癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

入院10日目(手術日決定)

2008年02月22日 | 大腸癌日記
 いよいよ待ちに待った鬼(癌)退治の日程がようやく決まり、入院生活第2章が始まる。手術日は、27日(水)13:00、桃太郎ならぬ担当医(執刀医?)はI 医師。それに備えて、25日(月)には、この消化器科病棟から外科病棟へ移らなければならない。病室は同じ4階の北病棟413号室で、五稜郭公園が見える部屋。26日(火)の17:00から手術の説明の予定。

 果たして、どんな手術になるか関心のあるところだ。開腹して、癌の部分の大腸を切り取って繋げることははっきりしている。あとは、リンパ節に転移していれば、それも切り取ることになるのだろうが、私が心配しても仕方がないことだ。「すべてお任せします。お好きなようにどうぞ!」の心境で、俎上の鯉になるしかない。医療スタッフとの出会いも私の寿命の一部と考えている。

                    

 手術に備えて、風邪の予防のために、今日から、朝・昼・晩・寝る前の4回、イソジンでうがいを続けることと、スーフルという呼吸機能回復訓練器を使っての呼吸トレーニングを、やはり、朝・昼・晩・寝る前の4回しなくてはならない。この訓練は、手術後に必要な肺気量を増やし、肺合併症の予防や気道の分泌物の排泄を容易にするためのものらしい。鼻を挟み、マウスピースを歯と唇でくわえ、腹式呼吸で、ホラではなく管楽器を吹く要領で一定の音を出しながら長く呼気を出すようにする。それを10回ほどをワンセットで行う。(写真)

 週末は、外泊も可能だったが、すでにこの両日に見舞いの連絡をいただいている方もいるので、病院で過ごすことにした。また、今は手術してもすぐに歩かされるということなので、一昨日から始めた階段昇降を続けて足の筋力を落とさないようにしよう・・・・ということで、今日は朝と昼に2往復ずつした。まだ、筋肉痛はなくならない。夕食後、函館スキー指導員会委員長のMuさんが来院。20日に行われた役員会の報告を受ける。役員一同の声「会長なら、大丈夫だべ」とのこと。

~今日の見舞い
山&海外トレッキング仲間のyamaさん、Kuさん、山道楽さん。今回の癌発見から治療までの道筋を付けてくれた山仲間(HYML)のSHOさん。山仲間(HYML)のSeさん。函館スキー指導員会委員長Muさん。