「トルコはアメリカと緊密に協力する用意がある」貿易相

４月２８日　トルコのオメル・ボラト貿易相が、金曜、トルコはアメリカの新しい貿易政策を緊密にフォローし、密接な対話をつづけて協力する用意があると言いました。

　Hurriyet

ボラト貿易相はアメリカのハワード・ラトニック商務長官とジェイミソン・グリア通商代表と電話会議を行い、今後の貿易と経済関係の進展を話し合いました。

「会議は建設的でした。われわれはラトニック長官とグリア大使の就任に祝辞を述べ、わが国は両国の経済協力の 前進に強い意志を持っていることを強調しました」とボラト貿易相はX に書きました。

ボラト貿易相はまた、トルコのエルドアン大統領とアメリカのトランプ大統領が以前に決めた１０００億ドルの貿易量目標を実現する用意があることを、２人は再確認したと言いました。

「われわれはまた、エネルギー、インフラ、自動車、テキスタイル、衣料、農業、保健、デジタル経済、化学などの多くの分野での相互協力の強化を目標にすることを表明しました」と、ボラト貿易相は言いました。

アメリカの高官らは、アメリカにとって、貿易と投資のパートナーとしてのトルコの重要性を認識していると言い、アメリカは新たな分野での貿易量の増加に協力する用意があると語りました。

「われわれはまもなくラトニック長官とグリア大使と会談する予定です。その前に、トルコ貿易省とＵＳＴＲ（通商代表）間の技術的レベルで、来月、トルコ貿易・投資協議会を開催することで合意しました。トルコとアメリカは貿易量増加のための協力をつづけていくでしょう」とボラト貿易相は付言しました。

花の装飾のある石棺が古代都市ストラトニケイアで発見

２０００年昔のものと思われる、花輪で飾られた石棺が、西部ムーラ県ヤタアン地区の古代都市ストラトニケイアでの発掘中、発見されました。

　Hurriyet

ユネスコの世界遺産に登録され、「剣闘士の都市」として知られ、また、世界最大の大理石の都市のひとつでもあるストラトニケイアは、１９７７年以来、発掘がつづいています。

古代都市ストラトニケイアは、ヘレニズム時代、ローマ時代、ビザンティン時代だけでなく、オスマン時代、共和国時代も、重要な地域でした。

ストラトニケイアとラギナ発掘チームのリーダーであるビラル・ソーウト博士は「私たちは古代後期のアゴラを発掘しています。アゴラは政治、宗教、商業の中心の公共スペースで、周囲には公共の建物があります。ここで、私たちは、共同墓地から移されたと思われる、花輪（果実や花や葉で構成されたリース）で飾られた石棺を発見しました」と語りました。

この石棺はこの古代都市で見つかった石棺の中でも、最も美しいもののひとつだと、博士は言いました。「花輪は細部まで美しく細工されています。松かさや、ブドウのつる、オリーブの葉、ブドウ、ザクロ、ケシの花などが描かれています。隅に描かれた雄牛の頭からも、当時の豊かさや華麗さが想像されます」

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