癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

入院17日目(術後2日)

2008年02月29日 | 大腸癌日記
                   


 手術の夜はほとんど眠れなかったこともあり、昨夜は結構眠ることができた。熱も平熱に下がり、痛みも少し和らいできた。朝の6時頃に背中に管を通して付けていた痛み止めが終わると痛みが増してきた。痛み止めの注射をしてもらう。

 10時に妻が来る。人間は正直なものだ。苦しい時や辛い時は、そばに誰かがいるだけで非常に嬉しい。

 11時頃、酸素管をはずし、看護師さんに付き添われ歩く練習をする。超スローモードで体を起こして一休み。さらに腰をずらして一休み。スリッパを履いて一休み。点滴台に掴まったらこっちのもの。痛みを懸命にこらえて、トイレまで摺り足で行く。女性は痛みに強く普通術後2日目で歩けるらしいが男性で2日目に歩く人は珍しいと褒められる。私には毎日500人以上もの応援団がいる。頑張らねば!(昨日の訪問者数582、閲覧数1785~最高記録を更新)

 トイレまで行けることが分かり、尿管と背中からの痛み止めが外され、点滴と腹の中からの管だけになり、さっぱりする。しかし、トイレへ行くだけで物凄い体力を消耗。脂汗が吹き出る。戻ってきてからベッドの上に寝るまでも一苦労。

 その後、体を拭いてもらい、寝巻きを取り替えてもらう。チン○は昨日のように拭いてもらえなかったが、粗チンがより惨めな姿でしょぼんとしていた。でも、尿管を抜かれて少しはホッとしているようだった。

 15:00ごろ、トイレへ行きたくなる。妻に付いてもらって、惨めな姿でトボトボスリスリ・・・3日ぶりに自分で放尿。ちょっと痛みを感じたが、すっきりした気分。行って戻って来ただけでぐったり疲れる。痛みも増す。

 それでも、昨日より痛みがだいぶ和らぎ、ベッドの上でこうしてブログを打つ元気も出てきた。気がまぎれて痛みを感じない効果もある。ただし、痰が絡んだ咳が一番辛い。縫った腸管や傷口が全部開いてしまったような激痛がしばらく続く。

 それにしても人間の持っている自然治癒力の凄さは感動ものだ。術後、日一日と痛みが和らいでいる。明日あたりを越えると辛さも一段落するのかな?このまま順調な回復を願うのみ。





 ここからは、軒先を貸して母屋をとられそうな妻からのコメント 

平日の面会時間は午後1時からで、手術前までは「毎日1時に来なくてもいいんだよ」と言ってくれたが、昨日は帰る時には「明日は早めに来て」と言っていた。
素直で可愛いぞ!!

10時に病院へ着き顔を見ると、昨日よりはいい感じ

やはりブログのことが気になるらしい。
寝ながら携帯で打っていたが、イライラすると言って途中で止めた。
パソコンを指差して「俺が言うから書け!」と言い出した。

私が文章を変えて書こうとしたら、少し怒って「いいから!言った通りに書け!」となんだかエラそう

数分前までは可愛いくらいおとなしかったのに・・・
注文が多くて私もちょっとイラっ!
しかし、これも回復している証拠かな?

殴り合いの喧嘩を避けるため、ベッドの上体を上げて自分でパソコン操作ができるようにした。
なんとか更新できるまでにはなったようだが、長時間は無理のよう。



お昼前に、「パジャマの着替えと体拭きますよ~」と看護師さんがやってきた。
今日の日中の担当看護師はとっても感じのいい可愛い人だった。

あ~~今日はこの人か・・・
と思い廊下で終わるのを待つ。

終わって、すぐsakagに「キレイに拭いてもらった?」(興味津々)と聞いたら、今日は背中だけと言っていた。
昨日みたいに、おティンティンお袋さんの裏までは拭いてもらえなかったようだ!
sakag、ちょっと残念そうに見えたのは気のせいかしら??

着替えの時に、T字帯からパンツに履き替えたらしいが、ゴムの部分がきつくて傷に当たって痛いと言うので、もう一度T字帯に替える。
着替えを手伝いながら、傷を見てみた。
ホッチキスの針のような物で止めてある。痛そう
ついでにsakag・Jrも見てみた。

持ち主同様元気がなく、しょんぼりしてた

どっちも早く元気になぁ~~あれ


by 香奈子@下ネタ大王

もうこれが最後にしたい・・・面白いネタないし・・・・