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この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

サッカーが好きになれない。

2018-06-20 22:04:05 | スポーツ
 昨日行われたワールドカップロシア大会日本対コロンビア戦において、日本チームが歴史的な勝利を収めました。
 おそらく日本列島津々浦々お祝いムード一色の中、こんなことを言って水を差すのもなんですが、ゴメンなさい、正直自分はサッカーが好きになれません。

 なぜ自分がサッカーを好きになれないか、理由は一つ。
 レッドカードによって選手が退場させられたチームは以後1人少ない人数でプレイしないといけないからです。

 断っておきますが、反則した選手にペナルティを課すな、と言ってるのではないですよ。
 反則した選手に対して何らかのペナルティを課すのは当然です。
 ただ、1人少ない人数でプレイしなければいけないというのはいくら何でもペナルティとして厳しすぎると思うのです。

 そこまでしなくても、ペナルティキックだけで充分じゃないですかね?
 言うまでもなくサッカーは相手チームより一点でも多く点を取れば勝ちというスポーツです。
 そしてペナルティキックは非常に高い確率で得点できるチャンスです。
 そのペナルティキックが与えられるのであれば、それ以上のアドバンテージっていらないと思うんだけどなぁ。

 なぜ自分が11人対10人のゲームを嫌うのか、もちろん理由はあります。
 まず一つ目の理由は、11人対10人で試合をすれば、11人のチームの方が圧倒的に有利だから。ぶっちゃけて言ってしまうと11人のチームが勝つのが当たり前だから。

 いや、そんなことはない、昨日の試合を観ていなかったのか、11人だった日本チームも勝つのに必死だったじゃないか、そう言う人も多いでしょう。

 しかしそれは言いかえれば11人だった日本チームが必死にならないと10人のコロンビアチームに勝てなかったということは、コロンビアチームが11人のままだったら、おそらく負けていたってことに他ならないですよね?違いますか?

 それでも11人チームが勝つのは当たり前という考えに異を唱える方に聞きたいです。
 過去のワールドカップにおいて10人のチームが11人のチームに勝利したことがどれぐらいあったのか、ご存知ですか?

 ご存知ですか、と言っておきながら、すみません、自分も知らないのです。
 一応思いつく限りのワードで検索してはみたのですが、目的の情報にヒットしなかったのです(正確な情報をご存知の方、教えてください)。

 たぶん、ゼロではないのでしょう。
 しかし限りなくゼロに近い、それが事実でしょう。
 一方のチームの選手が退場した時点で、そのチームが勝利する確率は限りなくゼロに近づくのです(残り時間も関係するとは思いますが)。
 どちらか一方のチームが勝利することが限りなく難しいことがわかっている試合って興醒めではないですか?
 まぁそう思うのは自分ぐらいかもしれませんが。

 もう一つ理由があります。
 言うまでもなくサッカーは過酷なスポーツです。
 試合終了のホイッスルとともにフィールドにへたり込む選手の姿を見かけることも珍しくありません。
 勝つにせよ、負けるにせよ、選手たちは体をギリギリまで酷使しているのでしょう。

 10人のチームの選手たちが11人のチームに勝とうとすれば(一点ビハインドしている可能性も高いため)、単純に言って10人で11人分以上の運動量をこなさなければならないでしょう。
 ギリギリまで体を酷使する選手たちに、さらに一割か二割運動量を増やせというのはあまりに酷すぎるのではないでしょうか。

 繰り返しますが、反則を犯した選手にペナルティを課すな、と言っているわけではないのです。
 選手の人数を減らさずとも、ペナルティは他にいくらでもある、と言っているのです。

 それともなんでしょうか、選手の人数を減らすという過酷なペナルティを与えなければ反則を犯す選手は反省をしない、反則が減らない、サッカーの選手はスポーツマンシップを知らないろくでなしばかりなのだとでも言うのでしょうか。

 であれば、選手の人数を減らすのもやむを得ないかとも思いますが、、、そうなのですか?
コメント (2)
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