goo blog サービス終了のお知らせ 

湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

昭和食堂が佇んでいた

2008-04-09 23:34:02 | 本郷後楽園昼休み散歩


子供たちの学校が始まると、僕のお弁当も復活。外食率は急激に低下する。
今日は、お弁当を食べ終えてからの散チャリ。何の目的もなく、ぶらり飯田橋方面へ。
あの一角は、ほんとうにもう跡形もなくなっていた。民家やお店がギッシリ建っていたことがウソのような更地が、フェンスの向こうに広がっているだけだ。
ため息をつきながら首都高沿いを北方向へ進んでいくと、いきなり味のあるショーケースが道端に現れた。
ビンゴ!
これだから散チャリ、散歩はやめられないのだ。
店構えもいい。枯れ方も美しいぞ。昭和の匂いがプンプンしまくっている。
思わずガッツポーズをしそうになった(笑)。
よーし、次のNO弁当DAYには、自転車を飛ばして来よう。手始めにやっぱりナポリタンだな。
おぉ、なんだこれ~?


ウインナーが乗ってます。やられたぁ。
帰社してネットで調べたら、しょうが焼きオンザご飯という何とも魅力的な『オリエンタルライス』なるメニューも発見。いやいやワクワクしてきたなぁ。
でも、ちょっと心配。いつあの一角のようにならないとも限らない。急がないと。待っていてくれー!

東大に通っています

2008-04-04 00:02:52 | 本郷後楽園昼休み散歩


もう一度、大学に入ることができるとしたら、僕は間違いなく東京大学を選ぶだろう。
もちろん、間違いなく学力的に入れるわけはないんだけど(笑)。
でも、死ぬ気で頑張って入りたくなるほど魅力にあふれているのだ、ここは。
だって、歩いていると次から次へと現れる建物がすべて昭和チックなんですよ。
何をどれだけ学べるかということよりも、どれだけこういう所で過ごせるかが重要になってくる(笑)。
そうなると、たった4年間では足りないなぁ。10年でも20年でもいたくなっちゃいうに違いない。
だいたい敷地がめちゃくちゃ広いのだ。ゆっくり見て回ったら何日もかかってしまうはず。ほんと、どれもこれも頬擦りしたくなるほどステキな建物の博覧会なんですよ。
しかも、外部者が勝手に徘徊しているのに、そしてズカズカと建物の中に入っていっても、誰にも咎められないのだ。今日なんか、生協の食堂(二食)で、『しょうが焼き丼』+『冷奴』をいただいたのに、たったの440円でいいっていうんですよ。間違いじゃないかと思った。


ちなみに、おお我が母校の生協の食堂では、必ず会員証?の提示を求められ、持っていないと割高だったけどね。
というわけで、最近は昼休みだけせっせと東大に通学して、すっかり大学生ヅラしちゃっているおっさんなのだ。











サクラサクサカ

2008-04-02 00:16:19 | 本郷後楽園昼休み散歩


「坂ブーム」なんだそうである。
そういえば書店にも坂関係の本が平積みになっていたりする。先日のニッカンでも特集されていた。
その記事の中に紹介されていた『庚申坂』まで、昼休みに自転車を走らせる。
坂の脇に咲くしだれ桜が満開を迎える頃らしい。
桜の名所ではなく、名所の坂に桜の木があった、というところがポイント(笑)。
桜ファンにとっては、やや物足りない光景かもしれない。でも、坂好きには嬉しい非日常がたっぷり味わえる。
なにしろモノクロな印象の坂に、見事に色がついているのだ。そのせいか、空までやけに青く映る。
いつもなら足下だけを見ながら黙々と上り下りする坂。今日は、誰もがその途中で立ち止まり見上げている。ケータイをかざす。

坂の下の先を丸ノ内線が銀色の車体を輝かせて横切って行った。
桜が散れば、またいつものひっそりとした、色のない坂に戻るのだ。それはそれで、風情があって好きなのだが。


