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外交フォーラムはイスラエルの攻撃がつづくガザが議題の中心に

2024年03月02日 | 国際
3月1日 「アンタリヤ外交フォーラム」が、3月1日、ガザでつづく悲劇を重要議題として始まり、トルコのハカン・フィダン外相は、イスラエル=ハマス間の迅速な停戦をくり返し要請しました。トルコは、何十年もつづくこの問題の永続的解決の道を見出すための努力をつづけています。

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3日間のフォーラムには、19人の国家首脳、何十人もの外相、学者、シンクタンクが世界中から集まり、フィダン外相のスピーチで始まりました。

「ガザで起こっていることは、国際システムの合法の危機を明確に表わしています。ガザの姿は災害そのものであり、国際システムの偽善があからさまに暴露されています」と、フィダン外相は開会のスピーチで言いました。

イスラム世界、グローバル・サウス、西洋の知性ある人々を含む全世界が迅速な停戦を要請しているが、大量虐殺の実行者たちは、この叫びを聞く耳を持たないと、フィダン外相は語り、流血を終わらせるための外交の重要性を示唆しました。

「ガザの人々と同様、大量虐殺を阻止するために、なすべきことはなんでもします」とフィダン外相は言い、トルコは暴力を阻止し、永続的合意のための交渉を始めるためにベストを尽くすと強調しました。

「われわれは危機が始まったときから、中東諸国とともに責任を果たす用意はできていると、外相は言いました。


歴史的な「ブルグル・パラス」が文化センターとして再オープン

イタリア人建築家の設計による、112年昔の「ブルグル・パラス」が、イスタンブル市による広範な修復を終えて公開されました。

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この建物は、1912年、イタリア人建築家ジュリオ・モンゲリによって設計され、当初は「ボルル・ハビプ・ベイ邸」という名でしたが、「ブルグル・パラス」として人々に知られるようになりました。

建物は長い間、銀行の住居兼記録保管所として使われていましたが、その後、完全に放置されていました。2021年、イスタンブル市はこの建物を修復するために買い取りました。

修復後、歴史ある建物は、2月27日、新世代のための文化・展示センターとして、イスタンブル市民を迎えました。センターには、135席ある図書館、展示ホール、レストラン、多目的イベント会場、イスタンブルを望見できる展望テラスがあります。

イスタンブルのエクレム・イマムオール市長は、イスタンブル・ファティフ地区に立つブルグル・パラスのの前で行われたオープニングのスピーチで、歴史を守ることは文明の重要な指標になると語りました。「イスタンブルのような古い都市の歴史を守るには、慎重な姿勢で臨まなければなりません」


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