突然、癌患者となって5日目、ようやく「きのこ退治」入院前日となった。とりあえず、向こうひと月ほどの予定や仕事もすべてキャンセルしたり、代わりをお願いしたりして、入院準備もすべて完了した。食欲旺盛なのに任せて、「食べ過ぎだよ」と叱られながらも、食べておきたいものもしっかり食べた・・・。でも、検査以降体重は1kg以上減ったまま・・・やっぱり癌は痩せる?
この間、多くの方々から、もの凄い数のブログへの励ましのコメントやメールや電話もいただいた。お守りも2個届いた。HPもそうだが、特にブログへのアクセス数が急増した。改めて人の情の温かさを再認識させられた・・・感謝、感動、感激。
これも、与えられた試練であろう。平成の大横綱貴乃花の言っていた「試練というのは、それを乗り越えられる人にしか与えられない」というフレーズが好きだ。若いのにいいことを言う・・・さすがだ。これまでの人生で、「ピンチはチャンス」と、多くの試練を乗り越えて、すべてプラスに転じてきた自負もある。今回も、その類であろう。まだ、リタイアしていられない。これを乗り越えたら、その先には新しい世界が広がっているはずだ。辛さも痛さも含めて非日常的な変化を楽しもう・・・
昔から、ピンチのときは、いつも最悪の場合を想定しながらも、いい方に考えて前向きに対応してきた楽天主義者だ。今回も、次のようなことが励みとなっている。
・自覚症状がない内にみつかったこと。(右結腸癌は自覚症状が出ないので、発見が遅れることが多いらしい)
・大腸癌は罹患者も多いが、それを克服して、今も元気に過ごしている人が多い。(大腸癌でよかった)
・いきなり余命3ヶ月を告げられた亡妻に比べたら、たとえ転移はあったとしても、まだまだ闘える余地がたっぷり残されている。(負けるはずがない)
・お世話になる五稜郭病院は、2006年データで大腸癌の手術実績は函館で1番、全道でも5番、その中核を担っているのが主治医となる評判の高いKo医師。(全面的な信頼を寄せることができる)
さて、ここ数日、トライアスリートのMAEさんが見舞いがてら持参してくれた『ただ、マイヨ・ジョーヌのためでなく』という本を読んだ。(マイヨ・ジョーヌとは、自転車レースで1位の選手だけが着られる栄光のジャージ)
人生の絶頂期にあった25歳の世界一の自転車選手が、すでに肺と脳にまで転移した状態の睾丸癌に襲われる。生存率20%以下の危機から、苦しい闘病生活を乗り越えて、3年後の1999年、自転車レースの最高峰ツールド・フランスで個人総合優勝で奇跡の復活を遂げる。翌年も2連覇し、現在も世界の一流選手として活躍している本人(アメリカ人)の著書である。・・・・・大きな勇気を与えられた。私には、レベルは全く違うが、山が待っている。
ちょっと心残りだったのが、「函館の飲み食い日記」を見て、近いうちに食べに行こうと思っていた「しすせそ」のしっぽくうどんと、「かしらや」の焼き鳥。
そこで、しっぽくうどんは、昼に食べてきた。フリーペーパー「Fu*La*La」のクーポン券利用で、1000円のセットが500円と格安。
焼き鳥は、お土産焼き鳥を買ってきて、焼きたて10分ものを夕食時に食べた。10本で500円は安い。そして、美味い!これで娑婆に思い残すことはない。出所の暁には、体力を取り戻すために、もっとご馳走をいっぱい食べよう!それも楽しみだ
明日からは、このブログも病室からの発信の予定。どんな入院生活が待っているのだろう・・・?
