湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

パイプでつながっていた

2007-05-09 01:00:15 | 本郷後楽園昼休み散歩


教会の前に自転車を停めていると、妙に甲高い音が中から聴こえてきた。
いつものパイプオルガンのようにも思えるが、少し違うような気もする。

昨日今日と忙しい中、昼休みだけでもと気分転換に弓町本郷教会の『ひるのいこい』に出掛けた。
階段をかけ上がり、静かにホールの扉を開けて驚いた。
真ん中で、男性がトランペットを吹いていたのだ。
教会とトランペット。僕の中では、どうも結び付かない…。
ただ、腰をおろし落ち着き耳を澄ませていると、なるほどと思えてきた。
実は音質が似ている!
そして、そのトランペットがなぞる主旋律がより強調され、和音を奏でるパイプオルガンと美しく響き合っているのだ。
グイグイ引き込まれてしまった。
考えてみれば、パイプオルガンも金属製の管に空気を送り込んで、あの独特な音を響かせている。パイプでできているトランペットと似ていて当然なのだ。
このトランペットを含めて、今日もたっぷり演奏を聴かせていただいた。
拍手喝采で幕を閉じるのだが、教会的なお話のような類のものは一切なし。これがまた、実に好印象。『ひるのいこい』は、無宗教でいい加減な僕と教会を結び付けれくれる、唯一の存在でもあると思わずにはいられないのだ(なにが言いたいかというと“パイプ役”だということですね、一応説明しておきますと…)。

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