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ダウトオール首相が別れのツアーをつづけている

2016年05月17日 | 国内
5月17日 ダウトオール現首相は、職を辞すに当たって、上級官僚や側近者に別れを告げるツアーをつづけています。

 Hurriyet

首相とサレ・ダウトオール夫人は5月15日、首相オフィスでレセプションを開き、側近者や要人らを招いたと、16日、アナドルニュースが報じました。

「トルコ共和国の首相であったこと、7800万人の国民の責任を負っていたことは、生涯最大の栄誉あることでした。神に感謝します。私は大きな責任を負い、20か月、懸命に働いてきたことを誇りに思います」と、ダウトオール首相はレセプションで言いました。

ダウトオール首相は現政権・公正発展党(AKP)と政府の主導権を後継者に譲ることになりました。後継者は5月22日、アンカラで行われる党の臨時総会で選出されます。首相と夫人は、首相府の職員たちに、20か月のサービスに感謝のことばを述べました。「私たちは家族のように、ともにありつづけましょう」と、彼は言いました。

5月16日、ダウトオール首相は、リュトフィ・エルヴァン副首相らとともに、イスマイル・カフラマン国会議長に別れを告げました。AKPの議員たち、知事たち等々、首相はまだ別れの挨拶をつづけます。


東トルコで、幹部1人を含むIS戦闘員7人が捕まった

 東部エラズー県で行われた対テロ同時作戦で、幹部1人を含む7人のイスラム国(IS)戦闘員が拘束されました。

 Hurriyet

16日、対テロ警察は6か所の同時作戦を行い、ジハーディスト組織の容疑者7人を拘束しました。拘束された者の中に、ISの幹部で、組織の処刑者をしていたF.S.もいました。容疑者らの住居を捜索して、ISに関する膨大な書類も押収されました。

容疑者は全員、「エラズー訓練・研究病院」で健康チェックを受けた後、県警察署に連行されました。

27人のIS戦闘員が殺害された
 15日、北シリアで、トルコ軍の砲撃と、アメリカ主導連合軍による空爆で、イスラム国(IS)の戦闘員27人が殺害されました。
 Hurriyet

トルコ軍の砲兵隊は、偵察・監視機が見つけた、アレッポー北部のISの拠点に、多くのロケット弾を発射しました。一方、連合軍の戦闘機は3回の空爆を行いました。軍情報によると、これらの作戦で27人の戦闘員が殺害されました。ジハーディスト・グループが使っていた5か所の防衛拠点と、2か所の武器庫も破壊されました。

最近、トルコ南部国境のキリス県にISのロケット攻撃がつづいていましたが、トルコ軍は北シリアで、アメリカ主導連合軍とともに、ISに対する越境作戦を強化しています。


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