石川県新生活運動協議会・石川県生活学校連絡会~~~より良い未来へ、暮らしを見直す~~~

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食育「子ども米粉料理実習」~~~野々市生活学校

2018-08-22 10:28:09 | 日記
野々市市 学びのサポーター(公民館事業)として
子どもたちへお菓子作りを行いました。

平成30年8月9日(木)10~12
野々市市富奥公民館 調理室
参加者 こども20名

昨年は「巻きずし」でしたが、今年は「米粉でデザート」を作りました。

①みどりの蒸しパン(小松菜を使って)
②米粉のクレープ(くだものを飾って)

メンバーの江藤万紀子さんを講師にして、
メンバーはテーブル補助(けがをしないように)として入りました。

参加した子どもたちすべてが
切ったり、まぜたり、卵を割ったりなどが体験できるよう配慮しながらすすめます。

できあがった、クレープを皆で食べて
緑の蒸しパンはお土産として持ち帰ります。

クレープにいれる果物には、野々市特産のゴールドキィウイもありました。
酸っぱくないので、子どもたちは喜んで食べました。








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忙しい親に変わって、火を使ったり、包丁をもったりと危険なことを
気長に優しく見守りながら体験できる機会をと、
野々市生活学校メンバーが取り組んでいる食育活動。

米粉料理や地産地消の利用推進もかねています。
子どものころの体験は、大人になっても忘れないことでしょう。

野々市生活学校のみなさん、お疲れ様でした。

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フリマサービスでのトラブルにご注意!

2018-08-20 11:43:25 | 日記
国民生活センター発行の国民生活7月号及び
2018年2月22日公表の記事
「相談急増!フリマサービスでのトラブルにご注意ー個人同士の取引であることを十分に理解しましょう」から

フリマアプリで「甲子園の土」の販売が話題になっています。
「売りたい人と買いたい人がいて、個人間の取引なので勝手でしょう」と・・・

フリマサービスについて問題はないのでしょうか?

2017年2月相談が急増したとのこで、国民生活センターは消費者に向けて注意喚起を行い、
事業者へは、消費者が安全・安心にサービスを利用できるよう「利用者間でのトラブル解決時のサポート」等、
いっそう取り組みを行うよう要望しました。

どんな問題があるのか紹介します

購入者からの相談事例
  ○フリマアプリで購入した商品が偽物だったのに、出品者に返品してもらえず
   アプリ運営事業者に相談したら「当事者間で話し合うように」と言われた
 
  ○フリマアプリでカメラを購入する際、条件として商品受け取り前の出展者評価を求められ
   応じたところ、商品が届かない

出品者からの相談事例
  ○フリマアプリで出品・発送したブランドバックを購入者に偽造品だと言われ、商品代金が支払われない。

  ○フリマアプリで洋服を出品し発送したが、購入者から「商品が届かない」と苦情を受けた


未成年者のフリマサービス利用に関する相談事例
  ○中学生の息子がフリマアプリで酒を購入していた。未成年者が酒を購入できるしくみは問題ではないか。

  ○高校生の息子がフリマアプリで加熱式たばこ機器を購入し使用していた。
   アプリ運営事業者に未成年者対応を求めたい。

取引相手に禁止行為を持ちかけられトラブルに巻き込まれている相談事例
  ○フリマアプリで商品を購入したところ、商品代金を出品者の銀行口座に振り込むように持ちかけられ
   振り込んだが商品が届かない。
  
  ○「簡単に儲かる」と言われて情報商材を購入し、代金の一部はフリマアプリ上で架空の取引をして支払った。



相談事例からみる問題点等
 1、トラブルを当事者間で解決することが困難な場合がある
    当事者間のやりとりがエスカレートした結果、相手から脅迫めいたメッセージが届いたというケースも!

 2、フリマサービス運営事業者がトラブルに介入せず解決が困難な場合がある
    利用規約で「事業者はサービス利用者間のトラブルに原則として介入しない」と定められていることがほとんどで
    事業者の具体的な介入を受けられないケースが少なくない。

 3、未成年者が年齢確認の必要な商品を購入できる
    
 4、相手に禁止行為を持ちかけられ虎bるに巻き込まれている

消費者へのアドバイス
 1、フリマサービスは個人同士の取引であり、トラブル解決は当事者間ではかることが求められている点を
   理解して利用しましょう。

 2、利用規約者で禁止されている行為は絶対に行わないようにしましょう。

 3、未成年者(子ども)がフリマサービスを利用する場合は、家族などで利用方法を十分に話し合いましょう。

 4、当事者間で話し合っても、フリマサービス運営事業者に相談しても交渉が進まない場合は、
   もよりの消費生活センター等に相談しましょう。


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相手がどのような人かわからないのにトラブルが起きないわけがないと思うのだが・・・
フリマサービス運営事業者への信頼感が高いのだろうか。

未成年者が酒やたばこ機器を購入できたり、詐欺の手口に使われたりということがあるのには驚いた。

「自分はやらない」から関係ないではなく、関心をもち情報を集めて対処したい。
不安な場合は、すぐに相談を!!

