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古代都市の巨岩を“宝探し屋”が2つに割った

2017年12月04日 | 文化
12月6日 トルコ西部マニサ県ユヌスエムレ地区にある古代都市アイガイの巨大な岩を、宝探し屋が割ってしまいました。

 Hurriyet

マニサ・ジェラル・バヤル大学考古学部のユスフ・セズギン准教授によると、宝探し屋は、古代都市の、高さ8メートルの岩を“特別のテク”を使って割ったようです。「宝探し屋たちはドリル式の機械を使って、岩石を割りました。私たちは警察の通報を受け、調査を開始しました。私はなぜ岩が割られたのかわかりません。おそらく彼らは岩の中に、なにか価値のあるものがあると思ったのでしょう」

セズギン准教授は、古代遺跡と自然の美しさが同時に破壊されてしまったと言いました。「この岩がここにあることに意味があるのです。おそらく古代人は意図的にこの岩をここに置いたのでしょう。私たちの推測にまちがいがなければ、これらの岩は地母神キベレを象徴しています。岩の前面がテラスになっていることが、私たちの推測の裏づけです。しかし、岩が割られて、この推測も消え失せました」

2800年の歴史を持つ古代都市アイガイは、西部アナトリアのアイオルの人々が築いた都市のひとつです。BC8世紀、アイガイは、ヘロドトスが記録したイオニアの12都市のひとつで、“ネムルート城”とも言われていました。古代都市アイガイはヘレニズム時代、重要な交易センターでした。


「国際坑夫の日」に坑夫らが死んだ仲間たちのために祈った

12月4日、「国際坑夫の日」に、全国の坑夫たちが、事故でなくなった仲間たちのために祈りました。

Hurriyet

炭鉱労働者組合員と仲間たちが、西部マニサ県ソマ地区の共同墓地を訪れました。2014年、ソマで、トルコ史上最悪の事故が起こり、301人の坑夫が炭鉱の崩壊でなくなりました。
「坑夫の皆さんは、職場の安全に、一層の注意をしていただきたい」と組合員の1人タメル・キュチュクゲンジャイさんが共同墓地で語りました。

黒海地方ゾングルダク県の、国営の無煙炭会社(TTK)の施設内でも、労働者たちが仲間たちのために追悼式を行いました。ゾングルダクでは、2010年5月17日、坑内でメタンガスが爆発し、30人の坑夫がなくなりました。

鉱山労働者組合のアフメト・デミルジ議長が犠牲者の家族に哀悼の言葉を述べました。NGO「労働者の健康と労働の安全協会」の発表によると、2017年1月~11月、84人の坑夫がなくなっているそうです。死亡事故のほとんどは亜炭、無煙炭、大理石、石、銅の鉱山で起こっています。トルコの炭鉱の中心ゾングルダクでは、死亡事故が最も多く起こった場所です。

最大野党・共和人民党(CHP)のメフメト・テュム議員は、「トルコの鉱山の労働条件は、ヨーロッパより100年遅れている」と言っています。


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アナトリアの古代史がオペラに

2017年12月04日 | 文化
12月5日 犯罪小説で知られる作家アフメト・ユミトの小説を脚色したオペラ「ニナッタ」が、12月2日、カドキョイのシュレイヤ・オペラ劇場で初演されました。

 Hurriyet

イスタンブル国立オペラ・バレー劇場(IDOB)の美術監督スアト・アルカン氏は、「ニナッタ」はユミトの2006年作の小説「ニナッタの腕輪」を脚色したオペラだと言いました。この小説は、アナトリア北中部に存在したヒッタイト帝国と古代文明の物語です。

「大望を抱く王たちの領土への執念。血で書かれた歴史。望みのない恋情。愛を罪と思う若い女性」と、オペラのウエブサイトは読者の興味をそそることばを並べています。アルカン監督は、このオペラの作曲はエヴリム・デミレル、演出はメフメト・エルヴェギュンと言い、このオペラはユミトとデミレルにとって、初のオペラだと付け加えました。

ユミットは犯罪小説「パタサナとベイオールのラプソディ」で最も知られた作家です。「オペラは私たちにとって、とてもエクサイティングでした」と彼は言いました。アルカンによると、エルギュヴェンはこの作品を“近代的な、さまざまな”アプローチで演出しているそうです。「このオペラは、何千年も昔に起こった物語の観念的な解釈です」


「NATO同盟国の“完全な連帯”を要請する」トルコNATO代表

「トルコ政府は、テロとの戦いで、同盟国に“完全な連帯”を要請する」と、トルコのNATO常任代表ファティフ・ジェイラン氏が言いました。

Hurriyet

ジェイラン代表は、ブリュッセルで行われる外相会議の前に、アナドル通信に、「トルコはイスラム国(ISIL),クルド労働者党(PKK),革命の人民自由党/フロント、フェトフラリスト・テロリスト組織(FETO)によるテロの脅威にさらされてきたと言い、NATOの同盟国に、完全な連帯と団結と誠意をもって行動するよう要請しました。

代表はまた、12月5日、6日のNATO会議は、対テロ戦に関するわが国の微妙な立場を発表する舞台とチャンスを、わが国に与えてくれるだろうと言いました。

ブリュッセル会議では、NATO=EU関係、NATO=ジョージア関係、北朝鮮、ロシア、テロとの戦い等が中心になるだろうと、ジェイラン代表は言い、共通の脅威に対する安全保障強化のために、NATO=EUの協力が進展することを、トルコは支持すると、彼は付言しました。


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