癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

入院3日目

2008年02月15日 | 大腸癌日記
               
      (廊下の窓からの東側の展望~市街地からは目にすることの少ない左から古部丸山、毛無山と三枚岳)

 2日続いた吹雪も止み、窓からの陽光が眩しい。相変わらず熟睡はできないが、まあ、今のところは、TV・インターネット・読書三昧の快適な別荘暮らしだ。

 来る看護師や回診の医師に「お腹は痛くないですか?下痢や便秘はしていませんか?便に血が混じったりしてませんか?具合の悪いところはないですか?」と聞かれるが、すべてノー。首をかしげて笑う顔が面白い。

 14:30の予定だった心臓の超音波検査が、10;00前に終わったら、今日はもう何もすることがなくなった。主治医から、「土日、外泊しますか?」と聞かれた。ただし、月曜日が注腸バリュウム検査なので、日曜日は家にいても、三食とも前日検査食しか食べられない。であれば、病院にいても同じなので、日曜日は朝食前に病院に戻ることにして、今日の夕食後から家で外泊することにした。夕方、MAEさんが、見舞いに寄ってくれた。

 外泊(自宅)の計画は、下記のとおり。
 今日(2/15・金)、夕食後(19:00)から外泊
 明日(2/16・土)、一日外泊
 明後日(2/17・日)、朝食前(7;00)に病院へ戻る。
 
 昨日のこのブログへのアクセスが、訪問数409、閲覧数1264とこれまでの最高を記録した。ここ3日間は100万件ほどあるgooブログのアクセスランキングの700~600位台の順位が出ている。これだけ気にしていただいてる方が非常に多いということで、うれしい限りだし、励みにもなる・・・何の?・・・ブログ更新の・・・ではなく・・・闘病のです!!! 

入院2日目

2008年02月14日 | 大腸癌日記
                

 昨夜9:00消灯ではあったが、11:30ほどまで眠られず、おまけに3:30ごろに目が覚めてまた眠られず。環境が変われば眠れないのが私の弱点。山のテントや山小屋やホテルなどでは、ぐっすり眠ったことは一度もない。まあ、これも慣れてくるだろう。5:00には廊下の電気が点き、看護師さんがお世話に回ってくる。自分は、まだ何もされることはない。

 昨日の小便と大便の回数を聞かれる。うろ覚えの回数を答える。「今日からきちんと記録するように」とのこと。大便は、便秘もなければ下痢もない、快便そのものだ。食欲もバッチリ。看護師さんに腹のあちこちや癌の部位を押されても痛いところもまったくない。彼女も「おなか柔らかいですね。どこも固いところがないです」とのこと。

 あの内視鏡の写真さえなければ、自分が本当に癌だということが信じられないほどの快適な体調だ。ベッドでゴロゴロしているのがもったいない感じ。逆に考えれば、それだけ怖い病気だということか?

 今日の検査の説明を受ける。昼食は抜きで11:30から水もダメ。午前中に事務室の詳しい職員に送信メールの設定をしていただく。拙サイトをちょこっと覗いて、アクセスの多さに驚いていた。

 昼前にシャワーを浴びて、パジャマを着替える。シャワーと風呂は、本来であれば、寝る前に使いたいところであるが、夕方までで、それも男女別に時間が指定されている。

 14;30、腹の超音波腹の超音波、16:45、胸と腹のCTスキャン。CTスキャンは、造影剤を血管から入れるために少量の点滴を受ける。点滴の注射は痛い。点滴の吊るした台を押して歩くと、なんか病人になった感じ。検査後、晴れて軽食が出る。併せて送られてきたいい予感のイヨカンと妻からのバレンタインチョコを食べる。夕食も当然完食。


          

  午後に妻が、この2日間で遠隔地から送られて来たたくさんのお見舞いの品々を手にやってくる。すぐにでも食べたいものがあるのに、検査のために食べられない。食べられないと思えば、余計空腹感が・・・・。

○毎年のことであるが、四国の法起坊見習いさんから「イヨカンとポンカン」
屋久島のコンブさんから「タンカン、甘夏、パイン、粉末黒糖」と健康関係の本2冊と資料
○息子から「入院中のモチベーションアップにどうぞ!もし、行きたくなったら、旅費は自分でなんとかしてください」と息子らしいコメント付きのガイド本
○さらに、直近の妻からバレンタインディのチョコと読みたかった本