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ハガキ・メールによる架空請求の相談が急増!~~~マイライフいしかわより

2018-08-17 10:24:58 | 日記
石川県消費生活支援センター発行の、マイライフいしかわNo.250が届きました。
平成29年度は相談件数が増加しています。
その多くが、ハガキ・メールによる架空請求の相談でした。
内容を紹介します。


平成28年度から増え始めた実在する企業をかたるメールによる架空請求に加え
平成29年度は中央省庁や公的機関のような名称をかたるハガキが増えました。(昨年度 3.2倍!)

かたられる名称「消費者センター」「消費生活相談センター」「法務省管理支局訴訟最終告知通達センター」など
       大手通販サイトなど実在する事業者名


相談年代別  メールでは 40=70歳代を中心に男女差はありません
       ハガキでは 50~70歳代の女性の相談が8割以上


消費者庁より

平成30年7月22日消費者政策会議で「架空請求対策パッケージ」が決定されました。

架空請求に関する相談件数は、前年度比2倍以上、約20万件
架空請求の手段は、ハガキが急増
既支払額の平均額は約44万円で、5000万円超のものもある(年度合計 約13億円)


被害発生までの流れ
 ○架空請求事業者から、はがき・メール・SMS等や電話で消費者に連絡

 実例)記載された電話番号に電話すると、弁護士のものとする電話番号を教えられ
    そこに電話すると弁護士と称するものが対応し、示談のための着手金等の名目で金銭の支払いを求められる

 ○支払いは、銀行口座へ入金
       コンビニ 端末操作後レジで支払い・・・仮想通貨購入代金の送金等
            プリペイドカード購入・・・・電話などでカード番号を通知

はがきの特長
 ○タイトル「消費料金に関する訴訟最終告知のお知らせ」「総合消費料金未納分」など
 ○脅かし・・・訴訟開始、強制的に差し押さえ、執行証書を交付など
 ○急がせる・・取り下げ最終期日が迫っている(今日、明日のことが多い)
 ○公的機関に類似した名称・・・「国民訴訟通達センター」など


石川県では(平成30年8月7日付北陸中日新聞記事より)
 加賀市の40代女性がドラックストアでプリペイドカードを買わされた事件が発生!

 女性の携帯に「会員登録の未納料金がある」メールが届いた。
 連絡先に電話すると>、「今日中に支払えば、返金がある」と言われ
 指示通り、市内のドラッグストアで前払いのプリペイドカードで電子マネー30万円分を買い、
 電子マネーの暗証番号を教え、番号が載ったカードは捨てた。
 その後、「日本データ保護協会」を名乗る男から未納金を催促され、
 市内のコンビニ店で同様に計50万円ぶんの電子マネーを購入。
 その後も不審な電話が何度もあり、女性は署に相談し詐欺と分かった。

 ※ドラッグストアを舞台にする被害は県内初めて!

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このような詐欺の特長は、「脅かし」「急がせる」「公的機関や実際の事業者名を名乗る」など一致しています。
不安にさせることで判断を鈍らせることが目的です。

ハガキは50~70歳代女性がターゲットにされているそうです。
周りの方にも知らせてあげてください。

不安に想ったら、すぐ「188」に電話・相談してください。
警察では「#9110」に電話すると専門の相談員が対応してくれます。

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気候変動の影響~~~aff8月号より

2018-08-09 14:56:29 | 日記
aff8月号が届きました。
今月号の特集1は「暑さにまけないー知恵と工夫でうち勝つ」

生産物に対してどのような影響があるのでしょうか?


気候変動による異常競うは、農産物の生育生涯や品質低下などを引き起こし
私たちの生活にも影響を与えかねない状況になっています。



○畑への影響
  高温や強すぎる日差しなどにより、野菜が受粉せず実ができない、
  実ができても成熟しない、形がおかしくなるなどの問題が報告されています。
  また、病害の多発なども報告されています。

○畜産への影響
  乳用牛は厚さに弱く、一般的に夏は乳量、乳成分が減少しますが、
  平年を上回る高温により、さらに乳量、乳成分が減るだけでなく、繁殖率が低下することが報告されています。
  また、高温により、肉用牛や豚の繁殖率、鶏の産卵率にも低下がみられます。