こちらは家の近くの公園で。朝陽を浴びる花びら。


新入社員歓迎会が行なわれた東京ドームホテル42階からの夜景。手前が水道橋駅。ドームホテルにはジュビロ磐田御一行様が宿泊していた模様。

急ぐのは湯島しょう

2008-03-14 00:24:50 | 本郷後楽園昼休み散歩


お弁当を食べ終えてから、湯島まで自転車を飛ばした。
どうしても行かなければならない所があったのだ。
しかし、限られた時間と、そのわけのわからない使命感がいけなかった。
自分ではセーブしていたつもりだったが、ついつい頑張ってしまったようなのだ。
目的地を目前に、久しぶりに「めまい」に襲われた。
すぐに自転車をおりて、ハンドルに体重をあずけながらゆっくり歩く。
「平坦な道なのに何で押して歩いているんだろう」
周りの人の目には、不思議に映ったに違いない。
それでも、あの時以来身に付いた「めまい対処法」で、ひどくならずに済んだ。ただ、気分はすぐれないため、帰りもゆっくり。
上り坂で自転車を押していたら、おばさんに抜かされてしまった(笑)。体が第一だから仕方がない。
そういえば、調子は悪くなかったので最近ストレッチを怠っていたからなぁ。
でも、ゆっくり走ると、懐かしい建物が見えてきたりして。


アップで見てみると、右の柱をアルマジロがよじ登っている?


黒門小学校



ひるにいこえない

2008-03-11 23:48:54 | 本郷後楽園昼休み散歩


先週に引き続き『ひるのいこい』に行こうとオフィスを出る。
まずはパッとランチをとってしまおうと、久しぶりに『ぞんね』に飛び込んだ。急いでいたのでメニューも見ずに「ピラフ」をオーダー。
相変わらずちょっと固めのご飯が昭和チックで、幸せと共に噛みしめる。
食べ終えるころ、なぜか店主が「忘れててごめんなさい」的な仕草でサラダの小皿をテーブルに置いていった。ピラフの横には既にサラダが盛られていたので、たぶん間違いだろう。ただ忙しそうなので、声をかけるのもはばかれる。だからといって残しておくのもどうかと思い、仕方なくいただいた(笑)。
ちょっとタイムロス。
「ごちそうさま」とレジに向かうと「お飲み物を」と店主。
すっかり忘れていた。ランチ時はドリンクがセットだったのだ。
「じゃ・じゃあコーヒーを」
言ってからまた後悔した。運ばれてきたのは熱~いコーヒー。なかなか飲めない。いや、ごくごく飲んじゃったら失礼なくらいおいしいし。
でも、時間が…。
結局、教会に着いたのは12時半を回っていた。
「すっかり遅くなりました」
素敵なパイプオルガンの音色を全身に浴びながら、またしても懺悔する僕であった。


『ぞんね』を検索してみると、こんなアンケートの答えが!どげんかせんといかんぞんね。
ちなみに、さらにサラダとコーヒーがついて850円也!

黄砂?スモッグ?花粉?

2008-03-04 23:14:43 | 本郷後楽園昼休み散歩


「昨日は東京でも黄砂」の新聞記事。
さっそくお昼休みに、文京シビックセンター25階展望フロアに昇ってみた。
ところが、新宿の高層ビル群は、いつもの曇りの日と同じように霞んで見えている。
「黄砂、黄砂…」とつぶやきながら窓際にやってきたおじさんも、拍子抜けの様子。
だいたい黄砂が本当に目視できるのかどうか、僕も知らないんだけどね。ただ、ここに大量の杉花粉が浮遊していることだけは確か(笑)。
それにしても、こうして東京の街を見下ろしてみると、ビルだらけですね。
これだけのビルがあるっていうことは、どれだけ会社があるのだろう。そして、そこで数え切れないほどの人々が働いているのだと思うと、計り知れないパワーを感じる。と同時に、ちょっぴりせつなくなってくるのはなぜかな。
都心に住んでいる人は、夜も、休日も、このビルだらけの中で過ごしているんだよね。
「遠くて大変ですね」なんて、よく言われるけれど、そう考えたらまったく苦になりませんな。ライナー通勤は、間違いなく楽しいし。


昼休み散チャリ再び

2008-02-28 23:58:39 | 本郷後楽園昼休み散歩


「めまい」のリハビリを兼ねて、また昼休みの散チャリを始めた。
だいぶ暖かくなってきたしね。
でも、まだ本調子ではないので、ムリをせず、坂は自転車を降りてゆっくり押してあがっている。じいさんみたいだけど、仕方がない。一旦めまいが来ると、もう大変なんすから~奥さんどーもすいません(林家三平さん風に)。
というわけで、今日も近くの何度も通っている路地を行く。
ところが、ふと見上げると巨大なマンションが迫っていたり、古い木造家屋と近代的なビルが好対照だったり、発見はまだまだいろいろあるものなのだ。
あぁ、休みの日にも、そろそろどこかへ出かけたいなぁ。