入院初日

2008年02月13日 | 大腸癌日記
             

  いよいよ入院。久しぶりに雪化粧の朝、9;50病院着。入院受付を済ませる。病棟は、3年前に改築されたばかりの南病棟4階。病室は435号室。一番奥の部屋で、病室の前を通る人がいないので、静かで快適だ。4人部屋で、ほかの方はすべて私より年配者のようだ。

 着替えをしてベッドの上の人となる。早速、血液採取と検尿、その後、病棟や入院生活の説明。向こう1週間の検査予定表を渡される。やがて、主治医Ko医師の説明を受けるために妻と一緒に外来へ。

  「まだ組織検査の結果は来ていませんが、見た目でもはっきりわかるので、手術の方向で進めます。今週と来週前半で、いろいろ必要な検査をした上での手術となります。」font>とのこと。

 検査予定表によると、今日の午後、胸と腹のX線検査と心電図。2/14(木)、CTスキャンと腹部の超音波検査。2/15(金)、心臓の超音波検査。土日はなし。2/18(月)、注腸バリュウム検査。2/19(火)、胃カメラ・・・・。手術はその後。早くとも来週後半か再来週か? もっと短期間に集中的に検査して、すぐにでも、摘出してほしいと思うのだが・・・。まあ、のんびり構えていきましょう。
 
            

 やがて、昼食。記念すべき病院食第1号。主食はおかゆ。結構美味なり。午後、妻には一度戻って、夕方、改めて不足なものを持って来てもらうことに。

 そのうちに、Ko医師と一緒に組んで治療に当たるという若いNa医師の挨拶を受ける。2人ともハンサムでソフトな感じで好感が持てるのがうれしい。X線と心電図が終わったら、今日は何もすることなし。

 早速インターネットの接続をする。ただし、メールは受信はできるのだが、送信ができない。メール設定に難あり・・・これからいろいろやってみて、できなかったら明日にでも、誰かにSOSしなくては・・・・。

入院準備完了

2008年02月12日 | 大腸癌日記
  突然、癌患者となって5日目、ようやく「きのこ退治」入院前日となった。とりあえず、向こうひと月ほどの予定や仕事もすべてキャンセルしたり、代わりをお願いしたりして、入院準備もすべて完了した。食欲旺盛なのに任せて、「食べ過ぎだよ」と叱られながらも、食べておきたいものもしっかり食べた・・・。でも、検査以降体重は1kg以上減ったまま・・・やっぱり癌は痩せる?

 この間、多くの方々から、もの凄い数のブログへの励ましのコメントやメールや電話もいただいた。お守りも2個届いた。HPもそうだが、特にブログへのアクセス数が急増した。改めて人の情の温かさを再認識させられた・・・感謝、感動、感激。

 これも、与えられた試練であろう。平成の大横綱貴乃花の言っていた「試練というのは、それを乗り越えられる人にしか与えられない」というフレーズが好きだ。若いのにいいことを言う・・・さすがだ。これまでの人生で、「ピンチはチャンス」と、多くの試練を乗り越えて、すべてプラスに転じてきた自負もある。今回も、その類であろう。まだ、リタイアしていられない。これを乗り越えたら、その先には新しい世界が広がっているはずだ。辛さも痛さも含めて非日常的な変化を楽しもう・・・

 昔から、ピンチのときは、いつも最悪の場合を想定しながらも、いい方に考えて前向きに対応してきた楽天主義者だ。今回も、次のようなことが励みとなっている。

・自覚症状がない内にみつかったこと。(右結腸癌は自覚症状が出ないので、発見が遅れることが多いらしい)
・大腸癌は罹患者も多いが、それを克服して、今も元気に過ごしている人が多い。(大腸癌でよかった)
・いきなり余命3ヶ月を告げられた亡妻に比べたら、たとえ転移はあったとしても、まだまだ闘える余地がたっぷり残されている。(負けるはずがない)
・お世話になる五稜郭病院は、2006年データで大腸癌の手術実績は函館で1番、全道でも5番、その中核を担っているのが主治医となる評判の高いKo医師。(全面的な信頼を寄せることができる)

               
 さて、ここ数日、トライアスリートのMAEさんが見舞いがてら持参してくれた『ただ、マイヨ・ジョーヌのためでなく』という本を読んだ。(マイヨ・ジョーヌとは、自転車レースで1位の選手だけが着られる栄光のジャージ)

