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トルコの学生の留学先はアメリカよりヨーロッパが人気になってきた

2024年03月29日 | 文化
3月28日 トルコの学生たちにとって、以前はアメリカ留学が圧倒的に人気でしたが、最近は経費も手ごろなドイツ留学希望者が増えてきています。

 Hurriyet

最近、イスタンブルで、30か国、200の教育施設が参加して、「IEFT国際教育・キャリア・フェア」が開催されました。フェアには15,000人が訪れましたが、学生たちの選択には大きな変化が見られ、ヨーロッパ、とくにドイツが、アメリカより人気になっていました。

IEFTフェアのディレクター、セリメ・トクオールさんは、この傾向を強調して語りました。「英国とアメリカとカナダはつねに希望者がいますが、近年はヨーロッパ諸国が人気になってきました。これはヨーロッパのほうが授業料が手頃で、また、ヨーロッパの大学は世界的にランクが高いためでしょう。とくにドイツは、戦略的な位置と、授業料無料の公立大学があるために、関心が高まっています」

ヨーロッパ諸国留学を希望する学生の希望が多い分野は、工学、ビジネス、コンピュータ科学、医学です。このフェアには、中国、日本、韓国などのアジア諸国からの参加者も見られ、ヨーロッパの上質な教育と奨学金のチャンスに関心が高まっていることがうかがえました。


   カッパドキアで修復が始まった

トルコの代表的な観光地カッパドキアで、自然の不思議をさらに何千年も守っていくために、4つの「妖精の煙突」の修復作業が始まりました。

 Hurriyet

修復と保護活動は、ネヴシェヒル県ユネスコ世界遺産の「カッパドキア地帯局」の管理下で行われています。緊急に保護が必要なものとして、まず最初に、早急な処置が必要と思われる4つの「妖精の煙突」の修復から始まりました。専門家の委員会は、次の段階では、さらに9つの「煙突」の修復を決めています。

「カッパドキア地帯局」のビロル・インジェジキョズ局長は、科学的な方法を使って、これらの地形を安全に守る包括的なプロジェクト計画を語り、このプロジェクトは重要な文化遺産を守るためだけでなく、生命や資産のリスクを守るものでもあると付言しました。

「私たちは、この地域のユニークな資産価値を次なる世代に移譲し、その生命を延長させ、生命と資産の危険を阻止するために、科学的方法によって決められた保護対策を行います」と彼は言いました。

修復過程には、綿密な記録作業や、新しい岩山の認定、煙突内のスペースの分離のような構造上の問題への対処などがあります。インジェジキョズ氏は、「煙突」の寿命を確保するためには、綿密な科学的処置が必要だと強調しました。この作業によって、「妖精の煙突」の寿命は何千年も延びるだろうと、彼は言いました。

修復が完了したら、国内外のツーリストたちは安全な環境で、若返った「煙突」を探検できるだろうと、インジェジキョズ氏は言いました。「カッパドキア地帯局はこの地域の文化・自然遺産を保護し、次の世代へ移譲することを託されています」


   「ときどきダイアリー」ヘ




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