おぉ、駅にダンマク! いよいよですねぇ。


ひるのざんげ

2008-02-26 22:42:17 | 本郷後楽園昼休み散歩


昼休みに散チャリ。
弓町本郷教会に『ひるのいこい』の看板が出ていた。
そういえば、しばらくお邪魔していなかったなぁと、自転車を停める。
寒い季節だからということもあるのか、パイプオルガンコンサートの聴衆は、たった十数名。素晴らしい演奏なのに、これだけの人しか聴いていないのは残念と感じる一方で、ちょっとした優越感もあったり。いや、タダなんだから、優越感は失礼か(笑)。
今日の選曲は、でたらめな人生を振り返り悔い改めたくなるような荘厳な響きのものでなく、まさに『ひるのいこい』というタイトルがふさわしい優しいカンジ。
オルガンの音が途切れた時に、併設の幼稚園から聞こえてくる子供たちのはしゃぐ声も心地いい。
前の方の席では、さっきから船を漕いでいる男性の姿も見える。
ステンドグラスから暖かい日差しが差し込む中、目を閉じると僕の所にも船がやってきた。
さあ、漕ぎ出そうとオールを手にすると、おや演奏は終了。
慌てて拍手だ。
少ない聴衆にもかかわらず、笑顔で挨拶してくださった小島弥寧子さん。なんて素敵な人なんだ。ちょっと申し訳ない気分になってきたぞ。
おまけに僕はウトウトしちゃって。あぁ…。
やっぱりここに来ると、懺悔しないわけにはいかないようだなぁ。

目の前に山盛りゴハン

2007-11-26 23:38:54 | 本郷後楽園昼休み散歩


自転車が貸出中だったので、お昼休みは徒歩でぶらり。
文京シビックセンター(区役所)が目に入り、久しぶりに展望フロアに上ってみることにした。
眼下は灰色のビルばかりだが、所々に確認できる公園の色づいた木々で、上空よりプチ紅葉狩りを楽しむ。
そして、ランチは13階の職員食堂で。
なんといっても、列にちょっと並べば食べられるのがメリットだ。アツアツ度や味や器に目をつぶれば(ほとんどか!)、かなりお得。だって、写真のA定食は480円(税込)ですよ、お客さん。
しかも、野菜もバランスよく入っていて、麦が混ざったご飯も嬉しい。
住民税は払ってないけれど、法人税はちゃんと納めているので、わが社の社員食堂として堂々と使いましょう。
目の前にはお茶碗に盛った白いご飯のようなドームが見えている。




いやいやいやいや~祝・アジエル選手契約更新! 幸せの連鎖が始まりそう。

メトロはレトロ

2007-11-20 01:20:00 | 本郷後楽園昼休み散歩


先週に引き続き、またまた東大でランチを。
今日は、その名前にひかれて『銀杏・メトロ』(法文2号館地下)という学食へ突撃。
味わいのある建物の入口を進めば、薄暗さが既にタイムトンネル風。階段はやはり、昭和へつながっていた。
天井の低い地下では靴屋、写真屋、文房具屋、製本屋などが肩を寄せ合っている。もうそれだけで、懐かしさがプンプン漂う。そういえばウチの学校の地下にもあったあったと思い出した。確かその一角でレコードフェア(CD以前の話ですよ)なんてのもやってたんだよなあ。なんだか、その時の匂いまで甦ってきたぞ。
あるんですぬぇ、こんな所が。今の若い東大生も、僕らの頃と変わらない匂いを記憶していくのかと思うと、実に不思議な感じがします。
さて、学食。ここがまた、昭和。一段高くなった座敷まである!
中央食堂に比べて、女子学生の比率が非常に高いのが特徴か。しかも、お一人様がほとんど。ワイワイ盛り上がっている集団がいないところがスマート。さすが東大(ほんとか?)。
現在、北海道フェアを開催中で、なんとかというランチを食べたかったのだが、食券購入時に「いま調理中です」と言われてしまい、頭の中が真っ白に。後ろに続く列を考えるとショーケースまで戻ることもできず、思わず「カツカレー」と言ってしまった。


これがまた、高校時代の学食の味に似ていて、さらに過去へとタイムスリップだ。
いったいどうなっちゃっているんですかね、東大。めちゃめちゃ魅力的だ。
最高学府でありながら、地下には楽しいテーマパークが。
キャッチフレーズは、これでいきましょう。
いま入学の方には、もれなく『三丁目の夕日ランド』4年間パスポートプレゼント実施中!










今日はスケッチをしている方が多かったですね。写真をとっている人も(オレもか)