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イスラエル軍に殺されたトルコ系アメリカ人活動家の葬列に何百人もが参加

2024年09月09日 | 国際
9月9日 ヨルダン川「西岸」ナブルス市で、月曜、何百人ものパレスチナ人が、イスラエル軍に殺されたトルコ系アメリカ人活動家アイシェヌル・エズギ・エイギさんに別れを告げるために集まりました。

 Hurriyet

葬列はナブルスのラフィディア政府病院を出発し、参列者たちは通りを歩きながら、イスラエルの行動を非難するスローガンを叫び、外国人支持者たちを讃えました。

参列者たちは、ナブルス県のガッサン・ダグラス知事のリードで、葬送の祈りを捧げました。参列者の中には、パレスチナの指導者たちも、一般市民もいました。

トルコとアメリカの二重国籍を持つ26歳のエイギさんは、占領された「西岸」の町ベイダで、イスラエルの不法移住に抗議しているとき、イスラエル軍に撃ち殺されました。

検視報告書は、エイギさんの死因は、イスラエル軍の射撃手が彼女の頭部を狙って撃った弾丸によると述べています。エイギさんの遺体はトルコに運ばれると思われます。


ヴァンのアクダマル島の 教会が第12回ミサを行った

ヴァンのアクダマル島にある1100年昔のアルメニア教会「アクダマル教会」が、9月8日、第12回特別ミサを行いました。

 Hurriyet

9月の第2日曜に行われたこのミサに出席するために、トルコ内外から何十人もの人々がアクダマル島に集まりました。ミサに出席する人々は、アクダマル桟橋から小舟で運ばれました。

第85代トルコ・アルメニア総主教サハク・マシャリヤン師が主宰したミサは、午前11時、ドルタド・ウズンヤン神父の司宰で始まりました。

イスタンブルからやってきたタマラ・テリさんは、この日を夢見ていたと語り、彼女にこのチャンスを与えてくれた人々に感謝すると言いました。

イスタンブルから来たもう一人の参加者ザロク・ケチェジさんは、「ミサに出席した感動は大きかった。このような歓迎ムードをつくってくれた当局に感謝します」と語りました。

トルコ文化観光省は、2005年、中世のこの教会に昔日の栄光を取り戻させるために、修復作業を始め、2007年に、この教会をモニュメント博物館としました。2010年には、95年ぶりにミサが行われました。


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トルコ系アメリカ人女性活動家殺害に精査を求める声が上がっている

2024年09月09日 | 国際
9月8日 「西岸」のナブルスでイスラエル兵らによって殺害された、26歳のトルコ系アメリカ人活動家の死に関して、独自の調査を要求する声が上がり、ワシントンやシアトルでデモが行われました。

 Hurriyet

9月6日、ベイダ町のイスラエル人の不法移住地で、デモに参加していたアイシェヌル・エズギ・エイギさんは、イスラエル軍に射殺されました。

トルコと国連を含む国際社会は彼女の殺害を非難し、怒り、説明責任を求めています。英国の報道官も「深い哀悼の意」を表明しました。トルコのエルドアン大統領も、この殺害事件を非難し、エイギさんの母親に電話で哀悼の意を伝えました。

アメリカのアントニー・ブリンケン国務長官は、アメリカ政府は、西岸占領に反対する活動家をイスラエルが殺害したことについて、「必要な行動」をとると語りました。

「われわれはこの悲劇的な死を遺憾に思う」とブリンケン長官は記者団に語りました。アメリカはイスラエルに反対する行動をとるかと尋ねられた国務長官は、「まずなにが起こったのかを正確に調べ、それから必要な結論と結果を引き出そうと思う」と答えました。

エイギさんの検視報告書は、彼女がイスラエルの射撃手の弾丸を頭部に受けて死亡したと確認していると、土曜、ナブルスのガッサン・ダグラス知事は言いました。


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