癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

雨上がりの御正体山

2008年12月02日 | 登山・旅行
御正体山(みしょうたいさん)〈ニ百名山〉は、山中湖の北東に位置する道志山塊の最高峰。「正体」は「神体」の意味で、昔は信仰の山として崇められ、講を作って登山していたと言われる。

四方から登山道はあるが、比較的短い白井平コースを林道終点からピストンした。

夜半から降りだした雨も朝方には上がり、天気予報では9時ごろから晴れの予定。山は見えなかったが天気予報を信じて8:20スタート。天候の回復を期待して、ゆっくりと歩を進める。どきどき上空に青空が覗き陽光は差すすものの最後まで晴れることはなかった。展望もないので、とくに変化もない登山道を黙々と登る。

頂上は、ガスがなくとも、一等三角点の山なのに周りが樹林に囲まれてほとんど展望は利かないようだ。平成16年に皇太子が登った記念プレートが立ち、その時に設えたと思われる似つかわしくないほど立派なテーブルとベンチが鎮座していた。それを二人占めにしてインスタントラーメンを食べただけでそそくさと下山開始。誰に会うこともなかった。

登り、2時間10分。下り、1時間10分。(妻同行)

下山しても、下界も曇ったままで山も見えず。予報はみごとに外れたまま。コインランドリーで一週間分の洗濯をし、途中の温泉に寄り、富士山の裾野をほぼ半周して、明日の毛無山登山口に近い道の駅・朝霧高原へ向かう。山伏峠を越えて山中湖畔に出たら晴れて富士山も見えていた。

○高い?山梨の温泉

山には温泉が付き物。山梨も温泉が多く探すのに苦労はない。価格の面から公営温泉を利用することが多い。しかし、申し合わせたように「地元市民300円、市外以外700円」が多い。差が大き過ぎない?

毎日のことだけに、500円か銭湯料金での価格に慣れている身にちょっと辛い。朝はご飯を炊いて、残りで昼のおにぎりを作り、夕食は外食以外は500円前後の弁当が基本の身には、風呂代はバカにはならない。

しかも、熱いお湯が苦手な自分にも、なぜか温く、浴室が寒いのも共通している。さて、明日からは静岡県に入るが、果たしてどうか?