夏休みは四国の右下 (２)

さて、そんなこんなで
ここは旧宍喰町（徳島最南端海部郡海陽町）
人口三千人レベルながら、ゴルフの尾崎三兄弟や元阪急監督・上田利治、秘密のケンミンSHOWに徳島代表で時々出る料理研究家・浜内千波らを輩出した、ちょっと侮れない町。

ここには何かある…

あった

って、なんじゃこりゃ？

どうも「ししぎしし」と読むらしい。

矢印通り読んでもししぎしし

どうやら「ししぎ」さんの「しし」料理の店らしい。

名物「いのししラーメン」880円

これでもかとばかりにイノシシ肉の煮付けを乗っけている。
それでなおかつ左上に豚ばら肉が二枚。
あんまり意味ないというか、かろうじて徳ラーであることを主張しているのか
柔らか麺に、思ったよりあっさりスープ。
ちなみに鹿メニューもあります。



続いて同町の「Channel R55」
土日月と祝日のみのレア営業
分類的にはラーメン店でも間違いではないみたい。

しかし、この看板には、正直引いた


カレーショップの面影が残る外見にもやや引いた。

それでも内装は英国調の良い感じになっていて、各テーブルにノートパソが置いてあるのが斬新。

つけ麺「BLACK＆WHITE」750円

孤高の半田素麺「本田麺」のノーマルと鋳Y入りの白黒二種類麺に、地魚や阿波尾鶏を使いながらまるで臭みのない無化調スープ。

いやあ、これ美味いわ。日本の素麺を使ったラーメンであり、スープはフレンチかと。
食後に割りスープを足せば、チキンコンソメ味に…。

麺も凄い。これほどまでにコシがありのどごしの良い半田素麺はちょっとない。
これまで手延べ乾麺は「五島うどん」が一番と思っていたが、同じ方向性な美味さ。

なんでも、東京でラーメン研究をしていたご夫婦が、なぜかこんな辺鄙なとこで店を開いたとか。
ご主人は厨房に入ったきりだったが、奥さんが丁寧な応対、帰りにはそれぞれの客を表まで送っていた。

「ごっそさんでした～」
奥「麺はお好きなんですか？　美味しそうな食べっぷりでしたが」
そらね、天下のN◯Kさんですらワシの食うとる映像を人気番組の冒頭で使うくらいやからね（笑）


このあと、高知県経由で帰りましたとさ。

高知県東洋町。海水浴しよる浜辺、久しぶりに見た　(^^ゞ


ここは室戸岬

岬に見えなくとも、岬ったら岬。


♪遠く遠く離れゆくエボシライン～

などと口ずさんでいるかのような中岡慎太郎先生。

俗に、桂浜の竜馬像と向き合っていると言われているが
竜馬は東向き、中岡は南向きで、全然見当違いらしい。


まあ、獅｢もんやおもっしょげなもん食うて、普段見られん雄大な海の景色見たら気分もエエわい。

夏休みは四国の右下 (1)

こないだのにっちょーびのことですよ

盆も過ぎてどっかふらっと行ってみるかと。

とんりゃえず徳島自動車道を東へ。
モ～は上板PA で

お～、こんなもんあったやないかい。

当然、鳴ちゅるXXに追加やね。


鳴ちゅるうどん450円

きざみアゲ主体はいいけど、あえていうなら赤板より苧ﾖだったかも。

もちろん麺は冷凍モンでしたけど、どうしたって不揃い麺じゃないですけど
この麺のフワフワ感ときりっとした出汁の組み合わせはアッパレ。





阿南市那賀川町 道の駅「公方の郷なかがわ」
ずいぶん前、ナカちゃん騒動のころ行って以来　(^^ゞ

お～っと、いきなり想定外のこれ

「なかがわ牛カレーにアワ産アワビがアワおどり♪」 ですよ～

こらいっとかなね～

え～と、カレー本体＋サラダはエエとして、七味にネギって…うどんかいっっ！

鮑ゴロゴロというわけにはいかないまでも、
柔らかくて美味い。
800円で牛＋アワビのカレーって
これはこれで、小市民のプチ贅沢ちゅうもんでないですかい。



え～と、ここもまだやんりょるげなね。




続く

Debuuuuut!

土曜日の話…

穴子天定食600円

きんぴらのゴボウ柔ウマ～

あさいちよいち

坂出北IC降りてすぐ、
ある意味本州から一番近く、しかも7:00～の早朝営業で
なんとなく玄関口的うどん屋さんとして人気急上昇かもしれない「よいち」
ここに「夢2K全粒粉」と「夢Q」二種類の麺がセットになったメニューがあると聞いて・・。

「お好きな方を選んでください！！」って、それでは食べ比べにならんでしょう（笑）


というわけで合盛りのザルがあるんですな。500円


上が「夢2K全粒粉」下が「夢Q」
かなり太めの麺であるが、茹ではきっちりベストタイム。

２Kのほうが（全粒粉であるがゆえに）香りが強く、いくらかサクッとした歯ごたえではあるが
そのぶん品種による違いはあまり感じないかと。
あと、風味の比較には海苔が邪魔。別皿にして欲しい。

まあ、ここでフムフムなうどんを体験しといて、その後「がもう」とか「上原製麺」とか「日の出」とかのワクワクうどんに突入するのもアリなんかも。

名前だけでも涼しぃならんとのぉ

ちょい前の観音寺

その名から ”冬” のイメージが強い「虎龍」

なんか、うどんより中華そばのノボリが目立っとる～

しばらく見んうちに緑系うどんがなくなり、チーズ釜玉とかネギ油しょう油とか。
凱陣、文佳人など日本酒もいろいろ。

何軒も回る時間がないので中華そば＆いつか食おうと思っていた炒飯をセットで…。
炒飯無いが～

中華蕎麦550円

メンマもチャーシューも豪快厚切り

少しうどんぽさが出たか、自家製であろう麺は前回比メチャクチャねじれとる。

う～炒飯～



その名から ”春” のイメージが強い「うらら」


ざる180円

びっくりするほど美味いというわけでもなく
がっかりするほど不味いというわけでもなく
とは言え、絶対間違いない安心安全納得のうどん。