癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

雪かきの方言 & 「恵庭クロカン」も中止

2020年02月04日 | 日常生活・つぶやき

 昨日からの正月3日以来ひと月ぶりの積雪に、張り切って雪かきをと思ってカーテンを開けたら、わずか5cmほどの雪で拍子抜け。

 しかも、昨日は湿り雪だったので重い雪かと思ったら、夜のシバレで軽くなっていて、家の前はものの10分ほどで終了。

 今冬も引き受けた亀田本町会館駐車場の雪かきに向かったら、すでに会合が入っていて8時前から多くの車が停まっていた。今夜も降りそうなので、明日の朝、まとめてやるつもりだ。

 北海道はこの除雪作業のことを「雪かき」というのが一般的である。しかし、「雪はね」という言葉もしばしば耳にする。そのほかに、ちょっとニュアンスが違うが「雪投げ」という言葉も耳にする。これは、「捨てる」という意味の方言「投げる」から、雪を捨てることを指しているようだ。

 ちょっと調べてみたら、下記のような2010年の気象庁発表の「雪かき方言マップ」というものが見つかった。

 「雪かき」は広辞苑にも載っているし、気象庁でも「雪かき」という言葉を使用しているところを見ると、全国的には圧倒的に「雪かき」なのだろう。

 しかし、地方によっては、一部だろうがいろいろな方言があるようだ。北海道でも「雪はね」「雪投げ」という地方が確かに存在するようだ。

 このマップをもとに、それぞれの「地方」を少し詳しく調べてみたら、下記のようになっていた。

 「雪よせ」(秋田)、「雪はき」(会津や秋田)、「雪のけ」(新潟の下越)、「雪ほげ」(新潟の中越)、「雪ほり」(新潟の上越)、「雪すかし」「雪どかし」(石川・富山)、「雪またじ」(岐阜の一部)などだった。

 大きくまとめると上記のようだが、地域が広かったり狭かったり、年代で使用が異なる言葉もあるとは思う。しかし、方言は、作業のニュアンスの違いで使い分けられていたり、雪の湿度による重さの違いや降る量を物語る表現となっているようだ。

 それにしても、今冬はこの「雪かき」を健康づくりにしている人には運動不足、除雪作業に従事している人にとっては収入不足で泣いているだろう。

 そういう自分も、雪かき作業の他にクロカンスキー大会も軒並み中止になっているし、道南では雪山登山も楽しめなくて、運動不足になっていることは確かだ。このあともそれほど期待できないまま、このまま春を迎えることになりそうだ・・・?

 

◎「第32回恵庭クロスカントリースキー大会」も中止

 恵庭市体育協会のHPを覗いたら、1/31の実行委員会で検討した結果報告が掲載されていた。
 報告では「現状では全く開催できる状況になく、今後相当量の降雪がなければ、一部コース上に雪が少ないことによる危険な箇所もあるなど、参加される皆様が安全に走行できるコース整備が困難と判断し、誠に残念でありますが開催を中止させていただくこととなりました。」とのこと。参加費は他の大会同様、参加記念品と一緒に郵便為替で全額払い戻してくれるとのこと。

 これで、今冬のレースは、スキーが傷だらけになった1/19の「HBCラジオハウス(15km)」と2/9の「おおたき(20km)」だけになってしまった。全くの消化不良に終わりそうだ。

 3/7の「旭川バーサーロペット・ジャパン」には最長部門51kmがあり、今年から河川敷を使った平坦なコースに変わったという。参加申し込みをしようと思って、日程を見たら、前夜に「道南地区登山愛好者懇親会」が入っている。これは自分が代表ということになっていて、こちらの都合に合わせてくれただけに、今さら欠席ということには行かない・・・残念!