気分の蓄話2

うどんにはちくわのてんぷらじゃろ

夏休みは四国の右下 (2)

2012-08-22 | 行ったんだからしょうがない
さて、そんなこんなで
ここは旧宍喰町(徳島最南端海部郡海陽町)
人口三千人レベルながら、ゴルフの尾崎三兄弟や元阪急監督・上田利治、秘密のケンミンSHOWに徳島代表で時々出る料理研究家・浜内千波らを輩出した、ちょっと侮れない町。

ここには何かある…

あった

って、なんじゃこりゃ?

どうも「ししぎしし」と読むらしい。

矢印通り読んでもししぎしし

どうやら「ししぎ」さんの「しし」料理の店らしい。

名物「いのししラーメン」880円

これでもかとばかりにイノシシ肉の煮付けを乗っけている。
それでなおかつ左上に豚ばら肉が二枚。
あんまり意味ないというか、かろうじて徳ラーであることを主張しているのか
柔らか麺に、思ったよりあっさりスープ。
ちなみに鹿メニューもあります。



続いて同町の「Channel R55」
土日月と祝日のみのレア営業
分類的にはラーメン店でも間違いではないみたい。

しかし、この看板には、正直引いた


カレーショップの面影が残る外見にもやや引いた。

それでも内装は英国調の良い感じになっていて、各テーブルにノートパソが置いてあるのが斬新。

つけ麺「BLACK&WHITE」750円

孤高の半田素麺「本田麺」のノーマルと鋳Y入りの白黒二種類麺に、地魚や阿波尾鶏を使いながらまるで臭みのない無化調スープ。

いやあ、これ美味いわ。日本の素麺を使ったラーメンであり、スープはフレンチかと。
食後に割りスープを足せば、チキンコンソメ味に…。

麺も凄い。これほどまでにコシがありのどごしの良い半田素麺はちょっとない。
これまで手延べ乾麺は「五島うどん」が一番と思っていたが、同じ方向性な美味さ。

なんでも、東京でラーメン研究をしていたご夫婦が、なぜかこんな辺鄙なとこで店を開いたとか。
ご主人は厨房に入ったきりだったが、奥さんが丁寧な応対、帰りにはそれぞれの客を表まで送っていた。

「ごっそさんでした~」
奥「麺はお好きなんですか? 美味しそうな食べっぷりでしたが」
そらね、天下のN◯Kさんですらワシの食うとる映像を人気番組の冒頭で使うくらいやからね(笑)


このあと、高知県経由で帰りましたとさ。

高知県東洋町。海水浴しよる浜辺、久しぶりに見た (^^ゞ


ここは室戸岬

岬に見えなくとも、岬ったら岬。


♪遠く遠く離れゆくエボシライン~

などと口ずさんでいるかのような中岡慎太郎先生。

俗に、桂浜の竜馬像と向き合っていると言われているが
竜馬は東向き、中岡は南向きで、全然見当違いらしい。


まあ、獅「もんやおもっしょげなもん食うて、普段見られん雄大な海の景色見たら気分もエエわい。
コメント (2)
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