○果樹畑への影響
  年間を通した高温傾向や強いに日射の影響により、ぶどうなどの果物で萌芽が遅れる、
  果実の色付きが悪くなる。日焼けにより果皮が変色するなどの問題が報告されています。
  また、うんしゅうみかんでは浮皮(うきかわ)と呼ばれる現象がおこっているほか、
  栽培に適する温度帯の北上が予測されています。


○水田への影響
  気温によるお米の品質低下などが見られます。
  中でも多発しているのはが白未熟粒や銅割粒。
  出穂から収穫までの間に平均気温が27℃を超えると、
  米粒が細くなったり乳白化する割合が増えます。
  さらに、稲に被害をもたらすミナミアオカメムシの分布域が拡大しています。


気候変動適応策に動き出す 産地の取り組み

北海道  ワイン用ブドウ品種「ピノ・ノワール」の栽培

千葉県  パッションフルーツの栽培技術の確立

山形県  スダチの耐寒性に着目した試験栽培

埼玉県  高温耐性のある水稲品種「彩のきずな」の普及推進

長野県  レタスのとう立ちリスクのマップ化

三重県  亜熱帯果樹「アテモヤ」の栽培技術の確立

京都府  ヒト用霊感素材を応用した家畜用ウエアを開発

鹿児島県 亜熱帯果樹「アボカド」の露地栽培



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昨日、息子が「あれ?牛乳薄くない?」と言ってました。
「牛も夏バテでね~」と答えましたが
みなさんも実感することが多いのではと思います。

地球温暖化防止には「緩和策」と「適応策」があります。
すでに影響がでている農産畜産分野では
コストを抑えた技術や方法の開発が第一の課題となっているそうです。

水産物についても海水の温度上昇による、魚種の変化など問題が出ています。

今年の猛暑は異常気象であると気象庁の発表がありました。
豪雨により、農産畜産物にも大きな被害が出ています。

私たちができる「緩和策」や「適応策」をさらに進めていく必要がありそうです。

いしかわ環境フェアでは、そんな私たちができる行動についても学べますよ。
食と環境は密接につながっているんですね!
これ、石川県生活学校連絡会の今年の重点課題です。「食と環境を考える」

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食品ロス削減の取組状況について~~~消費者庁より

2018-08-09 14:12:06 | 日記
北陸農政局食の特使だより第70号が届きました。
その中から
消費者庁が平成30年7月3日に出した「News Release」について紹介します。


平成29年度地方公共団体における食品ロス削減の取組状況について

○全ての都道府県及び指定都市で取組を実施(29年度 100%/28年度 都道府県 89.4%、指定都市85%)
 市区町村でも、前年度から増加し、約4割が実施!(29年度 43.9%/28年度 18.9%)


○取組内容
  「住民、消費者への啓発」が最も多い

  都道府県 「飲食店での啓発促進」「子どもへの啓発・教育」
  指定都市 「食品ロスの実態把握」「飲食店での啓発促進」
  市区町村 「子どもへの啓発・教育」「災害用備蓄食料の有効活用」

 の順に多い


○民間の取組事例の紹介

 フードロスチャレンジプロジェクト=生活者、企業、行政、生産者、NPO、学識、等々が
                  いっしょになって考え、アクションをつくりだしていこう!

 啓発資料を作りました。
   食品ロス削減に向け、食品を購入する場面での「買い方を変える」取組


  はじめよう ひろめよう 「つれてって!習慣」を推奨 
    店舗での買い方  
             「賞味期限の近いものから順番につれてって」
             「無駄なく使いきれるように食べられる量をつれてって」
             「家にあるものを思いだしながらつれてって」

    
    事業者のみなさんへ 
              賞味期限の近いものが一目でわかる売り場づくり
              賞味期限の近いものを組み合わせたレシピや引き立てる調味料を提案
              お客様がロス削減に協力したくなり、廃棄を減らせる仕組みづくり


  「未来のために新習慣を、みんなで。」
  
  ※キャラクターは「つれてってくん」食品ロス削減に関して、食品の願いを体現するキャラクター
    涙目であなたを見上げて誘っています。

    


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黄色いフォルムで涙目。両手をあげてつれてってと懇願しています。

消費者庁も進めている行動のひとつですが、
石川県生活学校連絡会の昨年度の意識調査では、
スーパーでは手前からとるについての実践度が低く。もっと啓発する必要があると判断しました。
今年度はさらに実践しやくするにはどうしたらよいか尋ねています。

「つれてって!習慣」とてもおもしろい活動ですね!
言葉をかえるだけで、楽しくなります。
いろんな人たちが一緒になって考えた結果なんですね。

取組は進んでいることがわかりました。
30の自治体の取組事例も紹介しているそうです。
興味のある方はのぞいてみてはいかがでしょうか。

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