2024年版 くらしの豆知識 特集デジタル社会を生きるより
デジタル遺品のトラブルに備える
パソコンやスマホなしでは生きられないという人ほど、
亡くなったときに遺族がデジタル遺品のトラブルに巻き込まれてしまうおそれがあります。
たった1分でできるデジタル終活で、万一に備えましょう!
デジタル遺品とは?
デジタル遺品とは、「パソコンやスマホ等のデジタル機器に保存されたデータやインターネットサービスのアカウント等」をいいます。
スマホ内に保存された写真やSNSのアカウント等をイメージするとわかりやすいでしょう
「スマホが開かない!」
一番困るのはスマホが開かない(ロックを解除できない)場合です。
自分のスマホのパスワード(パスコード)を共有しているケースは希でしょう。
しかし、もしものときにスマホが開かなければ、
葬儀のために友人・知人に連絡しようにも、連絡先すら見る事ができません。
また、遺影となる良い写真を探すことさえ困難な場合があります。
さらに厄介なことに、一部のスマホには、パスワードを複数回間違えると
スマホ内のデータを強制的に初期化(消去)する機能が備わっており、
慌てて何度も入力してしまうとスマホ内のデータが全て消去されてしまうおそれがあります。
なお、ロックの解除を専門家に依頼することもできますが、高額な費用がかかる場合があります。
デジタル終活を始めよう!
デジタル遺品のトラブル対策として、真っ先にすべきことは、
家族への(特にスマホの)パスワードの共有です。
パスワードさえ分かれば、パソコンやスマホを開くことができ、遺族によるデジタル遺品の把握等が容易となります。
一方で、緊急時ならまだしも、生前からパスワードを知られたくないという人も多いでしょう。
そのような場合は、名刺の裏や名刺サイズの紙に、パスワード等の必要情報を記入しておき
自身の財布や通帳等に挟んでおくと良いでしょう。
ひとり暮しであれば、冷蔵庫の扉に貼っておくという手段も考えられます。
これにより、万一の際に、パスワード等の必要な情報を、残された家族に対して伝える手段を持つことができます。
デジタル終活の進め方
① 適当な紙(名刺サイズ等)を用意する
② パソコンやスマホのパスワードを書く
スマホのパスワード(パスコード)については、そのまま数字を書かず、
家族にだけ分かる合い言葉とするのもよいでしょう。 例「パートナーの誕生日」など
③ 取引しているネット金融機関名を書く
残高や講座番号等は不要です。会社名だけを記載しましょう
④ パソコンやスマホ似関する死後の希望
見てほしくないものを直接「見ないでほしい」と記載するよりも、
確認してほしいところだけ言及し、その他はみないでほしいなどと記載するとよいでしょう。
例)
パソコンのパスワード
〇〇〇〇
スマホのパスワード
〇〇〇〇
ネット金融機関
〇〇、〇〇、〇〇
パソコンについては、ドキュメント内の「〇〇」というフォルダのデータは〇〇に渡してください。
それ以外のデータは、中身を確認することなく処分してください。
*******************************
多くの方がスマホやパソコンを使う時代。
デジタル遺品の問題は誰にでも当てはまるものです。
亡くなった後もサブスク契約は解約しない限り継続されます。
そのためにも家族の方に知っておいてもらう必要があります。
元気でまだまだとお考えの方も、
紙ベースで残しておくことは重要です!
デジタル社会を生きる私たちができる終活の一つです🖕
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デジタル遺品のトラブルに備える
パソコンやスマホなしでは生きられないという人ほど、
亡くなったときに遺族がデジタル遺品のトラブルに巻き込まれてしまうおそれがあります。
たった1分でできるデジタル終活で、万一に備えましょう!
デジタル遺品とは?
デジタル遺品とは、「パソコンやスマホ等のデジタル機器に保存されたデータやインターネットサービスのアカウント等」をいいます。
スマホ内に保存された写真やSNSのアカウント等をイメージするとわかりやすいでしょう
「スマホが開かない!」
一番困るのはスマホが開かない(ロックを解除できない)場合です。
自分のスマホのパスワード(パスコード)を共有しているケースは希でしょう。
しかし、もしものときにスマホが開かなければ、
葬儀のために友人・知人に連絡しようにも、連絡先すら見る事ができません。
また、遺影となる良い写真を探すことさえ困難な場合があります。
さらに厄介なことに、一部のスマホには、パスワードを複数回間違えると
スマホ内のデータを強制的に初期化(消去)する機能が備わっており、
慌てて何度も入力してしまうとスマホ内のデータが全て消去されてしまうおそれがあります。
なお、ロックの解除を専門家に依頼することもできますが、高額な費用がかかる場合があります。
デジタル終活を始めよう!
デジタル遺品のトラブル対策として、真っ先にすべきことは、
家族への(特にスマホの)パスワードの共有です。
パスワードさえ分かれば、パソコンやスマホを開くことができ、遺族によるデジタル遺品の把握等が容易となります。
一方で、緊急時ならまだしも、生前からパスワードを知られたくないという人も多いでしょう。
そのような場合は、名刺の裏や名刺サイズの紙に、パスワード等の必要情報を記入しておき
自身の財布や通帳等に挟んでおくと良いでしょう。
ひとり暮しであれば、冷蔵庫の扉に貼っておくという手段も考えられます。
これにより、万一の際に、パスワード等の必要な情報を、残された家族に対して伝える手段を持つことができます。
デジタル終活の進め方
① 適当な紙(名刺サイズ等)を用意する
② パソコンやスマホのパスワードを書く
スマホのパスワード(パスコード)については、そのまま数字を書かず、
家族にだけ分かる合い言葉とするのもよいでしょう。 例「パートナーの誕生日」など
③ 取引しているネット金融機関名を書く
残高や講座番号等は不要です。会社名だけを記載しましょう
④ パソコンやスマホ似関する死後の希望
見てほしくないものを直接「見ないでほしい」と記載するよりも、
確認してほしいところだけ言及し、その他はみないでほしいなどと記載するとよいでしょう。
例)
パソコンのパスワード
〇〇〇〇
スマホのパスワード
〇〇〇〇
ネット金融機関
〇〇、〇〇、〇〇
パソコンについては、ドキュメント内の「〇〇」というフォルダのデータは〇〇に渡してください。
それ以外のデータは、中身を確認することなく処分してください。
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多くの方がスマホやパソコンを使う時代。
デジタル遺品の問題は誰にでも当てはまるものです。
亡くなった後もサブスク契約は解約しない限り継続されます。
そのためにも家族の方に知っておいてもらう必要があります。
元気でまだまだとお考えの方も、
紙ベースで残しておくことは重要です!
デジタル社会を生きる私たちができる終活の一つです🖕
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