 人生の絶頂期にあった25歳の世界一の自転車選手が、すでに肺と脳にまで転移した状態の睾丸癌に襲われる。生存率20%以下の危機から、苦しい闘病生活を乗り越えて、3年後の1999年、自転車レースの最高峰ツールド・フランスで個人総合優勝で奇跡の復活を遂げる。翌年も2連覇し、現在も世界の一流選手として活躍している本人(アメリカ人)の著書である。・・・・・大きな勇気を与えられた。私には、レベルは全く違うが、山が待っている。

 ちょっと心残りだったのが、「函館の飲み食い日記」を見て、近いうちに食べに行こうと思っていた「しすせそ」のしっぽくうどんと、「かしらや」の焼き鳥。

 
 そこで、しっぽくうどんは、昼に食べてきた。フリーペーパー「Fu*La*La」のクーポン券利用で、1000円のセットが500円と格安。
 焼き鳥は、お土産焼き鳥を買ってきて、焼きたて10分ものを夕食時に食べた。10本で500円は安い。そして、美味い!これで娑婆に思い残すことはない。出所の暁には、体力を取り戻すために、もっとご馳走をいっぱい食べよう!それも楽しみだ

明日からは、このブログも病室からの発信の予定。どんな入院生活が待っているのだろう・・・?

はこだて冬フェス

2008年02月10日 | イベント鑑賞・参加
 本来であれば、今日は「札幌国際スキーマラソン」で50km滑走していたはず。体調不良の自覚はないので、今でも絶対完走できるはずだが、止めることにした。腸壁ににょきっと生えていた癌キノコが脳裏にチラチラし、その辺りがなんとなく疼いているような錯覚に陥る。体力は今後の検査や手術に取っておこう。

  たまたま会合があって札幌から来函した娘が、近所の神社のお守りを持って、早速見舞いに寄ってくれた。

 さて、そんな中、家でぼけっとしていても面白くないので、「はこだて冬フェスティバル」を見てきた。
 まず、昼の内に五稜郭公園のファミリーイベント会場へ行ってみた。ここは子供たちを対象としたイベントだけであったが、家族連れで結構賑わっていた。
               
           
           
           

 夕方になって、娘を会合の会場へ送りがてら、BAYはこだてイベント会場へ。ここはアイスキャンドルやライトアップされた氷像があり、観光客で賑わっていた。
 しかし、どちらの会場も、規模が小さくて期待外れだった。
           
           
           

 ついでに、驚いたこと・・・昼のTVで日本ハムと阪神の練習試合を途中まで見た。目的は、中田翔の打撃。第1打席はヒット性の当たりをファインプレーに阻まれたが、第2打席には、なんと特大場外ホームラン!対外試合の初ヒットが場外ホームランだなんて、やはりスターとしての星の下に生まれてきた新人だ。明日のスポーツ紙のトップは全てこの中田SHOWの独占だろう。第3打席以降は外出したので見ることができなかった。

保険

2008年02月09日 | 大腸癌日記
           
 今日、確定申告を国税庁のホームページの作成コーナーで作成した。面倒くさいが、我々年金生活者でも、毎年3万円弱の還付金があるのが励みである。

 いつも、この作業をするたびに、「保険を少し減らすか?もったいないな~」と思いながら、ズルズルここまで来てしまった。しかし、今回の入院・手術となって、そのありがたみが良く判った。このたび利用できそうなのは、疾病保険とがん保険であるが、必要経費は十分補えそうだ。

 亡妻のときも、多少の保険金は下りたが、「妻に死なれてお金をもらっても、少しもうれしくない」と、妻名義の貯金も含めて、すべて二人の子供たちに分け与えてしまった。しかし、今度は、今回の入院だけで完治したら、火事太り状態になるかも? もしそうだったら、余った分は自分で使うためにも、絶対に回復しなくては・・・!

  いざというときのための保険なのだが、でも、お金じゃないんだよな~。健康に勝る幸せなし。病気にならない保険があったら最高なんだが・・・

ショックなのは他人の方?

