癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

最高の陽だまり登山・毛無山

2008年12月03日 | 登山・旅行
今日の毛無山(1945m)〈ニ百名山〉は、山梨と静岡との県境に連なる天子山地の最高峰で、富士山の西側に朝霧高原を挟んで対峙する山である。

今回の山旅でこれ以上はないと思われる快晴の下、静岡側の朝霧高原コースをピストンした。標高差1100mの岩混じりの急登の連続。富士山と朝日を背にひたすら我慢の登りであるが、振り返っては目の前の富士山に励まされる感じ。

頂上手前の南アルプス展望台からのみごとな連なりは、これまでにも増してすばらしいの一言(画像)。頂上からは、富士山の右側に見える伊豆半島の山と駿河湾の眺めも新鮮。

無風快晴の頂上は、まさに陽だまりで居眠りでもしたくなるような陽気。45分ほどのんびりする。

登り、3時間10分。下り、2時間05分(妻同行)

下山後、富士宮名物の焼きそばを食べるために反対側へ走る。麺の製法やだしなど独特の工夫があるらしく、これまでに経験したことのない美味しさだった。再び方向を変え、明日の櫛形山へ向かう。

最寄りの道の駅・とよとみに来たら、甲府盆地の南側に戻って来た。近くの高台にある温泉・みたまの湯からの甲府盆地と奥秩父の山並みの展望が素晴らしかった。

○毛無山考
今日の毛無山の由来は解らないが、我が道南にはアイヌ語のケナシに由来する毛無山が5山のほかに木無山と気無山も含めると8山もある。一昨日の三ッ峠山にも同じ読み方をする木無山があった。因みに毛無山は全国に20山ほどあり、今日の山はその最高峰だが、多くはアイヌ語が語源と思われる東北以北に多く存在する。果たして、この山の由来は・・・?
どなたか詳しい方はいませんか?