癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

厳寒ゆえの辛走「おおたき国際スキーマラソン」

2020年02月09日 | スキー・クロカン

 2月の4週連続のエントリーした大会で唯一実施された「第30回おおたき国際スキーマラソン大会」だが、今年一番の寒さに見舞われたために滑りが悪くて辛いレースになってしまった。登りの辛さばかり印象に残り、下りも滑らず残念ながら滑走を楽しむとまでは行かなかった。

 ホテルを出て会場に到着した時には、気温-14℃、雪温-14℃という厳しさだった。寒いので、上下1枚ずつ多く着込んで、頭からフードも被った。スタート時は気温-10℃、雪温-7℃になった。それでも最後まで汗を搔くことはなかった。

 受付を済ませて開催要項を見たら、20km70歳以上の部のエントリーが26名で、自分より年長者はわずか4人しかいなかった。だんだん寂しくなる。なお、20kmのほかに9km、5km、3kmの部がある。

 アップを兼ねてスキー2台のワックステストをした。昨年の失敗からフッ素入りでなくベースワックスのブルーを塗った板と、フッ素入りのブルーとグリーンを混ぜた板だったが、後者の方が滑りが良かったので、それを履くことにして、スタートレーンに板を置いた。

コース図・・・20kmの部は赤線の10kmコースを2周する。

 

1周10kmコースの高低差のプロフィール。昨年までより登りが多くなり、非常に辛かった。

 

スタート地点で顔を合わせた同じ函トラのトライアスリートのイケちゃんと共に。

彼はゴール後すぐに帰らなくてはならないとのことで、妻に無料入浴券をいただいた。

 

帯広から初参加のまやさんと共に。彼女もトライアスリートで、この後年代別2位に入賞した。

数年前までの帯広の「十勝大平原クロカン」ではこちらの応援団だったのに、今ではとても敵わない凄いアスリートになった。

 

スタート地点で前に並んでいる人たち

 

スタート地点に並んだ20kmの部の選手たち(妻撮影)。

 

スタート。20mほどはスケーティング禁止なので、推進滑走で進む(妻撮影)。

 

最も辛いゲキ坂・・・1周目は周りにたくさんいたが、2周目は寂しくなっていた。

 

1周目から2周目に入る。1周目で1時間04分だった。先週の練習では写真を撮りながら何度も立ち止まったのに1時間だった。

今日はレースモードなので1時間は切れると思っていたが・・・それだけ雪温が低くて滑らなかったということである。

 

2周目の最高地点・・後続の選手を写す。

 

2周目のゴール100m手前。このあと2時間11分台でゴール。正式タイムと部門別順位は2/12日(水)の「道新スポーツ」に掲載。

 

自分がゴールしてから40分後の20kmの部の最終ランナーのゴール場面。ゴール地点で立ち止まっている方は東京から参加の70代の方だった。徳舜瞥岳が見えたのでパチリ。

このあと、いつもは全部張り出される暫定順位とタイムは、今回はいくら待っても12時以降のゴールの選手の分が掲示されなかった。70歳以上の部は12時前にゴールした方が17位だった。去年が17位だったので、だいぶ落ちているようだ。

無料入浴券で北湯沢温泉のホロホロ山荘で疲れを癒して帰路に就いた。

 

ゴール後にいただいたもの・・・左30回記念品のポット、キノコとOS1は完走の景品、右は抽選の外れくじ。

来週の追加申し込みをした「びえい宮様」は気温が高くなりそうだし、概ね緩い下り勾配なので、滑りを楽しむことができそうだと思うのだが・・・?