2008年02月08日 | 大腸癌日記
 昨日の公開ネタに対して、たくさんの方々から驚きと共に心温まるうれしい励ましのコメントやメールをいただき、その対応に大変だった。心から感謝しながらも、反響の大きさにちょっと驚いている。どう見ても、本人より他人の方がショックや驚きが大きいようで、非常に申し訳ない思いでいっぱいだ。
 
 本人は、検査を受けようとする段階で、最悪の場合を想定して臨んでいたので、自分でも不思議なくらい冷静に受け止められた。今は、まだ、非日常的な変化を楽しむあっけらんとした気持さえあるのが不思議だ。

 多くの方々からいただいた期待には、なんとしても応えなくてならないとは思うし、大きな励みになることは間違いない。しかし、ジタバタしても、自分でできることは限られているだろうし、気持ちだけは強く持ち、医療スタッフを全面的に信頼し、成り行きに任せるしかないであろう。どんな状況となっても、それが自分に与えられた運命だと悟りにも似た心境である。



 さて、今日は、向こうひと月間ほどの予定や仕事を全てキャンセルするために、あちこちお詫びの電話をした。理由については、聞かれない以上は話せずに、ぼやかしてしまった。また、市役所で高額医療の手続きをし、保険屋に行ってガン保険の契約内容の確認もした。

 そして、入院に必要な買い物もした。中でも、一番欲しかったのは、病院へ持ち込む中古のモバイルPCである。全国チェーンの中古PC専門店へ行ったら、軽いことで好評の、音の静かなお誂え向きのpanasonic Lets-Note CF-T1(12.1インチ、B5サイズ)をなんと35,000円で買うことができた。凄いお買い得だと思う。

 夕食は、ガン記念日を祝して?ちょっと高めの美味しい回る寿司屋へ。食欲は、バッチリで、いつもより多く食べてしまった。 

ガ~ン!大腸癌見つかる。

2008年02月07日 | 大腸癌日記

  このブログに公開するのは、ためらいもありましたが、HPの更新をしばらく滞ったまま内緒にし続けるのは難しいし、かえって心配を掛けることになるので、思い切って公開することにしました・・・・・。


 本日、内視鏡検査で大腸癌が見つかった!最悪の場合を覚悟しつつも、初期のであることを願って臨んだが、それも空しく、転移の可能性もありそうな進行性のものだとのこと。自覚症状も体調不良もまったくなし。今考えてみれば、4日前の「おおたき国際スキーマラソン」の調子が悪かったのはこのせいか・・・・?

 2/13に入院して、転移等の検査の上、手術となるらしい。

<経過>
 秋ぐらいから血圧が高めになっていることを12月下旬に二人で山に登った山仲間のSHOさん(内科医)に話す。「それでは、動脈硬化の検査してみましょう」ということになる。そのプロセスの血液検査で血圧とは直接関係ない「貧血」が見つかる。これは、男性の場合、内臓からの出血の可能性が強いらしい。そこで、さらに、その原因を突き止める検査をいくつか受ける。その中で「便潜血検査が陽性」と出る。

 その時点で、SHOさんから、大腸内視鏡検査の専門医・五稜郭病院のKo医師を紹介され、予約を入れてもらう。1/25、五病で診察を受け、検査日が本日(2/7)に決定。内視鏡検査は初体験。

<本日の内視鏡検査>
 前日の三食と間食は、サンケクリンという検査食のセットとお茶。夕食後、下剤服用。夜4回ほどトイレへ。特に空腹感はなし。

 本日、9時前に病院へ。内視鏡検査の待合室へ呼び込まれ、検査を受ける7名と一緒に説明を受ける。目の前には2㍑の腸洗浄液(下剤)の入ったボトル。これを2時間かけて飲む。味は、薄いスポドリに似た味。後味が良くないのでアメをなめながら・・・。1時間ほどしたら、第1便・・・以降、12:30までに7便ほど・・・下痢というよりは色付き水。便数を重ねる内にだんだん色が透明に近くなって、11:30ごろ準備OK。中には出なくて浣腸を受ける人も。腹が張った感じ以外の苦痛感はなし。

 13:00、一番先に検査室へ呼び込まれる。検査着に着替える。下は後ろに穴の開いた紙製のパンツ。ベッドに横になり、腕に腸の働きを抑える注射をして医師の到着を待つ。

 Ko医師ともう一人の医師で検査開始。尻の穴にゼリー状の薬を塗られる。尻から空気を入れているものとばかり思っていたら、いつの間にかすでにずっと奧まで内視鏡が入っていたらしい。全然苦痛感はなし。胃カメラよりずっと楽。

 途中で仰向きにされる。さらに奧まで入れられるが、右奧の方で、何度も行ったり来たりしたり、内視鏡をグルグル回したりされる。ちょっと鈍痛あり。ひょっとしたら、この辺りに何か怪しいものがあるのか・・・?

 その内に、「精検!」と声が掛かる。看護師が内視鏡の中に入れる細い針金状のものを渡す。それを医師が入れていく。最初のはカメラらしい。何枚か撮っているようである。2本目は組織を取る機械か・・・?組織を取ったところが少し出血しているらしく、水で流しているようだ。終わりまで30~40分ほどか?

