった。
今日は小学生バレーボールの県大会出場をかけた大会二日目（1位、2位が出場権獲得）。
決勝まで来たとの知らせが入ったので、早めにお迎えを兼ねて観戦。
ところが、どうもリズムが悪くて、みんなの応援の甲斐もなくライバルチームに競り負けてしまった。
相手も「打倒○○」で作戦を練ってくるので、なかなか簡単には勝てないね。油断していたわけではないだろうけれど。
その相手チームの監督が、とてもクセのある人物。ミスをした選手に「おまえ死ね、今すぐここから消えろ！」と言っていたそうで、隣のベンチには入っていた妻も目を丸くしたという。
そう、いつも選手たちが萎縮しているように見えて可哀想なんだよね、このチーム。
実際、たまたま僕の前に座っていた別のチームのトレーナーを着た男性が
「ほら、○○の方はノビノビやってんだよなぁ」
と、こちらを評していた。チームカラーの違いは、誰の目にも明らかなのだ。
指導法もいろいろあるし、指導される側も十人十色だから合う合わないもあって、その善し悪しは一概には言えないだろう。でも、まあ娘のチームがノビノビと見えるバレーをやっているのは、僕にとっては嬉しい限り（ついサッカーと重ね合わせてしまうなぁ）。
明日は、足柄で県大会だそうだ。クルマ当番ではないが、集合場所へ送るのに7時前に出発。本なんて読んでないで早く寝なければ！（って言わなくても5秒あれば爆睡）
頑張れよ。お父さんもこっちから心で声を枯らして応援しているぞ。
アリーナの隣の結婚式場。今日は仏滅だったので花火も上がらず、ひっそりとしていた。
湘南ベルマーレが秋からメインの練習場として使用する（予定の）グラウンドの現在の様子。芝の種は蒔かれているのか、ここのところよくスプリンクラーが回っている。