この間、多くの方々から、もの凄い数のブログへの励ましのコメントやメールや電話もいただいた。お守りも2個届いた。HPもそうだが、特にブログへのアクセス数が急増した。改めて人の情の温かさを再認識させられた・・・感謝、感動、感激。
これも、与えられた試練であろう。平成の大横綱貴乃花の言っていた「試練というのは、それを乗り越えられる人にしか与えられない」というフレーズが好きだ。若いのにいいことを言う・・・さすがだ。これまでの人生で、「ピンチはチャンス」と、多くの試練を乗り越えて、すべてプラスに転じてきた自負もある。今回も、その類であろう。まだ、リタイアしていられない。これを乗り越えたら、その先には新しい世界が広がっているはずだ。辛さも痛さも含めて非日常的な変化を楽しもう・・・
昔から、ピンチのときは、いつも最悪の場合を想定しながらも、いい方に考えて前向きに対応してきた楽天主義者だ。今回も、次のようなことが励みとなっている。
・自覚症状がない内にみつかったこと。(右結腸癌は自覚症状が出ないので、発見が遅れることが多いらしい)
・大腸癌は罹患者も多いが、それを克服して、今も元気に過ごしている人が多い。(大腸癌でよかった)
・いきなり余命3ヶ月を告げられた亡妻に比べたら、たとえ転移はあったとしても、まだまだ闘える余地がたっぷり残されている。(負けるはずがない)
・お世話になる五稜郭病院は、2006年データで大腸癌の手術実績は函館で1番、全道でも5番、その中核を担っているのが主治医となる評判の高いKo医師。(全面的な信頼を寄せることができる)
さて、ここ数日、トライアスリートのMAEさんが見舞いがてら持参してくれた『ただ、マイヨ・ジョーヌのためでなく』という本を読んだ。(マイヨ・ジョーヌとは、自転車レースで1位の選手だけが着られる栄光のジャージ)
人生の絶頂期にあった25歳の世界一の自転車選手が、すでに肺と脳にまで転移した状態の睾丸癌に襲われる。生存率20%以下の危機から、苦しい闘病生活を乗り越えて、3年後の1999年、自転車レースの最高峰ツールド・フランスで個人総合優勝で奇跡の復活を遂げる。翌年も2連覇し、現在も世界の一流選手として活躍している本人(アメリカ人)の著書である。・・・・・大きな勇気を与えられた。私には、レベルは全く違うが、山が待っている。
ちょっと心残りだったのが、「函館の飲み食い日記」を見て、近いうちに食べに行こうと思っていた「しすせそ」のしっぽくうどんと、「かしらや」の焼き鳥。
そこで、しっぽくうどんは、昼に食べてきた。フリーペーパー「Fu*La*La」のクーポン券利用で、1000円のセットが500円と格安。
焼き鳥は、お土産焼き鳥を買ってきて、焼きたて10分ものを夕食時に食べた。10本で500円は安い。そして、美味い!これで娑婆に思い残すことはない。出所の暁には、体力を取り戻すために、もっとご馳走をいっぱい食べよう!それも楽しみだ
明日からは、このブログも病室からの発信の予定。どんな入院生活が待っているのだろう・・・?
明日ですね・・・
そうですね・・・大自然が山が待っています。
雪の恵山、約束しておいて良かった・・・
先日の連休はスキー場の混雑を避け「日暮山」へスノーハイクでした。
いよいよ「きのこ退治」です。
雪の恵山は、私の退院を待っていると、今年は間に合いませんので、どうぞ、先に行って来てください。
娑婆に戻ってきて、ヨタヨタ歩きから再開できることを楽しみにしています。
無事生還されることを祈っています。
まだまだいろいろ教えて貰いたいことがあります。
2年前の3月、私もお腹を切りました。
早い時期に切ったおかげで今は山に行ける楽しみを知りました。
sakagさんが病名を告白したあと、なんだかぼーっとしていました。
無事に手術を終えて帰ってくる日を待っています。
ございました。
アームストロングは、その後前人未到の7連覇を達成して現役を退いたあとも、フルマラソンをサブスリーで走っているんですよ。
僕ら自転車乗りはその事を知っているので会長も乗り越えられるとみんな思っています。
それにしても貴乃花!
いい事言うなぁ!
今年は雨が少なくて香り良くあまずっぱい果汁がたっぷり入っています14-15日ねこが届けます。
祈る全快
花sakagさんも、やはり、人間だったのですね。
この世の中、病気なら、癌、高血圧など必ずどれかを体験しなくてはならないのかなぁ。
山なら、滑落、雪崩(ぼくのように九死に一生でしたが)その他・・・です。
死を意識すると生の深みの感じかたも違ってくるのかもしれません。
いずれにしても、まだまだ、やるべき事は沢山残っているので、お互いにがんばりましょう。
函館の病院にも良い先生が居るようで、絶対復帰できますよ! 自転車繋がりですがキヨシローも癌を克服した人です。 精神的に強いsakagさんもきっと大丈夫です。
案ずるより産むが易し・・・しっかり治してもらってまた山に戻ります。
○布施jrさん
アームストロング・・・多分私には必要のないあの化学療法の苦しさを乗り越えてですから凄いです。勇気をもらいました。
○法起坊見習いさん
毎年スミマセン。今では、しっかりと楽しみにしているくらいです。また、おいしい「いい予感」から元気をもらって、療養に努めます。
○minocchiさん
命にかかわるピンチから脱出できたnimocchiさんの幸運にあやかりたいものです。
○山ちゃりさん
山だけでなく、自転車もやられていたんですか?だから山ちゃりさんでしたか・・・。自転車をやられる人の間ではみんなアームストロングの奇跡を知っているのですね。
そのキノコをつまみに美味しい酒を飲みましょうね~
病室からの函館の町の景色を楽しんでください。
横津・東山とかが綺麗に見えるほうだと移りゆく景色が・・・・良いですよ。
私は蕎麦党だけど、「しすせそ」は行ってみたくなりました。近いうちに行ってきます。