八雲町に築100年の銭湯をリノベーションしたレストランがあるというので、過去2回寄ったが、いずれも臨時休業日だった。今回は先日の土曜日に八雲町を通ったので、昼食にダメもとで寄ってみたら、営業していた。「2度あることは3度ある」ならぬ「3度目の正直」だった。
ちなみに中はあえて銭湯感を残した造りになっていて、とてもユニークな店内になっている。
この「地場産レストランSENTO」は、元銭湯を改築したレストランで、運営元のNPO法人がゲストハウス(左奥)と地場産物直売所(右側)と一緒に経営している。場所は、末広町の八雲町役場へ向かう道の踏切を越えたすぐ左側。
レストランの入口の様子
玄関入口のマット
玄関を入るとカウンターがあり、その手前に昔の一銭店屋のような駄菓子を売っている。テーブル席が4組と右奥が厨房。
左側には下載の2つの浴槽がある(昔の男湯と女湯)。
男女用だった思われる2つの浴槽を残しており、大きな湯舟にはテーブルが設置され、4人が座れるようになっている。こちらが自分たちが座った浴槽。
こちらには次にやってきた4人家族が座った。
2つの浴槽の間の壁も残され、湯桶が並べられ、「入浴者の心得」と「雪印牛乳」の看板も残されている。
靴を脱ぐ場所には、手すりと座るための風呂用椅子も置かれていた。
上を見上げると、中央に銭湯時代の換気口があったと思われるところを塞いで、扇風機が取り付けられていた。
自分が座った横に残っていた蛇口
ガパオライス(850円税込)
軟白ねぎ丼(500円)
ここの料理はすべて地場産物にこだわっていて、「生産者BOOK」が置かれていた。
どちらの料理も、リーズナブルで。とても美味しかった。これらの他にも地場産食材にこだわったいろいろなメニューがある。