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トルコ出身の女性心臓外科医が「フォーブス」の表紙になる

2022年10月23日 | 観光
10月24日 ヨーロッパで初めて人工心臓を移植した女性心臓外科医ディレキ・ギュルソイさんが、世界的に知られる雑誌「フォーブス」のドイツ版、11月3日発売号の表紙になります。

 Hurriyet

「私は12年間、人工心臓分野の研究をしてきました。世界的に有名な雑誌「フォーブス」の表紙になるのは名誉なことと思います」とギュルソイさんは言いました。彼女は同誌に、ドイツのチームとともに設立する心臓病院に関する情報を発表したと言いました。

「心不全はきわめて重要な問題です。臓器提供者は多くありません。ですから、人工心臓の研究は重要視されるべきで、 予算ももっと当てられるべきです」とギュルソイさんは言いました。「私は人間と動物で多くの経験を積んできました。人工心臓は、とくに女性にとって、重要なものです」

ギュルソイさんは若いとき、父親を失い、40年間働きつづけて子供たちを育てた母親を尊敬しており、自身も家族を大切にしていると言いました。「私は家族と過ごす時間が大好きで、母と多くの時間を過ごしています。今日も母の話を聞いてきたので、とても快調です」

ギュルソイさんは、黒海岸のオルドゥ出身で、ドイツに移住した労働者の娘として、ドイツのノイスで生まれ、2003年、大学を卒業しました。2019年、ギュルソイさんは、ドイツで最も名誉あるヴィクトレス賞とドイツ医学賞を受賞し、「今年の医師」にも選ばれました。

ヨーロッパでも有名な医師の1人ギュルソイさんは、ドイツ・デュッセルドルフのクリニック・ベル・エタージュの医師長として研究をつづけています。


フィンランドのNATO加盟について協議が始まる

フィンランドの高官らが、10月25日、アンカラを訪れ、同国のNATO加盟について話し合いが行われると、ミリエット紙が報じました。

Hurriyet

フィンランドの法務省の代表が、トルコ外務省の外交関係のトップ、カスム・チチェキ氏と会談するでしょう。

フィンランドと隣国スエーデンは、ロシアのウクライナ侵攻によって、長年の軍事的中立を放棄し、NATO加盟を申請しました。NATOに加盟するには、トルコを含む全加盟国の承認が必要です。

エルドアン大統領は10月20日、スエーデンのウルフ・クリステルソン新首相とアンカラで会うことに合意したと言いました。「スエーデンの新首相が面会を求めてきた。私は予定を入れるよう指示した・・・わが国で、NATO加盟問題について話し合うことになるだろう」と、大統領はNTVテレビで語りました。

「トルコ政府の立場は変わらない。トルコはスエーデンとフィンランドに、トルコ当局が求めるテロリストを引き渡すことを要請している」とエルドアン大統領は言いました。スエーデンのトビアス・ビルストロム新外相は、スエーデン政府は「NATO加盟を最優先とする」と言っています。

トルコはスエーデンとフィンランドに、NATO加盟を望むなら、トルコのテロとの戦いを具体的に支持するよう勧告してきました。

トルコとスエーデンとフィンランドは、6月29日、NATOサミットで、両国のNATO加盟のための覚書に署名しています。3国の協定では、スエーデンとフィンランドは、あらゆるテロ組織に対して、トルコに協力することを条件としています。


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