SHOさんの誘いに乗り、Taoさんと3人で、函館市東部に聳える三森山を目指した。
山名の通り、山頂部分は端正な三つコブを形成しているが、その手前の南面は険しい屏風のような岩崖を巡らした近寄りがたい山でもある。
松倉大船林道は寅沢林道分岐まで除雪されているので、その先の松倉大船林道から東側へ続く林道を一番奥まで詰めると、上掲写真の右側の岩崖を巡らす583ピークへ東から巻くように登ることができそう。その583ピークの東尾根を登り、三森の右側のピークへ続く南尾根を目指した。
ところが、林道もアルミかんじきが膝頭まで埋まるほどで、最初からハードなアルバイトを強いられる。林道の奥から583ピークへの東尾根の取り付きが判らず、その先の沢地形を登った。途中で崖にぶつかり、そこを突破するのに30分以上を要する。
583ピークのすぐ下に到着した時点で12;00ちょっと前。時間的に登頂は難しいと考え始める。そこからコルを越えて南尾根へ向かう。ところが、一帯はネマガリダケの海で足下が不安定で膝頭より深く埋まって思うように歩けない。そこまでは交代しながらラッセルしたが、ここからは、一番若いSHOさんの後ろを付いていくだけ・・・。
南尾根に乗った時点で13:00。ここで撤退することに決める。691m地点だった。あと30分もあれば到着できそうな三森の右ピークを眺めて休憩し、もっと雪がしまった時期にリベンジを決めて下山開始。下りは583ピークを越えて、登る予定だった東尾根を下って林道へ出た。
登り 約5時間、下り 2時間40分・・・登頂はできなかったが、へとへとになりながらも大満足の2012年の登り初めだった。
詳しい山行記録は、下記親サイトからどうぞ!
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