 これは癌に間違いない・・・覚悟を決めて、医師の隣の椅子へ。すぐに「残念ながら癌ですね~。右の結腸です。」と言って写真を見せられる。素人目にもそれと判る、頭のつぶれたマッシュルームのような形の癌が腸壁から生えている・・・。
「組織も採ったので検査はしますけど、これだけはっきりしていたら間違いないでしょう。13日に入院してください。」とのこと。

 「どの程度の進み具合なのですか?」との問いに「初期とは言えないですね、進行性の癌です。転移していないかどうかは検査してみなければ判りません。」帰り際に、血液検査の採血を受け、会計と入院手続きを済ませて帰宅。

 不思議にすんなりと冷静に現実を受け入れられた。亡妻の、もう助からない状態での大腸癌とそこから転移した肝臓癌の写真を、本人に内緒で見せられたときに比べれば、自分の時の方がずっと他人事のような感じである。

 あと願うことは、なんとか転移していないことである。であれば、大腸の手術だけで完治する可能性があり、再発の心配だけだ。しかし、転移しているとなると、事情は違って来るような気がする。とりあえずは3週間の入院とのこと。今は、それで退院できることを願うだけ・・・。

 再び、山へ戻れる日を励みに、癌と闘うことにする。闘うことさえ許される状態でなかった亡妻に比べると、まだマシだ。

 さて、今週末以降3週連続エントリーしているスキーマラソンはすべてキャンセル。もちろん、山も当分お休みだ。HPの更新を滞ると、過去の経験から、心配のメールがたくさん入りそうだ。いくつか仰せつかっている役職上からも内緒にし続けることは難しい。

 そこで、今日以降、この「気まぐれ日記」の内容は「癌闘病日記」を中心として、今後の経過をアップし続けることにする。PCの持ち込みもインターネットもできる入院先からも更新し続けることができるので・・・。


11回目の「四国遍路」講演

2008年02月05日 | 日常生活・つぶやき
 本日、函館市民会館大会議室を会場とする函館短期老人大学の講座で「四国遍路40日間心の旅」と題しての講演を依頼されて、1時間半ほどお喋りしてきた。

 これで、あちこちから依頼されて11回を数える。すでに、歩いてから3年以上も経過し、記憶もだいぶ怪しくなってきてはいるが、パワーポイントを利用した写真のお陰でなんとかこなすことができる。

 講演のたびに、旅で得た感動が蘇る。自分の得た感動を話させていただいているだけなのだが、みなさん頷きながら熱心に聞いてくださる。このような機会をいただき、この四国遍路の一期一会でいただいた多くの温かな心に、改めて感謝できるのがうれしい。 

 写真を撮ってもらったが、ピンぼけなのが、ちょっと残念。

アクセスカウンター変更

2008年02月04日 | PC・HP・ブログ
 ホームページ「一人歩きの北海道山紀行」のアクセスカウンターの桁数が、あと1年未満で足りなくなりそうな気配で、愛読者の中に心配されている方もいた。そこで、このたび、別なものに変更して、ひと桁増やした。これで、いつ百万件台に突入してもOKである。

 今度のものは、カウンターの上にカーソルを当てると、1週間以内の毎日のアクセス数が表記されるようになっている。

 冬山シーズンになると、アクセス数がやや落ちるが、それでも、最近は1日平均5~600件前後で推移しているようだ。これが、夏山シーズンになると700件前後へとアップするようだが、果たして・・・?

 なお、このブログ「気まぐれ日記」にはアクセスカウンターは表示されないが、管理者は、毎日のアクセス数は分かるようになっている。コメントの投稿は少ないが、アクセスIP数が1日平均200前後、閲覧数は350前後で推移している。

大沼雪と氷の祭典

2008年02月02日 | イベント鑑賞・参加
 今日と明日の2日間、大沼公園を会場に、「第42回大沼雪と氷の祭典」が開催されている。
 人混みが嫌いなこともあり、これまで一度も行ったことがなかったが、空いている午前中にちょっと覗いてきた。

            
            一番人気のジャンボ滑り台~もの凄い勢いで子供たちが滑り降りてくる。
  
            
            雪像と駒ヶ岳

            
            お尻かじり虫の雪像

            
            氷の彫刻~最優秀賞の作品        

            
            夏には記念碑が建てられる予定の「千の風になって」誕生の地のプレート

             
            台湾からの観光客の楽しそうな連結三輪車