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コロナウイルス警戒の中で、ラマザンが始まった

2020年04月25日 | 国内
4月24日 世界的なコロナ・パンデミックの中、4月23日夕べ、世界中のムスリムが聖なる断食月ラマザンに入りました。ラマザンは5月23日に終わります。

 Hurriyet

トルコのラマザンは、31県の4日間のロックダウンの中で始まりました。外出禁止令は週末まで続きます。信心深いムスリムは、毎日、夜明けから日没まで、飲食も、喫煙もしません。

トルコの宗教庁(ディヤネット)は、4月14日、ラマザン中の断食は、コロナ・パンデミックのために延期できない宗教上の義務だと言いました。宗教庁はまた、専門家の意見に言及し、断食は健康な人にとっては危険はないと言いました。

内務省は4月23日、ラマザン中のコロナウイルス対策に関する回状を出しました。回状によると、人々が集まるイベントや、イフタル(ラマザン明けにとる食事)を提供するためのテントは禁じられました。内務省は屋外でのソシアル・ディスタンスを維持するために、断食の前と後にとる食事イフタルとサフル中は、必要な警戒が行われると言いました。また、ラマザン中に行われる墓参でも、ソシアル・ディスタンスを守るよう警告しています。


エルドアン大統領tメルケル首相がCOVID-19(コロナ)について話し合った

4月24日、トルコのエルドアン大統領とドイツのアンゲラ・メルケル首相が電話で、コロナウイルスとの戦いについて話し合いました。

Hurriyet

両首脳の電話会談では、両国間の問題と、コロナ・パンデミック後にとられるべきステップが議題になりました。


トルコはラマザン前に3000人余の市民を諸外国から帰国させた

コロナ・パンデミックの中、トルコ政府の主導で、3000人以上のトルコ国民が、4月23日、世界中から帰国しました。

 Hurriyet

帰国者らは、災害緊急管理局(AFAD)による健康チェックを受けた後、隔離のために数都市の宿舎に送られました。363人のトルコ市民を乗せて、アゼルバイジャンの首都バクーを発ったトルコ航空の特別機は、黒海岸のオルドゥに着きました。また、182人のトルコ国民がスーダンを発ち、バトマン県に着きました。

アゼルバイジャンから344人の市民を連れ帰った飛行機は、ガジアンテプ県に到着しました。さらに、509人がドイツからのフライトで帰国し、アンカラとアダナに着きました。彼らの中にはトルコ市民の家族を伴ったドイツ国籍者50人もいました。ヨルダンからは166人のトルコ人が帰国し、黒海岸のサムスンに着きました。ロシアから帰国した188人は黒海地方のカスタモヌーに着きました。スペインからの150人は黒海岸のアマスヤに着きました。

ウズベキスタンからは291人、サウジアラビアからは295人、オマーンから249人、カナダから349人が帰国しました。また、トラブゾンの宿舎で14日間の隔離生活を終えた217人が、それぞれの家へ帰りました。さらにトルコは、4月24日、2588人の市民を数か国から帰国させました。


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