癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

活火山の箱根山と大人気の金時山

2008年12月08日 | 登山・旅行
今回の山旅の最後は、富士山の南東側に位置し、隣り合う箱根山と金時山。これで富士山を全方向から眺めたことになる。

○箱根山(1438m)〈三百名山〉
 芦ノ湖の東側に位置する三重式火山の総称で、最高峰は神山。

もうもうと噴煙を吹き上げる大涌谷からスタートし、冠ヶ岳に寄って神山をピストンした。大涌谷の観光客は駐車場から溢れるほどいたが、山は下山後一組が上がって行っただけだった。

一等三角点と天照主大御神と刻まれた石碑が設置されている。展望は周りの木が邪魔であまり良くない。主峰の神山より大涌谷から直接荒々しく屹立する冠ヶ岳の方が迫力があり、存在感も強い。

登り、1時間10分。下り、45分。(妻同行)

下山後、名物の黒玉子と温泉饅頭をたべて、金時山へ移動。


○金時山(1213m)〈三百名山〉
 箱根外輪山の最高峰で金時伝説に因む山名である。手軽なハイキングの人気の山らしく登山道もたくさんある。確かに週末と勘違いするほどの賑わいに驚いた。登りで会った人と頂上にいた人を合わせると100人はいたであろう。これまでの自分の山歴で平日に出会った人の数は間違いなくトップである。


国道138沿いの仙石の金時山登山口から登り、公時神社口へ下り、国道を歩いて周回した。

頂上には営業茶屋が2軒もあるのにも驚く。さらに、この山名の由来となる金時伝説の記された説明板がたくさん設置され、標識の上にはかわいい金太郎の金属製の像が鎮座していた(画像)。頂上からは遮るもののない富士山を初めとする360度の大展望もみごと。また、公時神社の上に頂上が見え、境内には金太郎伝説にちなんだ大きな石製のマサカリが奉納されていた。

登り、1時間15分。下り、1時間10分。(妻同行)

下山後、途中で温泉に入り、ねぐらを求めて東京方面へ走る。首都圏には道の駅がなく、藤沢市の24時間営業の大型スーパーの駐車場に落ち着いた。